これが LIFE
sui sui 2ndアルバム『LIFE』の収録曲紹介!
リリース当初から時間が経ち(経ちすぎ)、ライブで歌い重ねる中で曲たちも育ってきました。聴いてくれる皆様のおかげです。ありがたいです本当に。
おかげさまで語れることも増えましたので、1stアルバムに続き、再び私の独断と偏見曲紹介をしようと思います。いぇーい
いよいよ27(金)は大阪フルバンドセットワンマン!セトリはもちろんまだ内緒やし、アルバムには収録されていない新曲たちもまあまあ増えつつあるので全ては網羅できていませんが、これを読んでライブを楽しめる要素が少しでも増えたらいいなと思います。みんなで予習演習復習( ◜ᴗ◝)
※1stアルバムの紹介はこちら↓
改めて振り返ると、『LIFE』リリースと共に行った初の全国ツアーや、目標だった味園ユニバースでのワンマンライブまでの激動の日々が一緒に思い出されるということもあり、sui suiが一皮剥けるための局面を象徴するようなアルバムになったと感じます。
し、チーム全員その気概を持ってこのリリースに臨んでいたと思っている!そんな制作過程で込めた想いや裏話などもここで改めてお届けしたい所存です。
2ndアルバム『LIFE』を紹介するよ
ざっくり『LIFE』
2023年1月29日発売 sui sui 2枚目のアルバム『LIFE』
配信限定リリースだった『MONSTER BITE EP』の4曲(🟠)に、新曲5曲(🟡)を加え、全9曲が収録されています。
(※CD盤は「愛閉中」の音源が付いて全10曲。「愛閉中」はsui sui初期体制から歌われている曲ですが、多くのご要望もいただきましてやっとこさ現体制で音源化しました!)
収録曲
・・・
1. 生きているという事 【作詞作曲:Top Athlete】🟡
2. エレキガール 【作詞作曲:Top Athlete】🟡
3. No complex 【作詞作曲:Self-Portrait】🟠
4. 君と覚醒したんだ 【作詞作曲:尾形回帰(HERE)】🟡
5. maze of desire 【作詞作曲:Top Athlete】🟠
6. GO OVER!!! 【作詞:美津紀 / 作曲:唯人 / 編曲:LiLRAIN】🟠
7. MONSTER BITE 【作詞:サイタマサスケ / 作曲:BIGVAVE】🟠
8. Like a flower 【作詞:サイタマサスケ / 作曲:BIGVAVE】🟡
9. アズロングアズライフ【作詞作曲:Self-Portrait】🟡
+CD盤 特典音源:愛閉中【作詞:zerotsu・猫戸彩凪 / 作曲:zerotsu】
・・・
「生きる」をテーマに、”悩んで、躓いて、遠回りして、不器用だけどそれでも必死に生きる生命力”といったコンセプトで制作されました。
タイトルは敢えてのどシンプルな『LIFE』。鉄平代表さんの案をもとにみんなで話し合って決めました。もう少し具体性を持たせたタイトル案もいくつか候補にあったけど、ひとりひとりの様々な生きる形に寄り添えるような広い意味を持たせられるように、という想いがこのシンプルさに詰まっています!
個人的な話ですが、この『LIFE』を通して、歌やステージの上で表現することへの向き合い方が自分の中でちょっと変わった気がしています。
これまではsui suiの歌を歌う時、歌詞の内容を自分に言い聞かせながら、”己の弱いとこにぶつけて強くなってやる!”みたいな感覚(ある意味自分のために歌う感じ)でいることが多かったのですが、
『LIFE』の制作過程ではみんなの顔が常に浮かんでいて、聴き手となってくれることを想像して、”この言葉を届けたいな、届いたらいいな、きみたちに向けて歌わせてほしい”とひたすら思いながら曲に向き合っている自分がいました。
内向きだった表現の矢印が、外向きに変わった感じ!
自分ごときが”誰かを救いたくてアイドルしてます/ステージに立ってます”とか烏滸がましくてとても言えないとずっと思っていたけど、いろいろな経験を経て、自分に託してもらった歌詞を”誰かのためになってほしい”って切実に思えるくらいには自信を持って歌えるようになったのかもしれないです。これは良い変化なんだろうか。わからんけど、今の方が断然楽しいので良い変化だったらいいな。
正直、生きる力を歌ってくれるようなアーティストやアイドルは、きっと世の中にたくさんいると思うのですが、出会ってくれたみんなにとって、”sui suiが歌うから意味を持つし力になる”ものを歌っていたいし、そういう存在でありたい!と最近特に思っています。私たちが届けるものの受け取り手になってくれてありがとう。
ジャケットの話もちょこっとしとこう。めちゃお気に入り!
