【キネマアートしずおか】ご報告編①

2022年10月14日 12:06

キネマアートしずおか（2022.9.17 - 9.25）が終了してから早二週間。いや、三週間になろうとしてます（汗）

ご報告が非常に遅くなってしまいましたが、おかげさまで全日程を終了しています。「無事に」というには、残念ながら中止となってしまった公演もありましたし、後半二日間は静岡を襲った台風15号の影響も大きく、簡単な言葉では表現しきれませんが、運営（主に現場監督）兼出演の立場から、ごく簡潔に活動報告をまとめたいと思います。

本フェスでの私の大まかな役どころは
主要な会場の一つ・コミュニティホール七間町に滞在し、主にホールの舞台監督として日々を立ち回る、ということでした。現場で足りないことは全てその場でカバーしていくというスタイルで、一つ一つの予定プログラムを準備し、遂行し、そしてバラして次の準備。そんな感じ。

事業によっては私が企画者であったり、そうでなかったりして、どのプログラムも内容的にはだいぶ濃かった。関わっていて最高に楽しかったです。

残念なこととしては、他会場(札の辻クロス、浮月楼、けやき通り等)で行われたことに関しては一切関われなかったということ。そのためこれらについては本報告に含むことができないことをお許し頂きたく。

それでは、ご報告にうつらせていただきます。

①【シネマdeVIVA!express ／ショートフィルム創作体験】

あそviva!劇場にてコロナ禍で不定期開催していた、即席でつくって上映までする映像作品制作企画の出張版。今回、なんとなんと、全３チームによるオリジナル作品が誕生しました。

この企画では、半日かけてプランゼロから映像作品を撮り、編集し、それを上映します。撮影チームをどうするかの割り振りも、当日に行いました。

やり方の説明をし、実際に各チームごとにコンテを作成して頂いて、休憩をはさんでそのまま撮影へ。待ったなしで次の工程に進んでいきます。

タイトなスケジュールだけに、時間を押してしまうチームも出てくるだろうと覚悟はしていましたが、まさかの全チーム時間内撮影終了にビックリ。３チームそれぞれ個性豊かな映像素材が集まっていました。

これらを簡単に編集し、そのまま一般公開としてホールにて作品上映。作品だけ観に来てくださった方もいらっしゃったりもして、フェスの中で開催した感がありました。
というわけで、シネマdeVIVA!express。おかげさまで大成功！ありがとうございました！！

近々あそviva!劇場の営業時間内に３作品を再上映したいと思います。

このうち、超歌劇団チームの皆さんの作品はエンタメとして振り切っていてさすがの仕上がり、後日オンラインでもご紹介したいと思います。お楽しみに！

②【シネマdeVIVA!即興芝居×即興コメディ体験】

の、翌日。
めちゃくちゃ盛り上がりました。
ロクディム×道化師びりによる即興芝居（インプロ）ライブ！

私は照明＆音響のダブルオペレーション。インプロなので当然筋書がなく、話の展開を追いつつフェーダーを上げ下げ。。。ロクディムさんのテクニカル演出プランがしっかりしているので、そこに頑張って合わせていく…集中して取り組まなければならないところ、全然集中できない。なぜなら生みだされる芝居がとにかく面白い！笑ってる場合じゃないポジションなのに、笑わずにはいられない。
笑わずにはいられないってどういうこと？見せつけられる、コメディのためなら"なんでもこい"精神

びりさんが加わってからのビリビリしちゃう高揚感と緊張感、そして仕掛けあう演者方のムードがまたたまらない。久しぶりに大爆笑。そうか、爆笑ってこれだ！っていう爆笑。最高のライヴ。ありがとうございました。またの機会をなんとしても作らなければ…と決意したのでした。

③【シネマdeVIVA!映画上映「ぼくたちは、夢中になりたい。」】

終演後、ロクディムさんをお見送りしつつの大転換。
同じ日、同じ場所で。今度は映像作品上映の準備。

思い入れ深い自主制作映画『ぼくたちは、夢中になりたい。』。
あそviva!劇場初上映の際、チャリさんが手伝ってくれた最後の作品でもあります✨

そういえば、あそviva!劇場以外の場所での上映の機会はこれが初めて。頂いたご感想の声にもありましたが、撮影場所にもなったあそviva!劇場から飛び出したことで、初めて一つの映像作品として向き合えた気がしました。あの頃の場内(今はなきコックピット客席など)が、そのまま映像に残っている不思議。恥ずかしながら没入しすぎて、上映後の挨拶や運びがうまくまとまらなかったのが大反省の夜。