過去・今・未来
あそviva!劇場で生パフォーマンス!
その復活の狼煙となります、あまる&ひっきぃ作・演出・出演による小劇場用プログラム【あの日のあそび座】、無事に終演しました。
静岡の劇場の近代史といえば
先輩世代からは「映画」の思い出が多くあがるところですが、
演劇の #若竹座 や、寄席の #入道館 というように
#芝居小屋 も賑わいをみせていた、ようです。
戦時下は #軽演劇 も盛んだった(映画があまり自由に上映できなかった)とのことながら、戦後復興した劇場はほぼ全て映画館だったことからも広く一般的には映画が待望された娯楽だったといえます。
だけどもし、
当時芝居小屋で活躍した地元の芸人たちがいて、彼らが地域に愛されるような存在だったとしたら、果たしてそれはどのようなものだったのだろう?
そんな空想から生まれた芸人コンビが「夢子カケル」の二人です。
黙劇の女芸人「ヴァージニア夢子」と、大道芸のぞきからくりの弁士「片尾カケル」の二人が、はみ出し芸人たちの最後の砦だった場末の芝居小屋 #あそび座 で出会い、その後 独創的な新演目「からくり黙劇」「ステップ曲芸」「黙劇ヴォ―ドビル」等を次々に生み出していく、その歴史の流れを断片的に描いた "軽演劇" が、本公演「あの日のあそび座」となります。
ストレンジシード2020秋で初出しした作品ではありましたが、
当時はゼロから実質3週間程で仕上げたこともあり、かなり粗削りで勢い任せな内容でした。これを作り直し、あそviva!劇場用に最適化しました。この二年間で取り組んできた映像も織り交ぜながら、少々ミステリー調に演出させて頂きつつ…
パフォーマンス復帰作がなぜこれだったのかといえば、
コロナ禍を経験したあそviva!劇場の今・これからを伝えるのに、この作品は今やるべきにふさわしいように思えたのです。
挫折の中から踏み出す 次の一歩。
挫折があるからこそ生まれる 次の一手。
この物語に込めたメッセージはそのまま、
これからを行く私たち自身へのエールにもなります。
さてさて
今回実施できた良かったなぁと思ったことがいくつかありますが、
そのうちの一つ。
はじめましての未就学児さん、
小学校上がりたてのお子さんにも見てもらえたということ。
彼らがどう感じたか、本当のところはわからないけれど、
終演後に向けてくれたキラキラな好奇心に、不思議と勇気をもらいました。
あそviva!劇場の主催公演は今後も「中学生以下無料」にて。
次もまた誰かにキャッチしてもらえますように!
小劇場に来てくれてありがとう!!
興味を向けてくれる方々にご案内が届くよう、
これからも一つ一つの作品や企画を大事につくりながら、
この静岡でがんばろう!
進めていこうではないか!と心新たに決意するのでした。
ありがとうございました!!
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