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くだ巻きお姉さん#17 コロナ罹患4回目

コロナ罹患4回目、おそらく全ての流行株コンプリートしてます。あは。

罹患するごとに軽症になってきてますが、身内の感染研勤務の研究者には「アマリリスちゃんは、コロナにすぐかかってすぐ治るタイプのフェレット」と言われました。実験動物と同じく観察対象にするのやめてくれませんか?


罹患歴

とりあえず、世間が中国からヤバいウィルが入ってきたらしいと騒ぎ始めた2020年2月末。私は仕事で大阪に出張があったんです。
会社は早々に在宅勤務に切り替えられていたが、3月のイベントのロケハンと打ち合わせのためでした。イベントも、実施するかどうか決めかねている中の出張でした。
その出張から戻った3月上旬。38℃越えで、盛大に発熱して喉からブブゼラのような音の咳が出たのをよく覚えています。
それでも会社に行かなければいけない日もあり、そんな状態でも当時はまだなあなあなルールで、私は仕事をさせられていました。保健所は混乱を極めており、とりあえず家から出ないように、病院にも行かないようにと言われました。

私は「死ぬのかな…」と思ったのを覚えています。犬や猫もコロナになるとTVで言っていたので、当時まだ存命だった愛犬を抱きしめて「死ぬ時は一緒だよ…」とカスカスの声で泣いたりもしました。

そして2週間ほどで快復したころ、味噌汁を飲んでも味がしないし、タバコを吸っても何も感じなくなったのです。その時はまだ嗅覚とか味覚のことは言われておらず、風邪で鼻詰まってたからかな?くらいに考えてました。
すると、それから少しした頃、コロナウィルスの影響で味覚障害が出る、ということもニュースで話題になりました。
そこで確信に変わったんです。

私、絶対コロナになってたやん。

しかし当時は芸能人の方が亡くなったり、殺人ウィルスと言われていたので、重症化しなかった私はきちんと検査を受けたわけではないので、この時の罹患の疑いは、延べ回数にカウントしています。
味覚、嗅覚は私はすぐに回復しましたが、当初はコンビニのナポリタンくらい味が濃いものしか味覚として察知できくなってましたね。その時はセブンのナポリタンばっかり食べてました…。

そして2020年の年末。ブラック企業で年末キャンペーンを予定しているクソクラの案件でずーーーーーっと休みなく働かされていた私は、喉に違和感を感じ、37℃超えの微熱があったので発熱外来を予約しました。なんなら出社させられて打ち合わせぶち込まれたりもしていたので、取引先や同僚と濃厚接触もしていました。
そして最終出社日に、検査結果陽性の連絡があり、人事担当者になんで出社したんだとか、早く検査しなかったんだとか鬼詰めされて、「私だってなりたくてなってないです!仕事も英語ができないことを理由に誰も代わってくれなかったじゃないですか!会社は私を責めるんですか?責任はそっちですよね!?」とガチ喧嘩して、大の大人の私も流石に仕事も体調もしんどすぎて
「うえーーーーーーんんんんん」
と泣きながらキーボードを叩き散らかして仕事しながら通話していたら、その後その人事担当者はクビになりました。
仕事も引き継げと言われたけど、裏で上司に「できる限り在宅でできないかな?」と言われたので「国が指定する感染症に罹患している従業員を労働させるなら私も労基に行きますけど良いんですか?」と言って断りました。
しかし、引き継ぎをした後輩から3周回って「確認をお願いします」と言うメールが来て、「それを確認するところまでの引き継ぎをお願いしたのだけど、なんで私に連絡が来るのかな?」と泣きながら返信したのも絶対に忘れないからな!!!

その後、私はもうブラック企業で働きたくないし、絶対にコロナになりたくないという思いから転職もしたし、ワクチンも2回打ちました。
ワクチンを2回打った後は、記憶に新しい、キングクリムゾンさんと初デートをした後に3回目のコロナ罹患を経験するのです。

3回目ともなれば、比較的軽症だったものの、熱は37℃程度、喉の痛みとブブゼラの咳は変わらず出た感じだったし、何よりも倦怠感が凄かったです。たくさん寝ました。ずっと眠かったかな。

そんなわけで、ワクチン打ってもコロナになるんだからもう打たなくて良いや、という気持ちになり、その後は普通に生活をしていました。
そしてコロナも5種になり、暫く経ったこの秋。