これまでのsui suiのイメージからガラッと変わったような爽やか?な雰囲気で、「意外。そうきたか。」って結構言われた気がする。
アルバムのコンセプトからどんなイメージを持つか/どんなイメージでいきたいか、をメンバーで擦り合わせ練り合わせした上で制作していただきました。他のデザイン案も含めるとこだわってくださったポイントは沢山あるのですが、特にピンク色の部分のこだわりがお気に入りです。よくよく見たら何かの模様みたいな質感になっているのですが、土の中で絡み合って伸びている根っこのイメージ(華やかさの裏にある複雑に交差し合う感情とか苦悩とか葛藤とか)がそこに反映されてます。
配色も結構相談したけど、結果的にsui sui初期ロゴの水色×ピンクをどことなく引き継ぐようなデザインに気づいたらなってたね。これも必然か?
ではれっつら曲紹介〜
1.生きているという事
イントロからもう完全に太陽光が見える。アルバムの1曲目にぴったりな幕開け感のある駆け上がるギターと、そこに差し込まれるキラキラのピアノの音が大好き!
良い言い方が見当たらなくてもどかしいんやけど、こういう疾走感ド直球エモ曲からでしか得られない養分がある。
サビの手の振付、簡単なので一緒に真似してくれたら嬉しい〜 ひとりひとりと目を合わせながらひとことひとこと言葉を置き届ける感覚でいつも踊っている( ◜ᴗ◝)あと、私は1番サビ前の”♪アルバムを開いてた〜”のところでアルバムを開く振付がお気に入りです。
ちなみに『LIFE』の収録曲は全部メンバーの葵已たんが振付してくれています!いつもほんますごい。ライブで振りコピして楽しめる部分も沢山作ってくれているので、ぜひYouTubeとか見て一緒に踊ってみてね。
熱量高めの曲ですが、歌詞のメッセージ性も踏まえて、パワー!というよりは優しさ柔らかさを忘れない方向性でレコーディングしました。先に録っていたユーキちゃんの冒頭Aメロパートが明るめ優しめの良き雰囲気で、そこに合わせていこう!って意識した記憶。
”生きているという事”ってどういう事なんだろうね〜。
人間は脳みそが発達しちゃっているので生きてる意味・生きてきた意味とか考えて悩んじゃいがちですが、この曲が歌っているシンプルなひとつの答えが、その悩みを吹き飛ばしてくれる、というよりは悩みを優しくナデナデしていい感じに丸めて食べつつ気晴らしのお散歩に連れていってくれると思います。
血の通った、半径2mそこらの”今”を大切にすること。それだけを見つめていればいいこと。未来にはまた別の”今”が待っていること。そんな風に受け取りました。
(おまけ)
MV撮影のオフショ!MVもメンバーのいろんな時期の”今”が巡っていくようなストーリー仕立てになっています。
ちなみにMVの1分25秒のあたりの乾杯してる時に持っているドリンクは
彩凪&和音→いちごミルクのなんか
葵已&ユーキ→ホットジンジャー
だよ。
2.エレキガール
およそBPM220の挑戦状( ◜ᴗ◝)
これまでの持ち曲ではあんまりなかったちょっとボカロチック?な雰囲気もありつつ、エレキギターの直情的な音がsui suiっぽくて好き!私は一応しがないレスポール弾きなので「おれのための曲きた〜( ◜ᴗ◝)」って喜びました。(いいえみんなの曲です)
ぜひこのダンス動画で予習してみてほしいのですが、イントロ、間奏、アウトロの左右移動の振付がめちゃめちゃ楽しいです。大きい会場でゲルマン民族のごとく大移動しようね、みんな!
初披露した時に「音源で聴くときとは違う、生で見る良さがめちゃあった」っていうような声を結構いただいたので、ぜひライブで見てほしい1曲です!
