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ロードレース落車後対応メモ

事故の詳細はこちら。

情けないミスを振り返ることによって、事故自体は反省できたと思う。

おかげさまで自分比では、Twitterから、400ちょっとのフォロワーにも関わらず140いいねいただくなど、落車自体に対しての感度の高さがわかる。

本記事では、万が一怪我をした方が一刻も早く回復することを目指して、参考になりそうな情報をまとめておく。

自分は術後良好なので、きっと対応が良かったものと思っている。医師でも看護師でもないので、あくまで患者目線での感じたこと、聞いたことを元に発信している。悪しからず。

このnoteを読まなきゃ!という機会が生まれないことが一番だが、もしもの時に何かの役に立てば。

おおよそのスケジュール感は
日曜日 骨折
月曜日 通う病院や入院・手術のスケジュールが決定
火曜日 入院
水曜日 手術
木曜日 退院
という流れ。今日で骨折からちょうど1週間。

事故直後

レース会場から担架で運ばれ、病院搬送後から。
そこでは遠慮なくチームのジャージを切ってもらい処置してもらう。脱ぐのは無理。落車していればジャージもボロボロなはずなので変なところでケチらない。

後で見たらこんなん

病院でやってもらってよかったのは
①クラビクルバンドを巻いてもらったこと
②宛名空欄で紹介状を書いてもらったこと

①クラビクルバンドを巻いてもらったこと

おそらくほとんどの病院で鎖骨折ったら巻いてもらえるもの? 鎖骨が折れた場合、猫背になって肩が内側に入ることで、折れた鎖骨がよりズレてしまう。こうなるのは良くないのでバンドで締めて常に胸が張るように。

3日後まではこれがないとしんどくて、一度シャワーを浴びる時に外したら痛いのなんの。支えにもなり、治りを良くするためには必須アイテムかと。

あんま上手く巻けてない

入院してから看護師さんに巻き直してもらったが、後ろから見て中心で固定されているかが大事とのこと。ちょっと痛くてもキツめに締めるのが吉

②宛名空欄で紹介状を書いてもらったこと

救急車で運ばれたのは平塚市民病院。都内在住なので通院には遠く、かつ日曜日だったため当日の手術は難しいとのこと。

そうなると通いやすい病院を改めて探すことのなるのだが、紹介状だけでも書いてもらうことをオススメする。

領収書のように宛名空欄でも行ける(病院によるらしい)ので、一概には言えないが、あることによってその後がスムーズになったのは事実だと思う。

自分から希望したわけではなく、救急の常識なのかもしれないが、もし何かの参考になれば

入院まで(主に擦過傷の話)

骨折してから入院までの丸2日は無限に感じるほど長い。特に寝るのがどんな体勢でも苦しい。この間に出来るのは1つ。擦過傷の処置だ。

ただ振り返ってみると良くなかったこともあったので残しておく。

まずは痛くても体液を水洗いし、大きな汚れを落とす。病院でおおよその消毒は終わっているだろう。

自分がやったのは下記3種類
①キズパワーパッドほか、既製品
②特用の湿潤療法用グッズ
③ワセリン&ガーゼ&フィルム

①キズパワーパッドほか、既製品

湿潤療法と聞いてまず先に思いつくのがこれだろう。

有名なやつ
こんなやつも

ただ、この方法のよくないところはとにかくコストがかかりすぎること。上記の商品はどちらも1000円近くしてしまい、かつカバーできる範囲も大きくはないため、傷の状況によっては1箇所に数枚を貼り合わせることもある。そんな傷が3〜4箇所あればあっという間に5,000円だ。

しかもこの製品、粘着力は強いのだが、特に怪我した直後、身体からの滲出液が多い状態ではその液を留めておけず溢れてきてしまう。

こんな感じでぎりぎり。しかも漏れると汚い

自転車のように、薄く広く怪我した箇所には、使うタイミング・コスト的に自分は次はやらないなと思った。

②特用の湿潤療法用グッズ

①よりコスパ面で◎。キズパワーパッドと原理は似てて、徳用サイズで売られてるもの。

Amazonで「ハイドロコロイド」と調べればいくつか見つかるだろう。例えばこんなの
ハイドロール
ハイドロコロイド絆創膏

①よりは良いのだが、相変わらず滲出液問題には悩まされ、かつ柔軟性が③に比べると乏しいので肘や膝などの可動部には向かない。

③ワセリン&ガーゼ&フィルム

そしてたどり着いたこれ。
病院で擦過傷の治療をしてもらう時は全てこれだった。

ワセリンはいわゆるワセリン。ガーゼに皮膚がくっつかないようにしつつ、保湿の役目を果たすため、惜しまず、1mmくらいの厚さで割り箸などでガーゼに塗る。

ガーゼは徳用ロール買っても良いのだが、衛生面も考慮して小分けのがおすすめ。それでも100円とかしか変わらないし、①②に比べたら安いもん。

ワセリンガーゼをワセリン面を傷側にして乗っけたら、そこを覆うように防水フィルムを貼る。

この防水フィルムが肝で、いくつか使ったが、物によっては皮膚が呼吸できないくらい圧着されたり、剥ぐ時に腕毛全部持っていかれたり、別の辛さあり。

フィルムばかりは病院で貼ってもらったこれ一択

skinix(スキニックス) skinix エアウォール ふ・わ・り 超・ゼロ感覚フィルムドレッシング 100mm×5m MA-E5100FT 透明

長さと幅がいろんな種類あるのでそこはお任せで。これが一番伸縮性あってちょうど良い。

フィルムで固定(肘)
膝曲げ伸ばししてもいい感じ

入院中

基本的に病院におまかせ。快適そのもの。アメニティは借りた方がいいくらい

前あきのパジャマは楽でいい

今回、チーム員の遠藤さんに教えていただき、川崎第一病院の山崎先生に手術していただいた。

術前後のレントゲン写真

競輪選手御用達らしく、鎖骨手術のプロ。自分も写真の通り、ワイヤーを入れてもらって全治3週間(体感翌日からかなり動ける)。手術跡も針金の入口と出口の5mm程度のみ。

退院後

手術後はクラビクルバンド付けないので、肩を使い過ぎないように日常生活は注意。

あったらいいものは強いて言うならTシャツはサイズ大きめのがあると◎

擦過傷処置はコストも安いし、膿んだら嫌なので1日1回ガーゼ交換(病院も毎日処置だった)。1週間経過時点の状態は明日からガーゼも取っていいかな?という具合で順調に回復

効くかは分かんないけど、栄養のあるもの食べようと思って、飲むヨーグルトとか、煮干しとかエビオス錠を摂取してみる。まぁ気持ち的な話。

まとめ

怪我はしないに越したことないけど、骨折したとしてもワイヤーやらプレート入れていただけたら手術後には痛み軽減されるし、擦過傷も1週間も経てば不快さはほぼゼロになる。

繰り返しになるが、このnoteを読まなきゃ!という機会が生まれないことが一番だが、もしもの時に何かの役に立てば。

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