【消滅都市】バレンタインのチョコを作ろう!!
この先は地獄だぞ
本noteはソーシャルゲーム「消滅都市」ユーザー向きの内容になっています。
こんにちは。天谷個々ノと申します。
突然に不気味な仮面がすみません。
先日、私がいつものように日課の消滅都市をプレイしていたところ、ふと一人のタマシイに目が止まりました。
みりんショコラティエ リョウコ
同僚たちにチョコレートを振舞おうとする姿。こんな美人な人にチョコレートを貰える同僚たちがうらやまs……いや、待ってほしい。
材料ヤバ。
板チョコは良い。生クリームもまあ無くはない。
昆布と煮干しは何? 右下のやつはかつおぶしか?
みりんは何?
どうやらこの美人、少しお茶らけているようだ。
「調味料がおかしい自覚はない」じゃないんだよ!
このみりんライスウーマン!!!!
と、多くの観測者諸君は思うだろう。
だが、待ってほしい。
もしかしたら、もしかしたらなんだが……
意外とおいしい可能性はないだろうか。
「ひどい…狂ってる…」
そう言いたいユキちゃんと皆さんの気持ちはわかる。だが、やってみなければ分からない事というのは、確かにこの世に存在するのだ。大科学○験でもそう言っている。知ってる?NHKの番組。面白いよ。
私は理性の制止を振り切り、近所のスーパーへと走った。やめときゃいいのにね。
そして20分後・・・
お待たせしました。
買ってきたよ~~~~~
(鰹節の写真は撮り忘れました、ごめんね)
材料は揃ってしまいましたね…勘弁してくれ。
それじゃ早速。
レッツ クッキング!!!!!!
というわけでキッチンへやってまいりました。
これから盛大に食べ物に狼藉を働くと思うと興奮しますね。
仮面は普通に暑いので脱ぎました。ここからはまどマギマミさんスタイルでのお届けとなります。
タクヤパーカーも脱ぎたいけどアイデンティティ全消失は避けたい。
意味もなくみりん入りチョコを作る狂人になっちゃう。
早速リョウコチョコ(仮称)を作っていくわけですが、いうても結局、チョコレート作るだけですからね。
なんとなくは分かります。まずはチョコを湯煎で
まずはみりん!!!!!!!!!!!
すみません。
大いなる意思により、まずはみりんになりました。
天上の世界にみりんのイデアがいるなら、伝説の刑事みたいな顔してるんでしょうね。
リョウコさんは土鍋を使っていましたが、あいにく家には見当たらなかったのでフライパンで代用していきます。というか土鍋って絶対チョコ焦げ付きそうなものですが……使い捨て?
こちらのフライパンに、みりんを適量。
適量ってどれくらいですかね。
もうちょっとかな。
あーあ。
正直チョコにみりんが入ることが確定した現段階で、私の完全なる消滅が運命づけられた感じしますね。感無量です。クソが。
チョコだっつってんのに、みりんの豊潤な香りが漂うキッチン。次へ行きましょう。
煮干しと昆布でだしを取っていきます。
鍋やんの?
いいえ、チョコです。まあ本家は土鍋だけど。
こちらは昆布。結構な量がありますね。
ま、全部入れましょう。もうなんでもええわ。
続いて煮干しも・・・と思ったのですが、全部入れるとフライパンの容量的にチョコなどが入らなくなるため半分ほどに抑制。
せめてメインはチョコであってくれ。
煮干しと昆布を入れたら
FIRE!!!
美味しいだしになれよ・・・
さて、だしを取っている間に別の工程を進めましょう。
生クリームの作成です。
生クリーム作成は初めてな私。
気合が入ります。エンハンスかけていきましょう。
よーし。
突入態勢、木!!!!(リョウコさんのスキル)
疲れました。休憩。
な〜にが突入態勢ですか。
所詮私の気合いエンハンスなど、御曹司のスフィア変換時間より短いのです。
かき混ぜたり、休憩したり、かき混ぜたり、休憩したり、お風呂に入ったりしながらどうにか生クリームが完成しました。
そして…
皆様、大変長らくお待たせいたしました。ついにチョコレートの登場です。
すみません逆向きでした。
そしてこちらがチョコレイト。カレールウみたいですね。
カレールウ?
