勝手に好きな漫画紹介#03『Artiste』

新しい漫画の見つけ方。

最近はあまりしてないのですが、よく学生の頃は放課後駅前の大きな本屋さんに寄り、漫画コーナーで1時間、2時間くらいブラブラしてました。

基本的に表紙の絵が好みだったり、試し読みで掴みがよく先が気になったり、あと女の子がたくさん出て可愛いのと何か斬新な組み合わせだったり。

そんな中でも、お仕事漫画やヒューマンドラマ系が好きだったので、よく買って読んでました。

今回は映画や漫画でもみんな大好き料理人が主人公の漫画『Artiste』を紹介します。

Artiste - さもえど太郎 / 第1話 | くらげバンチ

主人公は気弱な料理人のジルベール。
マルコというチャラめな新入りと出会ってから少しずつ周りに変化が訪れるのが始まりです。

読みはじめた時は、料理漫画なのかな？と思ってたのですが、どちらかというと仕事ということはどういうことなのか、また日々生活していく中で出会う人や出来事に対して、主人公や周りのキャラクタがどう思っているのか…といった内容が多く、初回で紹介した『煙たい話』もそうなんですが、私はどうやらそのキャラクターたちがどう感じて生きているのかがわかるのが好きなようで。

読み進めていくうちに、ああ、こういう考え方があるんだ、と発見も多くもちろん主人公が落ち込んで自分も影響された時にマルコという男がね！ここぞ！という時にふわっとすくい上げてくれるというか、他のキャラクターもそうなんですけど背中を押してくれるというよりは、なんだろうか…上手くわかりやすい表現が見つからなくてもどかしいのですが、ふわふわの触り心地が最高の毛布をかけてくれるというか…

あったかい気持ちになるんですよね。

きゅってなって、じんわりくる。
そんな新刊が待ち遠しい、私が楽しみにしてるひとつの作品です。