モネ展に行ってきた。
モネ展に行ってきたよ。
すごく面白いと思ったのが、
*
「 ほんとうに海を描くには、
その場所の生活を熟知するため、
同じ所で、毎日、毎時間、
眺めつづけなければならない。
だから、僕は同じモチーフを
4回も6回も繰り返し描き続けている 」
との発言にもあるように、
展示会のほとんどが、
モネが魅了されたものを
色んな形や構図で描き続けていた。
*
その時の光の加減や色彩。
感じた事を同じものをずっとずっと表現していた。
一体、モネは、どの作品が
自分の心中で落ち着いたのだろうか。
*
また自身の取り憑かれた気持ちが
落ち着いた頃に、
その作品は完成するのだろうか。
「 水と反映の風景に取りつかれてしまった。老いた身には荷が重すぎるが、どうにか感じたままを描きたいと願っている 」
晩年モネは、左目の視力は0.1、右目はわずかに光と動きを感知するだけにまでなってしまいます。 光と色の微妙なうつろいを描くことに執着した画家にとって、視力を失うことは恐怖そのものでした。※引用
*
どんどんとできる事が減っていく。
感じたままに思いのままに
生きれるのには時間の制限があったり、
すでに体験したりして
どんどん*楽しみも減ってくる。
だから一歳でも若い時に
楽しい思い出を増やしたりしたい。
その経験や思い出がきっと
自分を支えてくれる
「 幹 」になるのかな。
最後に見たイチョウの木がモネの絵みたいで少し感動した。