tartett* 夏の鮮烈。 歌詞
『鮮烈。』
夏の風が吹いた 天気予報は嘘を吐いた
熱は渦(うず)む
フロントガラス濡らす 粒は螺旋を描(か)いて
世界の色を奪った
泣きだそうな空見上げて
喪失感演じて哂った
「もう一回」「もういいよ」って云って
振り回す、リバース Ah
夏の鮮烈 眩んだ憧憬
膨らんだ円形の心象風景
どうやったって
焦げ付いた感情はきっと拭えない
愛の洗礼 嫌った典型
穿った見解の存在証明へ
永遠なんて現実(イマ)じゃない
永遠なんて現実(イマ)じゃない
水面をすべる 同心円
どうして? 等身大の寝台 深海向かって
廃線を燻(くゆ)らす
傍線引いた台詞(こえ)は
世界に色を配った
吐き出しそうな挿話重ねて
浪費したフレーズは腐った
そう、一体なんだった?って訊いて
繰り返す、輪廻す Ah
夏の鮮烈 眩んだ点滅
不安な有形の感情表現
どうやったって
張り付いた映像はきっと剥がせない
賽のせいで 転んだ体(てい)で
失ったはずだった終着点へと
ねえ、駒を進めてよ
夏の鮮烈 眩んだ憧憬
膨らんだ円形の心象風景
どうやったって
焦げ付いた感情はきっと拭えない
愛の洗礼 嫌った典型
穿った見解の存在証明へ
永遠なんて現実(イマ)じゃない
永遠なんて現実(イマ)じゃない