私は感じたんです。喉のイガイガを。
これは…もしかして。
そう思って葛根湯、麻黄湯で迎え撃つつもりでした。熱は全く平熱の36.5℃前後だったにも関わらず、解熱剤も謎に飲みました。風邪を引きたくない思いでした。
翌日も熱が出ないものの、喉の違和感と咳があったので、近所の病院で問診とPCR検査を受けました。
私は元々扁桃腺が弱いので、風邪をひいても扁桃炎になったり気管支炎、中耳炎になってしまうくらい、咳やくしゃみ鼻水が酷くなることが多いんですね。だから、普通の風邪の可能性もあったんです。

お医者様も、「扁桃腺も腫れてないし、熱もないので今回は大丈夫そうですけど、念の為検査しておきましょうか」って感じだったんですよ…まじで。
私だって、通算4回目のコロナ罹患は流石にギャグすぎるから風邪だろ、熱もないし!と思っていました、翌朝電話が来るまでは。

翌日、検査結果を知らせる電話が鳴り、先生から「アマリリスさんねえ、陽性でしたよ」って言われた時、なんか笑っちゃいました!!
「えぇ!!はぁwwwそうですかw」みたいな。前日にお薬は処方して貰っていたので、とりあえずそれで様子見になった次第です。


現状

今は死にかけのじいさんが鳴らすブブゼラみたいな咳の発作みたいなものが定期的に出るくらいで、熱も頭痛も倦怠感もないです。普通の風邪よりも軽症かな?ってくらいに、回復してる感じ。
でも、今回もとにかく眠かったですね。身体が睡眠を取って回復しようとしてるのがわかるくらいに、本当に凄く眠いし、寝汗をかきながら毎日すごい長時間寝ました。

今の職場は休ませてはくれるものの、仕事を代わってくれる人はいないので、ある程度は稼働せざるを得ない感じでした。まあ、別に簡単なメール対応と電話くらいだったんで大泣きするようなこともなく。

とにかくこの咳が早く治るように、呼吸器系に効くアロマなどを試しながら、アイスクリームを爆食いしています。食道、気管のあたりが冷えると咳も落ち着く気がするんですよね。

とりあえず、コロナウィルスの変異株をコンプリートしている気がするので、自分に対して、変なコレクターオタク体質出すのはやめて欲しいなと思いました。
身近な友達や家族の間では「アマリリスはコロナに罹りすぎ芸人」として認知されているから、「またコロナになっちゃったwwウケるw今回こそは違うと思ったのに!」という冗談が通じるのですが、ちょっと中途半端な距離感の知人が、大袈裟なリアクションとか大袈裟な連絡をしてくるのがクソだるいなって思いました。「大丈夫?ひとりだと辛いよね?何かあったら必要なもの家まで持ってくからね」など、有難いですけど、私たち家を行き来するような仲じゃないよね…?みたいな。
私、結構その辺りの人間関係の線引きは割としっかりしたいタイプだから、踏み込んでこないで、特に病気の時…と思いました。

キングクリムゾンさんとはケーキを食べる約束をしていたので、「私、在宅引きこもりなのにまたコロナになっちゃった!」ってバカみたいな連絡をしたら、少しびっくりしていたけど、一応、心配してくれました。でも、私の体調より「早く良くなって欲しい、ケーキが食べたいから」みたいな気持ちが見え隠れしていたので、そういう欲望まみれな一面も出してくるようになったなぁ、うんうん!と、感慨深い気持ちにすらなりました。
知り合ってから、私がコロナ2回、キングは1回罹患しているので、我々はコロナで滅びるタイプの男女、といった所でしょうか。

キングとのケーキも楽しみだけど、明日!外出しても良いよの初日早々に、ゲーム仲間たちとオフ会して来ます。
人も泊まりに来ます。一応、直前で申し訳ないけど、感染とか心配で泊まるのが嫌だったら別で宿探してねって言ったら、探したけど高いからやっぱり泊めて欲しいと言われました。窓開けて手洗いうがい頑張ってもらいますね。

とにかくブブゼラさえ治ってくれればなぁ…完全復活なのだけれど。
因みに私、どんどん軽症化しているので、いっそ無症状であれ!!!という気持ちが強いのと、後遺症は殆どないのだけど、日頃の倦怠感や慢性疲労はもしかしたらコロナの影響かも、ということにして、ちょいちょい病弱アピをしながら暮らしています。

コロナウィルス、今はエリス株というのが流行しているらしいので、皆様も感染にはくれぐれもお気をつけて、ご自愛くださいね!

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