実はエレキガールは歌詞の解釈を割としっかり4人で共有しました。
というのも、キミと君で表記がバラバラで、もしかしてなんか意図あるんかな〜と解読を試みたら、2つの視点が存在する物語が見えちゃったのです。
(もちろんこの解釈が正解というわけでもなく、作詞家さんから何か説明を受けたわけではもないです!好きなように聴いてもらえるのが一番!というのは前提として読んでね)
ざっくり説明すると、エレキガール=アイドルと考えて、「アイドルとお客さんが出会い、”推し”と”おたく”になるストーリー」だと解釈してみることにしました。(エレキガール=sui suiっていう解釈をしちゃえば、私たちときみたちの歌としても歌えちゃう。アツい。)
・キミ=(アイドルから見た)おたく
・君=(おたくからみた)推し
で2つの視点があるとすれば、掛け合いみたいにとれる歌詞もあることに気づいちゃったワーイワイ。
推し「散々な心 射抜いてやる!」
おたく「人生観すら麻痺らせてくれ!」
推し「私はエレキガール 希望!」
実はこの解釈、葵已たんが振付にも反映させてくれています!
サビで、メロディーは同じだけど振付が違う部分がちょこちょこあるのですが、それは誰視点の歌詞かによって変えてあります。天才。
個人的に「0点数秒間の解に見惚れた」っていうフレーズがお気に入りです。
”0点数秒”=電流が流れるスピードのことで、電気が走るような衝撃とときめきの瞬間を言っているのかなと思って聴いているのですが、ワードセンスがすごい。
ちょっと深掘りしましたが、ライブではそんなこと考える暇もないくらいテンションアゲアゲ曲でもありますので、みんなで、いざ参ろう( ◜ᴗ◝)
3.No complex
sui suiとの親和性に定評をいただいておりますSelf-Portraitさんからの提供曲!他にはランナーズハイ(1stアルバム収録)、アズロングアズライフ(2ndアルバム収録)があります。
ライブでみんなで楽しく盛り上がる感じをイメージして作って下さったので、フリコピたのしいって声よくいただいてめちゃ嬉しい!一緒に踊れる振付になっているので、ギターのリフに合わせてみんなでぴょこぴょこしよう( ◜ᴗ◝)もちろん手だけでも🙆♀️
フォーメーションがころころ変わったり、 葵已たんのソロダンスがあったり、4人が目合わせてにこにこしてたりがポイントです( ◜ᴗ◝)
ユーキちゃんと向かい合わせになって歌うところも好き。この曲以外でもそうなんやけどユーキちゃんとは特にステージ上で言葉がなくてもいい感じにアドリブで動きとか目線とか合わせられる感じがしててとてもラブ。
この映像は、2022年6月のワンマンのバンドセットコーナーで披露した生音No complexです。本家Self-Portraitさんがバックバンドで演奏してくださってめちゃめちゃ楽しかった!
No complexは先に配信リリースしていたこともありレコーディングしたのがかなり前なので、このアルバムでは4人の一番若い声が聴けます。
ここの歌もっとこうしたらいいのに〜って自分で思うとこいっぱいあるけど、これはこれで当時の等身大の歌声ってことで良しとしよう、
振付も相まってポップな感じですが、歌詞のメッセージ性は意外と強くて、自分次第でどんどん突破していく、周りの雑音に負けず自分の中の答えを信じて進んでいこうという精神を歌っています。
"答えが何かって?そりゃあなた次第、そんなもんなのです"スパっと言い切ってくれる感じが気持ちいい!なにくそ精神とか少年漫画っぽいエネルギーがある曲です。
4.君と覚醒したんだ
一個前の「No complex」の後半に”覚醒する前”という歌詞があるのですが、そこからの覚醒、という意味で次に「君と覚醒したんだ」をもってくるという密かな曲順のこだわり。
sui suiに今まであんまなかったタイプのテンポ感や雰囲気があって良い!振付も他の曲とはちょっと違うタイプのレトロダンスナンバーを意識して作ったって葵已たんが言ってました。
この曲はぜひクラップを覚えてくれたら楽しいし嬉しい!です!
