二郎系ラーメンとの出会い
男たるものラーメンとは切っても切り離せない関係。
そんなラーメンの中でも一際異彩を放つジャンルがある。
二郎系ラーメン
私自身、ラーメンの中では二郎系が一番好きだ。
そんな二郎系ラーメンとの出会いを書いていこうと思う。
二郎系ラーメンと出会ったのは確か高校2年生の頃。
期末だか中間テストで学校が半日で終わり友人達と昼ごはんを食べようとなった。
学校のすぐ側にあった松屋でもよかったが、友人の1人が景勝軒にしようと声をあげた。
景勝軒とは群馬を中心に展開している二郎系ラーメン店のこと。
なんでもよかった私はその友人についていくことにした。
高校から自転車で20分ほどで店舗に到着。友人におすすめされるがままにふじ麺を注文。そして席にラーメンが届いた。
衝撃だった。
普通盛りを頼んだはずが大盛りのような量、
そして大量のモヤシ。
スープには背脂がこれでもかと浮いていて、麺は太麺。
今まで普通のラーメンしか食べてこなかった身としては同じラーメンには見えなかった。
いざ食べてみたら独特のスープに食感のある太麺。
確か半分ぐらいしか食べられなかった。
お店の方には申し訳なかったが残して退店し、もう2度と行くもんかと思ったのが最初の感想。
帰りの電車、最寄り駅から自宅までの道中吐き気との戦いだった。
しかし、不思議なことに次の日になるとまた行きたくなっているのだ。
あれだけ苦しい思いをしたはずなのに、口の中はあのラーメンになっている。
あのラーメンには麻薬かなにかの依存性が強い物質が入っているはず。
この日をさかいに私はジロリアンとなったのだ。
それからは景勝軒以外にも色々な二郎系に行った。
県内であれば大者、つの旨、滋悟郎、ダイサンなど。
社会人になり出張などで他県に行った時は必ず「川崎+二郎系」のように調べていた。
本家のラーメン二郎にも何店舗か行ってみた。栃木街道店で2時間以上並んだのはいい思い出。
結婚をし子供が産まれた今、以前のようにラーメン遠征をすることが難しくなったが、余裕が出来たらまた行きたい。
一人でもいいが、子供を連れて二郎系を体験してもらおう。
食べて後悔するが次の日には食べたくなる。
この気持ちを共有するのが夢だ。
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