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お題であそぼ #01
今回から新しいシリーズを試験的にやっていきたいと思います。
その名も『お題であそぼ』
今回はこちらのサイトで
3つのお題をランダムに出してもらって
それに関する物語でもいいし
それに関する身近な話題など
いろいろとテーマを決めて書いていくというシリーズです。
語彙レベルは一旦レベル3に設定して
今回はこちらで行こうと思います。
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さてでは頑張って書いていこうと思います。
自分は社会の荷物である。
毎日毎日、家と会社の往復だけで
これといった趣味もなくただ会社のしもべとなり働くだけの人間になっている。
そんな自分にもやっとのことで回ってきた大きな仕事。
その仕事の責任者として任命された時は羽が生えたように嬉しかった。
これまで以上に必死で働き、
認められたい気持ちで寝不足になっても気にしないくらいハイになっていた。
そしてこれまで準備してきた担当の仕事についてプレゼンを行う時がきた。
緊張と興奮を胸に、いざ会議室に向かおうとしたその時
「平社員の癖してリーダー面してんじゃないよ」
頭の中で大きく膨らんだ風船が割れる音がした。
誰が言ったのかはわからないが、
自分の働きによく思わない人がいるらしい。
私はこれから会議室に向かいたい。
だがその話をしている人物がいる休憩スペースを横切らなければいけない。
こんな時動物になれたら
それか気にしない様子で通り過ぎるか
(挨拶もしてやろうか)
そんなことを考えているうちに
どんどんプレゼンの時間は近づいてくる。
そうだ、風船になれば誰も気にしない。
会社に風船だなんて不思議かもしれないが
気体を詰め込んで膨らんだ風船になって
ふわふわ通過したい。
それか途中で爆発して驚かしたい。
そんなことを考えながら
私は聞かなかった振りをして足早にその場を通り過ぎた。
初めてにしてはお題が難しすぎました!笑
即興で作ったので何?状態ですが
いい訓練になるので定期的に続けていこうと思います。
それでは、『お題であそぼ #01 』でした。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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