1stアルバム収録の「感情解放戦線」や「SYMPHONY SYMPATHY」を提供してくださった尾形回帰(HERE)さんからの提供曲なのですが、
コロナ禍でそれらの曲を披露していた時、声出しができない分めっちゃクラップ頑張ってコールを再現して盛り上げてくれていたファンの皆さんをを見てその景色に感銘を受けて、クラップ音をたくさん入れた曲作ろう!ってなったそうです。
ちょっと難しい?けど、ライブでは先導するし動画で解説もしてあるので一緒にやってみてね( ◜ᴗ◝)パパパン
この曲はやっぱりサビ前の葵已たんパートの"あーでもないこーでもないぐうの音も出ない嫌っ嫌っ嫌っ!"が可愛いねえ〜!みんな好きなやつ。レコーディングしてるの聴いたとき変な声出た。
あとレコーディングで、彩凪ちゃんが"色気のある感じで歌って欲しい"っていうめずらしいオーダーをされてたのが印象的!「生きているという事」とかが特に似合うようなエモみのあるお声な印象が強かったけど、これも個性出てて良い!ってなった。
尾形さんの曲は、歌詞が地味にグサグサきます。でもちゃんと希望をくれる。というか希望しかない。自分で自分をごまかしてきたことにもちゃんと目を向けて見つめて、嘘のない強さを手に入れられたらいいなと思う。
見ないようにしてきたことにちゃんと向き合おうとする時って苦しいけど、多分そんな時のお供になってくれる言葉が並んでいるんじゃないかなと思います。一緒に覚醒しようね
5.maze of desire
きたきたきた〜 みんな大好き脳内麻薬ドバドバ曲。イントロのドラムからもう楽しいのが確定していて、ライブ終盤でどんだけ体力終わってても息を吹き返してしまうね。ギターの音が終始気持ちよく、疾走感溢れる楽しさとかっこよさが両立していて、ライブではかなり欠かせないナンバーになりました!イントロやサビ、ぜひ一緒に踊ろ〜めっちゃ楽しいよ〜!ラスサビでは目一杯高く跳ぼう(^ ^)
「あのくるくるする曲好き!タイトルなんて読むん?」てよく聞かれる。"メイズオブデザイア”です! ライブで彩凪ちゃんが良い声で「maze of desire。」って音ハメタイトルコールをするんやけど、それがいつも起爆剤。たのし〜
リリース時に、曲を作ってくださったSASAYAMAさんが”これまでの歴史にも思いを馳せながら中華アーバンテイストなロックサウンドを意識して制作しました” とツイートして下さっていて、(中華アーバンテイストってどういうテイストなんやろか〜という難しいことは一旦置いておきつつ)そういう意図や想いを持って音を紡いでくださったというのを知れて嬉しかった!
歌詞も、「四畳半の欲情」と「君がいない夜に慣れてしまうならこの孤独すらまだ愛していたい」とかのフレーズが、音やライブでの何も考えなくていい楽しさとは裏腹に、深さとか闇を感じて好き。
先述のNo complexと並んで動きっぱ跳ねっぱな曲です。息継ぎもそこそこにぴょんぴょこしながら高めのサビを歌い続けるのでめっちゃ鍛えられた気がする。何というか、「説明不要。とにかくライブで見て。」と言いたくなる1曲。めちゃめちゃ元気になれるよ!
6.GO OVER!!!
1stアルバム収録のセミバラード「側にあるもの」を提供してくださったLiLRAINさんからの提供ですが、それとは打って変わっての曲調で、”泣きのギターソロ”は健在のまま、シンセとギターの疾走感でクールに見せつつ激しく燃えてる感じの曲です。
サビの"HEY!"を一緒に叫んでくれたら嬉しい!
これも歌詞に少年漫画みがあるかも。葛藤も全部振り払い切って、弱音が1mmもない、前しか見てない闘争心。みたいな。ひよってるやついる?いねえよなあ!みたいな。
実はこの曲、複数人で歌っている箇所がひとつもなくて、ソロパートのみで歌い繋いでいます!ダンスも、カノンといって同じ振付を4人がタイミングをずらして踊る部分が多くて、振付自体も速くて難易度高めだったので披露できるまでに1番時間がかかった曲かも。
イントロの後半で4人が2列にぎゅって集まって左右対称で踊るところがあるんやけど(見た人しかわからん説明すぎてごめん)、そこがお気に入り。
今のところGO OVER!!!は動画を出していないのでぜひライブで見てもらえたら嬉しいです!
”何回、何万回、何億回”でリズムの取り方が変わるところのみんなの音ハメも楽しい〜 その後のユーキちゃんの歌の力の抜きどころと言いますか、裏声の使い方が天才てれびくんMAX。ありがとう。あと1番最後の"GO OVER!!!"で伸ばすところ、ロングトーンユーキの良さ出てる。ありがとう。maze of desireの”共に滑走しよう〜”とかもそうなんやけど、ユーキちゃんのロングトーンすごい良いよねえ
sui sui、音源が完成するといつも「あんたのここの歌い方が好きポイント」の語り合い始まるの可愛い。キリないからあれやけど、メンバーの歌い方で語りたいところほんまはめちゃくちゃあります。
GO OVER!!! のビックリマークは3つ!!!
