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屋久島記〜縄文杉編〜

過去や未来を忘れて目の前の光景に入り込めるような、そんな壮大な経験を求めて1人で屋久島へ。その時の記録を写真とともに。


屋久島へ移動

飛行機で屋久島へ移動、左手には桜島。
夕方に屋久島到着。後ろから乗り降りするコンパクトな機体だった。

元々は到着してすぐ登山道具を借り、すぐにバスに乗って宿へ向かう予定でしたが、飛行機が遅れてバスの時刻が迫る中、なんとレンタルショップは早めに店を閉めているハプニング。。。いきなりピンチを迎えます。

そんなとき、閉店間際に駆け込んだ観光協会のおばちゃんが、営業中のレンタル登山道具店に連れて行ってくれ、さらには宿まで送ってくれるというまさかの出来事が!本当に助かりました!!!

今晩泊まるのは、安房にある民宿「いっぱち」さん。
夕食は地元の魚をふんだんに使った最高の料理。
左上:トビウオの姿揚げ 中央:ブリの照り焼き 右上:カンパチの刺身


縄文杉へ出発

一晩寝てエネルギーを蓄え、いよいよ縄文杉へアタック!

朝5時に宿を出発。あたりはまだ真っ暗。
ヘッドライトがなければ何も見えない。借りておいてよかった。。。
空には見たことないほどの満点の星空。まるでプラネタリウム。
日本のバスを乗り継いで荒川登山口へ。
AM6:15 あたりはまだ薄暗い。いよいよ出発。
出発から2分後の橋。初めはこのようなトロッコ道が続く。
表面が白くなった巨岩。土砂崩れで表面に生えていた苔が剥がれてこうなったそう。
AM6:30 空が明るくなり始める。
AM6:58 すっかり夜は明け、トロッコ道をひたすら進む。
かつて木材の搬出に使っていた線路を歩道として使用している。
AM7:23 ホテルで手配してもらった弁当で腹ごしらえ。
写真を撮る前にひとくち食べてしまったのはご愛嬌。


本格的な山道へ

長いトロッコ道を抜けると、いよいよ本格的な山道に入ります。周りにも大きな杉の木が増えてきました。

ここからは岩でできた道が中心。ところどころに細い川も流れている。
大木のトンネルをくぐる。足元には無数の根。
豊臣秀吉の命令で伐採された切り株と言われているウィルソン株に到着。
中は空洞で入ることができ、断面の写真がハート型に見えることで有名。
2本の杉の大木が合体している「夫婦(めおと)杉」。
AM9:44 ついに念願の縄文杉へ到着!
少し離れたデッキからの観察にはなるが、それでも圧巻のオーラを漂わせる。


下山

予定よりも早く折り返したので、帰りは周りを見ながらゆっくり下山。野生動物やキレイな景色にも出会うことができました!

すぐ近くに来ていたサルの群れ。
互いに毛繕いをしたり、木に登って葉っぱを食べたりしていた。
草を食むシカも発見。やや小さめ。
フォスターの法則といって、孤立した島に住む大型動物は、進化の過程で体格が小さくなる。
近くを流れる川。水が透き通っておりとてもきれい。
道端で湧いている水を汲んで飲むと、非常に美味しかった。
帰り道①
帰り道②
帰り道③


宿に到着

山を降りたら、1時間ほどバスに揺られて宿へ。

「いっぱち」さんにて連泊。夕食付き。
左上:カンパチのカマの塩焼き 中央:シイラの南蛮漬け 右上:マダイの刺身
約30km、合計40,000歩を記録。疲れた。。。

明日はレンタカーで島を一周します!


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