成果と書評 第57回「マキとマミ」
こんにちは!
5月ももう月末……!?!?ヒエッ……
でも今月は体調崩してた以外は結構頑張った気もする!!そもそも体調崩してちゃいけないんですが……
今週のお知らせです!
刺繍モニターの方、大変お待たせしております!すみません!!!
絶賛作業中でして、進捗状況などはSNSに都度アップしているんですが、いただいたお写真を元に進めさせていただく中で細かい部分まで丁寧に仕上げたいな〜という思いから、当初予定していた作品サイズより大きめのもので仕上げさせていただく場合がございます。
サイズアップする場合は個別にお声がけさせていただいているのですが、ど〜〜してもコンパクトに作ってくれい!!!という方はお声がけください〜〜〜
サイズアップに伴う追加料金などは今回はいただいておりません。
あくまでその辺りの検証も含めたモニターなので。
モニター募集の方のオーダーに目処が立ち次第本オーダーお受けしていこうと思っているんですが、早くてあと1ヶ月くらい先になるかな〜と思っています。
オーダーのお問い合わせなどはいつでも受け付けておりますので、気になる方はお気軽にご連絡ください!
今週の作品です!
ジュンちゃんです!
3年前にお空組になった子ですが、頂いたお写真がとても若々しくて凛々しい子だな〜という印象でした。
ミックス特有の子の混ざり毛に苦戦しまして、毛の色味が〜〜〜〜〜色味が〜〜〜〜〜という感じだったのでもっと修行が必要……と痛感させられました。
あと光が当たっていると実際の毛色とは違って見える部分も補正が必要だな〜〜〜と感じた部分もあり、その辺りは今後オーダーをお受けする中での課題となりそうです。
直射日光や逆光、室内光よりも自然光の下のお写真が一番色味が自然で、お手元に渡った際も違和感がないのかな〜と思います。
今回はお顔切り抜きで制作させていただきまして、ワンポイントの部分は骨マークをとのオーダーでしたので、フラワーモチーフで骨を表現させていただきました。
何気にワンちゃん初めてだったので楽しかったです。
1週間ごとに新しい子を紹介できたらいいんですが……頑張ります!
今週のオススメ漫画は「マキとマミ」です!
オタクあるあるは数あれど衰退ジャンルオタクあるあるはこの作品だけでは!?
乙女ゲーム好きな人も、腐女子の人も、オタクごとを一回経験した人なら
うなづけること満載の、オタあるある漫画です。
昨今、オタクあるあるをネタにした漫画はたくさんありますが、こちらは衰退ジャンルに潜むオタク達を題材にした”ガチ”の作品。
あまりに衰退ジャンルオタクの解像度が高すぎて、現在進行形で衰退していっているジャンルにいる人間(私)からすると
「えっ……あ……ウン……わかるぅ〜〜〜〜〜〜〜…………」
と若干悲しくなる部分もあるけれど!!でもそこも数少ない同志のような感覚で楽しめる作品です。(漫画に同志を求めるな)
【主な登場人物】
間宮マキ(34)…主任。ミステリアスで有能なキャリアウーマン。
森山マミ(25)…勤続3年目のOL。
の2人を中心に、
ガチオタ構成作家のマキの弟、学(児童向けジャンルオタ)
学の友人でカフェを営む真下(厄介オタク)
真下の姉、緑子(色々と濃い)
などが出てきます。
こうやって書き出してみると、厄介なオタクばっかりなんですがみんな根はいい人なので、何かトラブルが起きるわけでもなく微笑ましい日常(?)を垣間見ることができるのですが、オタク特有の距離感の図り方とかがリアルすぎて「わ、わかるぅ〜〜〜〜」の嵐です。
オタク特有というかなんだろうな、「公私混同を避けるが故、気遣いの鬼になってしまった人たちの話」とも言えるかもしれません。
オタク以外でも似たような感じで他人との距離感を取ろうとする人はたくさんいるはず。
そんな人にも刺さる作品じゃないかなと思います。
マキさんもマミちゃんも会社では上司と部下だけど、プライベートでは仲の良い友人、という関係が側から見ると不思議な感じだけと当人同士はとても心地の良い関係なんだなというのが見ていて良いなあ〜と思います。
そもそも、同年代で同じものが好きな人を見つけるのって結構限られたジャンルでないと成立しないのではないか、と最近気づき始めたところもあって、昨今のオタク達は年齢差が幅広いジャンルが多いので学校や仕事などとは別の謎の年代の方との交友関係がある方もかなりいるはず。
数年に渡る付き合いで、月に何回か喋ってるし、好きなものとはよく食べるものとか、飼ってるペットの事とかも知ってるけど、本名も年齢も住所も知らん……みたいな人とか。
今の子は逆にこっちの方がスタンダードなのかもしれないな〜〜
オタクあるあるも楽しい作品ですが、大人になってからの人との関わり方や打ち解け方も丁寧に描いてくれている作品なので万人が楽しめると思います。
お時間あるときに是非!
<今週の余談>
推し作家がTwitterを始めると支障をきたす人間がたくさんいるということが分かりましたね(冨樫神)
春子……一生Twitterするな……
(宝石の国、連載再開おめでとう……)