2024選抜高校野球：神宮大会で大阪桐蔭を下した注目の高校？！
今回は第96回選抜高等学校野球大会への出場が決定した関東第一高校について紹介せていただきます。ドラフト候補としても注目を集める「坂井遼投手」や、中軸を任される「髙橋徹平選手」は特に注目していきたいです。
秋は東京都大会を制し、甲子園出場を確実なものとした後に明治神宮野球大会でも４強入りと大健闘を見せました。今回は、関東第一高校の強さについて深掘っていければと思います。
＊センバツ大会出場32校一挙紹介note＊
＊センバツ大会ベスト８予想note＊
＊1回戦全16試合勝利校予想note＊
※ヘッダー画像引用（デイリースポーツ）
📝2023秋季大会振り返り
⚾戦績
秋季東京都大会
・決勝戦 ：関東第一 4-1 創価
・準決勝 ：関東第一 5-1 早稲田実業
・準々決勝：関東第一 9-3 東海大菅生
・３回戦 ：関東第一 3-2 城西大城西
・２回戦 ：関東第一 8-3 日体大荏原
・１回戦 ：関東第一 12-0 駒澤大高(5C)
明治神宮野球大会
⚾2023明治神宮野球大会ベンチ入りメンバー
1 坂井遼 投手 2年生 右/右 ☆
2 熊谷俊乃介 捕手 2年生 右/右
3 越後駿祐 内野手 1年生 右/右
4 小島想生 内野手 2年生 右/右
5 髙橋徹平 内野手 2年生 右/右 ☆
6 市川歩 内野手 2年生 右/右 ☆
7 坂本慎太郎 外野手 1年生 左/左
8 飛田優悟 外野手 2年生 右/左 ☆
9 石田暖瀬 投手 1年生 右/右
10 大後武尊 投手 2年生 右/左
11 畠中鉄心 投手 2年生 左/左 ☆
12 堀江泰祈 捕手 2年生 右/左
13 井田裕士 内野手 2年生 右/右
14 中里駿介 内野手 2年生 右/左
15 豊泉陽 内野手 2年生 右/左
16 中島幸哉 内野手 2年生 右/左
17 成井聡 外野手 2年生 右/右
18 田渕颯悟 投手 2年生 右/右
※秋季大会時の学年で記載
※後に紹介させていただく選手は☆付き
📝秋の段階での完成度は全国トップレベル
2023秋季東京都大会を勝ち抜き、8年ぶり7度目のセンバツ出場を決めた。私自身も様々な都道府県で秋季大会を見させていただき、神宮大会出場校も全チーム見させていただきましたが、「関東第一の完成度はNo.1,2を争う」ほどのものがあったと言えます。
★投手陣
投手陣は、右の速球派である坂井遼投手と、左の技巧派である畠中鉄心が中心。両投手ともに完成度が高く、坂井遼投手に関しては2024ドラフト候補としても注目の逸材だ。
★守備陣
そして、守備陣も鉄壁だ。捕手の熊谷俊乃介選手は2塁送球タイムが2秒を切る強肩であり、二遊間を守る小島想生選手,市川歩選手は堅守が光る。派手さはないものの確実にアウトを重ね、ダブルプレーも多く奪える二遊間だ。
センターを守る飛田優悟選手も俊足を活かした守備範囲の広さが魅力的。センターラインは2023年秋に見た各校の中でもNo.1だったと言える。
★打撃陣
打撃陣もそれぞれの役割を理解し、適材適所の活躍を見せる。1番に入る飛田優悟選手は率が残せ、チャンスメイクができる。
2番,3番に入る成井聡選手,坂本慎太郎選手は小技が利く選手であり、セーフティーバントでチャンスを拡大するケースも見られた。
そして、4番,5番,6番の中軸には高橋徹平選手、熊谷俊乃介選手、越後駿祐選手が入り、長打力がある選手がそろう。チャンスの場面では軽打で得点を積み重ねる。
7番,8番には二遊間を守る市川歩選手,小島想生選手が入る。小島選手は神宮大会を通じて打率.333の成績を残すなど打撃でも素晴らしいものを見せた。
★総合評価
投手陣、野手陣ともに完成度が高く神宮大会でもあと一歩で優勝というところまで勝ち進んだ。センバツ大会ではさらなる進化が期待される。優勝候補の一角として注目したい。
※紹介させていただいたオーダーは神宮大会のもの。センバツ大会ではメンバー変更の可能性も十分に考えられる。
📝注目選手紹介
⚾坂井遼③投手
「140k台中盤」の力強いストレートを投げ込むのが最大の武器。
ストレートの他にもスライダー、チェンジアップ、カーブを投げ込む。ストレートの球速に注目されがちだが、「変化球の精度」も非常に高い。
現時点での評価としては、完成度が高く全国の強打者相手にも真っ向から立ち向かっていける投手であると言える。そして、将来性も非常に豊かでまだまだ伸びしろを残しているように感じる。
2023秋時点では178cm78kgの体つきであり、今後さらに鍛えていけばもっと球速も伸びていきそうだ。
★2024ドラフト候補としても注目？！
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