なぜ3つなのか、その謎を探るため我々はアマゾンの奥地、、、を抜けたさらにその奥のパリマ・タピラペコ国立公園へと向かった。
7.MONSTER BITE
デビュー曲S.U.Iのアンサーソング的な曲を作ろうということでできた曲です。S.U.Iから少し大人びた感じもしつつ、振付や歌詞にS.U.Iとの重なりが散りばめられているので、探してみてね!
珍しくセリフパートがあって、彩凪&葵已が担当しているのですが、2人の声がとても雰囲気あって似合ってて良い。
この曲の中でMONSTERはおそらくsui suiのことで、"弱さも辛さも喰らい尽くして養分にして、陽のあたる場所まで駆け登るんだ"と内側でふつふつともえたぎらせた覚悟を歌っているイメージです。
『MYWAY』というアルバムには入ってない曲があるのですが、その曲で彩凪ちゃんが”僕たちはイカれてるモンスター”って歌っている歌詞があって、作詞はそれぞれ別の方だけど「さりげなく繋がってる〜!」と思うなどしました。そう、わたしたちはモンスター( ◜ᴗ◝)縮めてポケモン( ◜ᴗ◝)?
ご存知の方もいると思いますが、sui suiという名前にはS=struggle、U=underground、I=idol
の意味があって、
曲の中で"we're struggle underground idol"とはっきりと宣言する箇所があります。今でもこの部分歌う時ぐっと覚悟を求められるような気持ちになって力入る。この歌詞は3箇所あって私含めて後からグループに加入した3人それぞれの歌割りになっているのですが、その意味とか考えちゃったりしちゃう。多分偶然なのですが。
"S.U.I "の手の振付とか、サビで一緒に拳上げたりとかしてくれたら嬉しいです!
8.Like a flower
sui suiこんな歌も歌えるようになったんだね、、、
ってしみじみ言ってくれたファンの方の言葉が印象的でした。花をモチーフにした、爽やかながら強くて温かみのあるような歌を自分たちの歌として歌える日がくるとは私も思っていなかった。し、こんな歌を歌わせてもらえるようになって嬉しいです。
実はLike a flowerをそのままアルバムタイトルにする案もあったくらいには今sui suiが歌いたい言葉やありたい姿が詰まっていたような曲です。
華やかさの裏側にある儚さと必死な生命力。強さ。優しさ。 泣けます。
↑LIFEのツアーファイナル味園ユニバースで歌った初披露時の映像です!あんまり自分の映像とか恥ずかしくて見ること少ないけど、この映像だけはまあまあな頻度で見返してしまうよ
何ひとつ嘘がないあの瞬間の空気とか大切な気持ちが感じられるのがだいすきなんだ〜
360度みんなに囲まれて、メンバーといつのまにか抱き合って、花吹雪とお花畑の中歌ったLike a flowerの景色は、一生忘れられない、忘れたくない思い出になりました。
(動画では踊ってないけど素敵な振付もあります)
音域の振り幅どないなっとんねん〜な難しい曲でもありまして、レコーディングではOKテイクの基準をいつもより厳しめで録っていった記憶があります。ハモリやらオクターブやらの重ね録りもたくさんして、丁寧に、時間をかけました。
レコーディング中はずっとみんなの顔が浮かんでて、歌詞を噛み締めながら、みんなが目の前にいることを想像して、届けるつもりで歌ったよー
"誰かのためも綺麗な理想も今はおろして立ち止まって確かな根を生やして"っていう私の歌割りがあるのですが、エンジニアさんに「ここ低いし落ち着いたとこだけど、一回めっちゃ笑顔で歌ってみて」と言われ、超孤立空間のレコーディングブースで超ニコニコしながら録りました( ◜ᴗ◝) この部分は(今こいつにめっちゃ微笑みかけられてんのかー)って思いながら聴いてください( ◜ᴗ◝)
"愛だって届けられるよ"などの高音パートも結構私は担当させてもらっているのですが、たくさん褒めてくれる人がいて本当に嬉しくて泣 とってもとっても励みになっています
初めて練習した時、え???ほんまにこれ歌うんか??ってなったけど、人間の限界って思っているよりきっと狭くなくて、己を信じて練習あるのみ。です。(1年近く後にもっと高くて大変な曲がくることをこの時の和音ちゃんはまだ知らない)
