![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149661200/rectangle_large_type_2_e9e0c5449df1fdf702c109e62681bdfd.jpg?width=1200)
【旅刻】北欧で鉄旅、デンマークからエストニアまで♪ ♯ノルウェー編
昨年の8月、デンマークのフォルケホイスコーレ滞在後に、スカンジナビアパスを使って北欧電車旅をしました。陸続きのヨーロッパを電車で巡りたくて、下記のブログを参考に、行ってみることに。わーい!
宿や食事の価格は抑えつつ、それでも優雅で安全に、お客さま気分で北欧を満喫することをテーマにしました。リュック一つで女性一人旅♪
まずはEURAILの北欧スカンジナビアパス4カ国対象の4日間2等パス(254USD)を購入。このパスがあれば、1か月に4日間、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの電車やメトロが乗り放題。フェリーなどの料金割引も受けられます。
ルートは以下の通り。途中で船も挟みました。船、良かったです。
【大まかなルート】
コペンハーゲン(デンマーク)→ベルゲン(ノルウェー) 飛行機
ベルゲン→フロム(ノルウェー) 船
フロム→オスロ(ノルウェー)登山鉄道+鉄道
オスロ→ストックホルム(スウェーデン)鉄道
ストックホルム→ヘルシンキ(フィンランド)船
ヘルシンキ→ロヴァミエミ(フィンランド)鉄道
ロヴァミエミ→ヘルシンキ 飛行機
ヘルシンキ→タリン(エストニア)船
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149663984/picture_pc_c2407af8d06cc8cffedc24aae1d26d3e.png?width=1200)
結局、大きな移動でスカンジナビアパスを使ったのは2度きりでした。
パスは、①ミューダールーオスロ ②オスローストックホルム ③ヘルシンキータンペレ で3日分を消費しました。
スカンジナビアパスは、物価の高いノルウェーに行く人や、早々にチケットを購入できる人には便利でお得。逆にそれ以外の人であれば、当該パスを使う必要はないかも。
人気のある路線だと、パスホルダー向けの座席は早々に完売するから早めの予約が必要で、でも、そもそも前もって予約するのであれば、普通に予約をしても前割があるから、わざわざパスを使用する必要もありません。ただ、ノルウェーの場合は、前割で予約しても料金が高いので、スカンジナビアパスが効果的な気がします。
じゃあどうして買ったのかって?
それは、予定を決めきれてなかったからです。物価の高い北欧で、いつでも気軽に使える乗車券を持っているというのは心強いので、「お守り」的な感じで持つことにしました。ざっくり計算したところ、チケットのもとは取れてました。
ということで、北欧旅を振り返ります!
1日中太陽がしずまない夏の時期に、北欧をゆっくり旅してみるのはおすすめです★
DAY1(月) 空路でデンマークからノルウェーの西玄関へ
さて、私はデンマークのフォルケホイスコーレに滞在していました。
コペンハーゲンを夕方に出発し、空路でノルウェー西部の街ベルゲンへ。到着は夜6時だけど、明るい空なので怖くない。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149661354/picture_pc_91505c210543e3d7b26b8718708322b9.jpg?width=1200)
夜は「ホステルモンタナ」に滞在。近くにあるウルリケン山(643m)への登山客が多いからか、すごくアットホームな雰囲気で溢れていました。朝食にブラウンチーズが出るのも嬉しい。
DAY2 アナ雪の舞台を散策
早起きしてケーブルカーでウルリケン山の山頂へ。絶景。その後、「アナと雪の女王」のモデルにもなった世界遺産のブリッケン地区を観光。とんがった木造建築物が並んでいて、歩くだけでも幸せな気持ちに。建物の中は地元アーティストの工房などに使われていて、1つ1つがユニークだった。サーモンロールを食べたり、バイキングの美術館にいったり、ケーブルカーを登ったり、街がとってもコンパクトなので1日で十分観て回れました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149662260/picture_pc_f80398aec431b2c7e9a43692a550a40e.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149662261/picture_pc_e114468cdcf35e4b6b5047fa550c0111.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149662263/picture_pc_3ddf42774572ec54e3f1495b4c6ddc86.jpg?width=1200)
DAY3(水) 念願のソグネフィヨルドとフロム鉄道
ノルウェーの西側の海岸はフィヨルドという地形が続いています。
フィヨルドからオスロの方向に抜けていくときの登山鉄道が絶景と知り、フィヨルド+登山鉄道のルートを選びました。
