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ツール・ド・おきなわ2019回想録 マシン&ウェア編

本番の使用マシンとウェア類は下記の通り

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<マシン>
フレーム:LOOK 795 BLADE RS 
※ステム:純正120mm
ホイール:MAVIC cosmic pro carbon SL UST
タイヤ:MAVIC YKSION PRO UST 25c 
コンポ:ULTEGRA R8050
※クランク:fc-9000 52-38 170mm
※カセット:cs-8000 12-28T
※BB:ウィッシュボーン
チェーン:CN-HG901 11s
ハンドル:fi'zi:k Cyrano Handlebar R3 Snake 400mm
バーテープ:Lizard Skins DSP1.8mm Black
サドル:fi'zi:k aliante large
ペダル:Shimano PD-R9100
パワーメーター:Pioneer
サイコン:CA600

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(photo:ヤギさん)

<ウェア>
ヘルメット:OGK AERO R1
アイウェア: Oakley jawbreaker
ジャージ:Sunvolt セパレートエアロワンピース M
グローブ:Sunvolt チームロゴグローブ
ソックス:Bioracer ACC ソックスエアーストライプ L
シューズ:Bont Vaypor S 43(青クリート)
心拍系:Garmin & airfit

1.とことんエアロ

RXは、エアロじゃないと容赦なく指摘されます。マジです。

エアロと言っても純粋にそういった機材に課金せよ!というわけでは決してなく、折角積み上げた苦しい練習を最大限発揮できるように「ちょっとした無駄」を見過ごさないように、という意識付けです。

1−1.ゼッケン

ゼッケンの付け方は最たるモノ。
既に有名ですがニットー5000の両面テープ+安全ピン複数使用で完全密着するようにしました(もうちょっと安全ピン詰めて留めても良かったかな)

1−2.airfit

あとはairfitも大きいですね。当日も入ってましたし、今年はロング練の時も惜しみなく何度も使っていました。空力というよりストレスフリーさがとにかく快適、手放せません

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1−3.エアロロード

もちろん機材として、こだわれるところもこだわります。昨今のエアロロード流行は皆さん御存知の通り、自分の選んだLOOK 795 brade RSもいわゆるエアロロードです。ホイールはオールマイティに使える40mmを(正直普久川の登りもあり、後半のアップダウンもありで、40mm前後が一番マッチするんじゃないでしょうか)。今年の5月にNewフレームを選ぶ時からおきなわ向けかどうかを基準に考えたので間違ってなかったかな?

1−4.すね毛処理

あとはすね毛。
誰も興味ないと思いますが自分はそれまで愛用していたシックの5枚刃を今回ジレットに変えました。きっかけはこれ

実際オレンジのボールのおかげ(?)で非常にスムーズに剃れ、ノーストレス。カミソリ負けもありませんでした。買って良かったです。

1−5.エアロソックス

ほぼぶっつけ本番で使ったにも関わらず、かなり脚元のコンプレッションと風が抜ける感覚(主観です)を感じることが出来たアイテムです。後ろから見ても非常にいい感じでした(糸井さんの動画、非常に参考になっています、ありがとうございます)

1−6.シューズカバーは……?

とことんこだわるならダイヤルを覆うシューズカバーという選択肢もあったんですが、自分は非常に発汗量が多いのでなし。それでもレース後にはこのシオシオっぷり(汚くてすみません苦笑)

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(photo:ヤギさん)


2.トラブルを少なくできるか

沖縄当日もライバル達の機材を見るとダンシングの度にパキパキヘッド周りがなっていたり、チェーンのドライブ音が大きかったり、きっとパワーロスしているんだろうなぁというマシンに乗っている方がいました。

十分に診てもらった上であればいいのですが、気になる部分があれば決して曖昧にするべきではないと思います。機材スポーツですし、命を乗せて走っている機材、普久川の下りは70km/hを超えますし、サンゴ(隆起珊瑚石灰岩(コーラルリーフロックというやつらしい))が含まれた沖縄の路面は東京の道路に比べると滑りやすいため不安がある状態で走るべきではないです。

自分は幸いお付き合いできる自転車屋さんと巡り会えたため、違和感を感じたらすぐに持っていき、ここがこうおかしい感じがするのですが診ていただけませんか?と日頃からコミュニケーションを取るようにしています。

メーカー推奨でチェーンは◯km、タイヤは◯kmと目安の走行距離はあるものの、個人的にはできればチェーン・タイヤくらいは新品で臨むべきだと思います。

自分は機材(メカニック)について自信がなく、基本的にトラブルが起きないことを最優先しているので、保守的すぎるかもしれませんが、今年の5月にGDRからLOOKに乗り換えて以降、途中で変更したのはバーテープのみ(fi'zi:k→lizardskin)でした。タイヤもペダルもサドルも何も変えずに、とにかく自分自身のアップデートの方に意識を向けていました。

もちろん、機材スポーツですからそれ自体がとても楽しいのは分かるつもりですし、新しいものが気にならないわけではないのですが…… 少なくともレース直前1ヶ月で新しいものを導入する勇気は自分にはなかったです。とにかく使い慣れたものでトラブルを最小限に抑えることが自分にとってはベストだと考えていました。

実はビオレーサーのエアロソックスは前日に購入したので、実践での使用はゼロ。宿から道の駅と普久川麓への試走で使ってみて、いざ合わなかった時のためにスタート地点までいつものRxLソックスも持って行っていました。そのくらい慎重に、トラブルがないように…というのを考えていました。


3.一工夫

3−1.レースへの移動服

細かすぎですが、レース前はとにかく自分が着てて気持ちいい服を着るべきだなと。パーカー好きですし、スウェットが一番楽なのでどのレースに行く時もそれ着てます。ブリーズライトも沖縄入りしたら付けるようにして睡眠の質を上げようとしています。

あとはスニーカーもチームカラーでオーダーして…これは快適さというより願掛けですね

3−2.快眠グッズ

ブリーズライト、アイマスク、耳栓、マスクなど、沖縄入りしてからは体調を崩さないことと睡眠の質のために課金しました。


3-3.ライト

これはレース前、1年間を通してなのですがフロントとリアのライトは日夜問わずつけて練習をしていました。使っていたのはこのボントレガーのライト。正直ライトに2万円って高いと思っていましたし、安いやつでも問題はないと思います。ただ、何より安全第一。車に対して自分を示すためにも今後もライトの点灯は徹底しようと思います。皆さんも是非。これが一番オススメです。


細かい記事にお付き合いいただきありがとうございました。笑

ただ、ロードレースはわずかな差が大きな差になる競技だと思うので、出来ることはとことんやって、小さなことを一つ一つ積み重ねていくしかないと思っています。特別なことよりも着実なことを毎日続けていきます。

次は食事編? 気長に待っていただければ幸いです。
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