すみません。
年に5~9回くらい、こういう意味のない画像を作りたくなります。悪癖。
そんなことよりチョコレートです。
このままでは大きすぎて使いにくいので、細かく刻んでから湯煎を行います
「・・・・・」
「面倒くさいなあ・・・」
あっっっっっっ!!!!!!!!!
手が勝手に動いてしまう!!!!
観測者の力かな!!!!!!!
あーあ。
きちんと丁寧に湯煎するはずだったチョコレートが、観測者の干渉によって昆布と煮干しのだし汁へ沈んでしまいました。お前のせいです。
黄金色に沈んでいくテラテラとした8パックを眺めつつ、じわじわと後悔の念が押し寄せます。
しかしこれはリョウコのチョコを作らせようとする高次の力の働きかけであり、私に一切の責任はありません。私悪くないよ。ないって言ってるだろ。
失礼。気を取り直してまいりましょう。
リョウコ氏の作り方によると、材料をすべてぶち込んだ後はしばらく煮ていた様子。
チョコを・・・煮る…?
まあ底辺す~ぱ~貧乏くんな私と違い、リョウコさんは刑事を親に持つ、なかなか恵まれた環境で育ったようですしね。きっと上流階級にはチョコを煮込んで食べる文化もあるんでしょう。
ていうか広義の意味で、チョコフォンデュみたいなものですしね。
↑チョコフォンデュ
↑リョウコのチョコ
共通点1・・・溶けてる
共通点2・・・チョコ
完 全 に 一 致
リョウコさんはチョコフォンデュを作っていたわけですね。さすが刑事の娘です。
そんな話をしているうちに、チョコが煮えてきたようで・・・
あ!
しまった!!!!
かつおぶしと生クリーム入れてねぇ!!!
まあ大丈夫でしょう!
だってみりんの時点で最初から大丈夫ではないし。
後入れで投入します。
吐瀉物に、ハラリ舞い散る、かつおぶし
雨上がりの泥でぬかるんだ地面に枯れ葉が落ちたようにも見えますね。風流です。
生クリームも入れます。もうどうにでもなーれ。
ちょっと美味しそう。遂に狂ったかな。
レンラクセンノ… ウガッタ…
軽く混ぜた後、もう一煮込み。しばらく休憩です。
消滅都市は面白いなあ。
さて、煮込みが終わればついに完成です。
皆さんにも是非、リョウコのチョコレートを見ていただきたい。
チョコもキッチンも普通にグロいのでボカしました。きったね〜
バカでかい昆布、くだけた煮干し、申し訳程度のチョコを絶対王者みりんが包み込む悪魔の一品。
これをリョウコさんは同僚に配るのか。
え? テロ?
市民の味方がテロすな。
さて、それでは実食に入ろうと思います。
思いますが。
正直作っておいてなんだが、滅茶苦茶に食欲が湧かない。
脳みそが目の前のものを食べ物と認識していない感じがする。
だがもったいない精神の根付いた昨今、食べ物で遊ぶだけ遊んで捨てるようなことがあれば炎上不可避。
食べよう。
頂きます。
少し冷ましてから…
ぱくり。
あっっっっっっ!!!!!!!!!
ダメなやつ!!!!!!!
口に含んだ刹那、味を認識する前に脳が拒否反応をおこし、私の身に嘔吐衝動がかけめぐりました。
オロロロロンオロロロロロンオ〜ロオロオロ(嘔吐の音)
■
ひどいめにあいました。
残ったチョコは正直もう見たくもないのですが、とはいえ炎上は避けたい。リョウコさんに倣って、職場に配って事なきを得ることにします。絶縁も覚悟の上。
凄惨な結果を生みつつも、しかしながら、この世界に一つトリビアが生まれたのでご紹介させていただきます。
皆さまにおかれましてはこちらのトリビアを教訓に、新たな被害者を出さぬよう努めていただければと存じます。
何?
常識?
そうなの?
そっか…
それじゃ…
さよ…オナラ…