これまで生きてきたこと、やってきたこと、感じたこと、良かったことも悪かったことも嬉しかったことも悲しかったことも、変わらないために変わってきたことも、全部捨ててないし捨てなくて良くて、ちゃんとそれが花になっていま咲き誇っているはずで、これから先で咲くはずで、だから全部綺麗なんだよ、って全部を認めたいし認めてあげたいって気持ちを歌にのせました。とどけ。
9.アズロングアズライフ
ライブで聴くと100%号泣してしまうからもはや歌わないでくれ(?!)とまで言ってくれた人がいる曲。
分かる。泣いちゃうよねこんなん。この曲は歌詞がもうアカンよな〜ってメンバーでもよくしみじみ話すし、最初から最後まで私たちのみんなへの気持ちがそのまま詰まったような曲なのでぜひ歌詞を受け止めながら聴いてほしいです。ほんまに、ここで私がなんか書くより丸ごと歌詞を見てもらったほうがいい。見て。
アルバムの曲順はメンバーも意見出しあって決めさせてもらったのですが。アルバムの最後の曲は「もちろんアズロングアズライフでしょうよ」って全員解釈一致で嬉しかったなー。
間奏の 手繋ぎ高速マイムマイム(言い方)みたいなところ可愛くて好き。あと、初めて歌いながら踊る練習した時、"あなたの側にいて〜"のところで別に何も打ち合わせしてないけどここの歌詞で目合わせられたらいいな〜と思って右見たらあおいたんも左向いてくれてて、まじ相棒〜〜と思いました( ◜ᴗ◝)
アイドルは虚像だなんてよく言うけど、ステージにぶつける気持ちに嘘なんかないし、わたしときみが出会ったことも感じた思いも届けたい思いにも嘘はない!っていいたい!
優しさの形は十人十色だから、きみたちにとどけられる優しさってなんだろうってわからないこともあるけど、だけど、振り返る時はいつもあなたに笑っていてほしいわけさ!
これから歌い重ねるたびにもっともっと大切な曲になる予感。
愛閉中(CD盤特典音源)
あいへいちゅう、と読みます。
sui sui初期体制からある曲で、初期メンの彩凪ちゃんが作詞に携わっていて、沁みます。長らく現体制でも音源してほしいとの声をいただいていたし、私もこの曲が好きで同じ気持ちだったので、やっとお届けする機会ができて嬉しいです。
ファンの方の中には"強火愛閉中おたく"がちらほらといる印象( ◜ᴗ◝)
これはずっと言うてるんやけど、落ちサビのボーカルの裏でなってるベースラインがめちゃめちゃ好き!
"踏み出せば見える景色はすぐ変わるから"
ここの歌割をもらえたのが地味に嬉しくて。シンプルな言葉だけど、すごく自分の実感と説得力をもって気持ちを乗せで歌える! 3年前、アイドルになることを決めて踏み出した、ほんとにその瞬間から、自分でつけた足枷を自分で外せたような、なにかが開けたような感覚があってここまでこれています。
加入当初から歌い続けているけど、いつでも初心に戻してくれる曲です。
曲中でI hate you(大嫌い) って何回も言ってるけど、最後だけI love youで終わるのが良いよね。
(この話する度に、心の中のモーニング娘。が「 大嫌い、大嫌い、大嫌い、大好き♪ 」ってサマーナイトタウン歌い始めるのを誰かと共有したいと密かに思い続けている)
言葉とかではなくシンプルに短く叫ぶ?箇所があるので、ライブで一緒に叫んでみる?( ◜ᴗ◝)
CROSS OVER TOURのお知らせ
今回も結局1万字いっちゃいました。長々とここまで読んでくれてほんとにありがとう!色々書きましたがなんやかんや自分が受け取りたいように受け取って聴いてもらえたらそれで嬉しいです!
いよいよ10/27 19:00- たっぷりフルバンドセットで、ワンマンツアーファイナル迎えます!今日は夜までリハーサルしてきて、ほんまにたのしいこと間違いないと確信しました。楽しみすぎる!気をつけてきてね待ってるよ!
http://tiget.net/events/272353
名古屋は1/13(土)に全曲披露リベンジ公演が決定しています、そちらもぜひきていただけたら嬉しいです。
では!