ベルゲンからは、日帰りツアーを利用してフィヨルド観光するのが一般的ですが、同じ道を往復するのは嫌でした。
そこで見つけたのがNorled社のフェリー。夏季のみ、ベルゲン〜フロム間の片道フェリーを運航しているそう。
ベルゲンを朝に出発、ソグネフィヨルドとアウルランフィヨルドをクルーズ後、昼過ぎにフロムに到着。2時間ほどフロムに滞在後、登山鉄道のフロム鉄道で絶景を満喫しながらオスロへと向かいました。
【ルート】
ベルゲン→フロム
フロム→ミュールダール(事前に列車予約、座席指定なし、パス割あり)
ミュールダール→オスロ(スカンジナビアパス、事前予約必須)
この、フロムという街が素敵で、ホビットの村のような雰囲気。滞在時間も限られていたので、街全体をドライブできるミニの汽車に乗ってお散歩。あぁ、この場所にはもう2度と来れないかもしれない。そんな事滅多に考えないのに、そんな事を思いながら、街の空気をお腹いっぱい吸い込みました。
夕方にはオスロに向けてフロム鉄道に乗車。
20年かけて作り、1940年に運転開始したフロム鉄道。通常の軌道を走る鉄道では、フロム鉄道より勾配のきついものはないそう。
突然電車が泊まります。
皆が電車を降り始めたので、私も降りてみることに。目の前に滝、楽しいパフォーマンスがありました。
(電車が遅延して、オスロに着いたのは夜の23時・・・)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149662701/picture_pc_c077d6376e71a7e25217265c79e5ca70.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149662704/picture_pc_2d96338d139fb8168426bd669ed2621e.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149662712/picture_pc_419bfba4f53b2684d3c7f70ed98e1fbb.jpg?width=1200)
DAY4(木)オスロは見所盛り沢山
オスロの街は見どころが点在していたので、レンタサイクルを借りて移動しました。道も平坦で進みやすいし、仕組みも分かりやすいし、バイクスタンドも沢山あって、何より美しい街並みを自転車でスイスイ進めるのは楽しかったです。(いろんなところにバイクスタンドがあって、1度借りたら1時間以内に返却するスタイル)
街の中心部に行った後、グローネッカ地区の小さなお店を巡りまた。みるだけでハッピーになれる古着屋がいっぱい。特に私は「Mitt little hjem」 という雑貨屋さんが好きでした!キラキラー
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149663183/picture_pc_23fdf200b6912a5a72299423410fa764.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149663189/picture_pc_d89b10f15e5a8a9415b5cd62c14c2a30.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149663190/picture_pc_7c92d1cd770ba5b63c3bd215ed932702.jpg?width=1200)
午後は入場予約をしていたムンク博物館へ。
実はムンクの叫びって5種類もありまして、そのうち3点がムンク美術館に収蔵。3点とも同時に展示されているのかと思いきや、30分に1回、扉が開いて1種類のムンクが現れる仕組みでした。なので、3つのムンクを見たければ少なくとも1時間半くらいは必要。ムンクの作風が闇から光へと変化していく様子がじっくりみれました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149663396/picture_pc_51c92cb3cbb2ab423c48c5c39a7f83cc.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149663400/picture_pc_5649ac04748a3586b4e1430311e0b467.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149663398/picture_pc_e696f33694c3254a8745f2792566a9d4.jpg?width=1200)
他にも、SALTというサウナで汗を流したり、スーパーでお買い物したりして、オスロの町を超特急で満喫。「TINE」というライスプディングヨーグルトが美味しくて、滞在中何回も食べました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149663604/picture_pc_9ee250ecc43457d3dcd8b340c2eda935.jpg?width=1200)
DAY3へ続く...