ショートフィルム【ユリーカ】制作に寄せて。
2024年3月17日(日)。
プランゼロから一日でショートフィルムを制作する
あそviva!劇場の自主事業の一つ
『シネマdeVIVA!express』を開催しました。
今年に入ってから再始動した本事業。
ここまでなんとか、月に一回のペースを保って継続開催できております!
※ご参考までに…
前々回(2024.1.21の映像作品【はっけよい】)
前回(2024.2.18の映像作品【冥王星の君へ】)
制作日、当日。
午前9時を過ぎて、
あそviva!劇場に参加者が順次集合。
ありがたいことに、
ここまで毎回
何らかの参加を頂いているアートモバイルさん、
そしてururuさんがご来場くださいました。
ホスト役として
あそviva!劇場の私あまると、ひっきぃ。
そして
生配信での『今日どうしよう?朝会議』を開催
その後
この様子を見守ってくださっていた…
cotoriさん(声での出演)が初参加となりました。
で
この配信で決定したことは…
作品タイトル
『ユリーカ』(ギリシャ語で「我、発見せり」)
作品テーマ
『出会いと別れ ―― 別れを通じて新しい自分を見つける・次へのステップへと進める』
と、いうことだけ!
今回は撮影プランが少々難航したものの、
劇場内に住んでいる人形たちのなかから「親指姫」が急きょ選ばれまして??親指姫を軸にした物語を展開することになりました。
↑ こちらは当日のアートモバイルさんのXより
音楽制作でご参加頂いている視点でこの企画を追うことができます。足跡残し感謝!
そういうわけで
この企画始まって以来初めて、
原作ありきの映像作品を制作することになりました。
親指姫…
最後、花の国の王子の世界を捉えるのに、
いまこの近所で花が咲いてるところってあったっけ?
ururuさんにロケハンをお願いした結果
「今、花、あまり咲いてないね(この辺では)」
ということが判明。
あれば嬉しいけど、
もちろん無ければ無いなりに。
その間、
私は撮影プランの足掛かりとなる
台本作りに勤しみました。
まあまあこれが大変で、
ハンスアンデルセンの原著をgoogle翻訳にかけたものを、朗読(初参加のcotoriさんに発注)に見合いそうな文章に校正し、つらつらと進めていたら二時間近くかかってしまったという、このスピード仕上げが必定の企画においてはなかなか致命的な遅れをとりました (^^;)
そうして仕上がった台本はこちら。
文量が想定以上のボリュームになってしまい、
朗読を担当されたcotoriさんは相当たいへんだったことと想像します。初参加にして「なんだこの長文は!」と思われたことでしょう…
すみませんでした!
これを書き上げた段階では
当然まだ撮影を行っていないので、
実際に仕上がった作品と
合わないシーンやイメージもあります。
あくまで、スタート時の理想はこうだった、
ということになるかと。
ただ、
このスタート時の理想を思いがけず上回ること(その理想をあきらめた先に見つかる新発想?)があるのが、このイベントの醍醐味だったりする。
さあ、さっそく撮影開始!
この制作回では、
撮影の半分はあそviva!劇場の店内で行うかたちに。
照明機材が最低限そろっているブラックボックスなので、ここがちょうどいい撮影スタジオになります。
風が強くて大変な日でした。
屋外ロケでは
あそviva!劇場を出てすぐの静岡市街でささっと済ませ(笑)おそらく必要な絵が足りないであろうということで、最後に安倍川の河川敷エリアで使えそうなカットをいくつか収めて撮影終了。
撮影終了時の投稿。
17:31頃には終わったようです。
日が暮れる前でよかった!
帰宅後(焼津市在住)
小休憩ののち編集開始。
最終的に仕上がったのは26:00頃
となってしまいました。
編集アプリの不具合と久しぶりに格闘しながら、
正直なんとか仕上げたという感じでしたが。
とはいえそれでもこの段階では、
まだ粗編集版(これを今後ドラフト版と呼ぶことにします)なわけですが。
これが、意外とよかった。
物語の力。
アンデルセンの執筆当時の心に触れたような気がして、自然と涙が流れたのでした。
オイオイ、
じぶんで編集しておいて
まったくおめでたい奴だな…とか、
思ってもらってイイですヨ(+_+)!
このドラフト版は、
一般公開することはありません。
あくまで制作参加者間で共有する範囲の内容でございます。
三日後。
完成した映像作品『ユリーカ』。
あそviva!劇場のBAR営業内のイベントとして
本作品の上映会を開催しました。
こちらの生配信で公開した
当日の制作メモがあるので
一応 張り付けておきます。
特段面白いものではありませんが、
あくまで制作の記録として。
※字が汚くてスミマセン
これだけを頼りに撮影を行ったので
多分に抽象的な世界となっていますが、
とにかく、柱となる物語がしっかりしているので、
行ったり来たりの慌ただしい映像に疲れてしまっても、cotoriさんの朗読劇として耳だけでもお楽しみ頂けると思います。
最後に
完成した作品単体を残して、本投稿を結ばせて頂きます。
ありがとうございました。
時間のある時に、
せっかくの朗読劇なので、
youtubeの字幕の準備をしてみつつ、
海外向けに動画がいきやすいように、
やってみようかなと思います。
アンデルセンに敬意をもって、
主にデンマークに向けて?(^^)
はてさて、そんな時間をつくれるかどうか。
とにかく、字幕はいちどやってみたい。
【追記】
字幕、初めて実装しました!
なかなか楽しい作業でしたので、スキマ時間に他の作品でもやってみようかと。日本語だけでなく、英語、韓国語、そして今回はアンデルセン作品ということで、予告通りデンマーク語にも!
また、後になって気づいたのですが、
動画を公開した日、このnoteをアップした日でもありますが、3月21日は #世界人形劇の日 #World_Puppetry_Day だったと知りました。
人形劇を語るにはあまりにも図々しい内容、と自覚してますが、このタイミングに不思議な力面白さを感じましたので、タグ付させて頂きます。
※以上追記分 240322
さて
本映像制作アソビ企画はまだ続きます。
次回の制作予定日は、2024年4月14日(日)。
参加して頂けそうな方!
午前9時、あそviva!劇場で(あるいは生配信ごしに)お待ちしております☆