【教育改革】これからどうなる?リアル対面授業 vs オンライン授業
みなさんこんばんは。
みなさんZOOMとか使っていますか?
僕はオンライン会議や飲み会に
よく使うんですが、
終わったあと、異常に寂しくなります。笑
みなさん、ZOOM使わない方がいいです。。
そんな話は置いて、今回は
リアル対面授業 vs オンライン授業
について発信していきます。
「教育」に熱い人たちが集まる勉強会で
リアル対面授業 vs オンライン授業の
話になりました。
どちらかが絶対に良い
というものではありませんが、
大事なことだと思い、noteで
アウトプットしています。
以前に、書いたnoteは
このテーマを考えるのに役立つので
よければ参照してください。
一言結論
withコロナ精神を早く持たなあかん
それでは詳しく説明していきます。
リアル対面授業の良いところ
リアル対面授業とは、今までのように
学校や塾に行って受ける授業とします。
リアル対面授業の良いところは
こちらです。
・子どもの反応が直接見える
・仲間と協力しやすい
・映像授業より学習効果が高い
・表現力、人間性を観察しやすい
今回はこちらに絞って説明します。
子どもの反応とは、
表情やリアクションだけでなく、
子どもの手元にある教材も含みます。
ZOOM(オンライン)で会議をしたときは、
手元が見えず、胸から上しか見えません。
リアルな教室の場面では、
先生が教室全体を歩きながら
子どもの様子を観察することができます。
また、同じ内容を学習する場合、
映像よりもリアルで受けた方が
効果が高いという研究があります。
これは、幼児を対象に
絵本の読み聞かせの実験です。
親がお子さんの表情を見ながら、
絵本を読みかけるグループと
絵本の内容を吹き込んだ
動画を見るグループに分けます。
その結果、
絵本の内容を理解度が高かったのは、
前者のグループでした。
また、2009年に教育心理学研究によって
調査された実践によると、
ある事柄について説明を行う際、
説明の相手が目の前にいるパターンと
動画を撮影して見せるパターンに分けました。
この結果も同じように、
相手が目の前にいる対面したパターンの方が
学習効果が高くなりました。
これは、その人の表現力や人間性が
関係していると思います。
例えば、ライブでのパフォーマンスは、
演出や設備等の影響もありますが、
ライブ映像を見るよりもリアルに
体感する方が迫力に圧倒されるでしょう。
予備校で講師をしていた知人から
こんな話を聞きました。
子どもからすると、
超レベルが高いオンライン授業をできる先生よりも、
普通レベルの先生でもリアル授業をする先生の方が、
子どもからは人気で評判がいい。
これを聞くと、
リアル対面授業の効果は
大きいのかなあと感じます。
人間は理屈の説明よりも
感情を揺さぶる方が行動します。
リアル対面授業の悪いところ
ただ、良いことばかりではありません。
悪いところは以下になります。
・人間関係のストレス
・通学時間とコスト
・場所
・感染症の恐れ
今の状況下では、
感染症の恐れが一番の問題点です。
人間関係は、いじめや不登校に
つながる可能性があり、
注意すべき点です。
しかし、
人間関係には大きなメリットもあり、
この点だけに注目して誇示できません。
通学時間とコスト、場所に関していうと
1日24時間しかない時間を奪い、
地理的格差を生み出してしまいます。
都会に近いほど学校の数は多く、
種類も多様です。
これらのデメリットを改善してくれるのが
オンライン授業です。
オンライン授業の良いところ
オンライン授業の良いところは
以下になります。
・地理的格差をなくす
・通学時間がない
・やりたいことに特化した学び(通信制学校)
・先生を選ぶことができる
・学校に行きたくない子どもを支援できる
オンライン授業は、地理的格差をなくし、
通学時間が必要なくなるため、
学びに使える時間が増えます。
また通信制の学校であるN高や
オンラインインターナショナルスクールでは、
単位取得に必要な最低限の時間で
主要科目を学びます。
(全体の3割程度の時間)
残りの時間で、自分が学びたいことや
挑戦したいことに取り組むことができます。
平均的に学ぶのではなく、
分野に特化した学びをします。
また、先生を選ぶことができます。
これはどういうことかと言うと、
専門講師だけでなくYouTubeや
他の媒体からも学べると言うことです。
普通学校では、担当の先生を
選ぶことができません。
相性が悪い先生が担任だったとしても
1年間は我慢しないといけないということです。
そして、子どもの不登校支援にも
オンライン授業は活用できます。
学校に行きづらい子どもは
家庭で学べるように支援できます。
オンライン授業の悪いところ
ですが、オンライン授業にも
悪いところはあります。
・目や耳の疲れ
・協同的に学びにくい
・ネット環境の整備
・経済格差を広げる恐れ
まず、目や耳の疲れです。
特に目です。
個人的な感想になりますが、
zoomを使って勉強会をしたときの
目の疲れは、
お守りでも吊るしてるんかと
感じるほど目蓋が重くなります。笑
パソコンを使う時間が増えたこともあり、
視力がまた下がった気もします。
また、オンライン授業では
教師からの説明・指示が
一方的になってしまいます。
これでは、教師が主体の授業になってしまい、
子どもは受け身の状態になります。
学習効果が高いのは、言わずもがな
子どもが主体的に学ぶ授業です。
そしてネット環境です。
以前、オンライン授業がしたくても
できない現状について、 noteを投稿しました。
よければ参照してください。
昭和女子大学の調査によると、
わずかですがネット環境が整っていない
学生がいました。
東京の都心にある大学でも、
そのような状況です。
ネット環境があれば、
なんでもできる時代ですが
ネット環境がなければ、
何も学べなくなります。
社会のオンライン化・リモート化によって
経済格差はさらに大きくなると予想できます。
まとめ
今回は
リアル対面授業 vs オンライン授業
について発信しました。
どっちが良いというのは
簡単にいうことができないと思います。
リアルの方が伝えやすいことがあれば、
オンラインの方が効率良くできることあります。
Twitterや noteなど、様々なところから
情報を得ていますが、
学校再開せな学習が進まんやろ!
コロナの影響が収まっていない中で学校を再開するんか!?
オンライン授業なんかできるんか!?
どっちかをやろうとすると、
対立意見のクレームが出てきます。
勉強会の中で、
「教師は守るべきものが多すぎる」
という意見がありました。
公務員という立場で
文部科学省の下で
子どもの命を預かりつつ…
やっぱりリアルでやらなあかん
というもあります。
しかし、
いつ改善されるかわからない
この状況を踏まえると、
そんな呑気なことを言ってられないと
思います。
今までの学校の授業をそのまま
オンラインにすることは不可能でしょう。
できることから始める。
教師がまず学び狂う。
withコロナの精神が大切なんだと
改めて感じることができました。
書き殴りのアウトプットでしたが
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!!