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深圳記

世界の最先端に触れるために中国の深圳へ。


早朝に香港国際空港へ到着。ネパールと比べて格段に綺麗。
ここから羅湖という場所へむかい、陸路で深圳へ入国する。
まずはこの2階建てバスで上水という場所までいく。約50分。
クレジットカードが使用可能で便利!
中はこんな感じ。右側にはスーツケース置き場もある。
やたらみんな2階に行きたがるのが不思議だった。
続いて電車に乗り換えて羅湖へ。たった一駅。
車内はこんな感じ、日本の電車とあまり変わらない、
羅湖についたら案内に従ってこのような道を進む。
通常の入国審査みたいなものを受けて合計30分ほどで入国完了。
想像よりもだいぶあっけなく陸路で国境を越えることに成功。

ここから電車でホテルへ向かう予定だったのだが、事件が発生。日本で登録してきた決済サービスWeChatPayが使えない!

何度試してもエラーが出る。しかも駅員さんなどに聞いても誰も英語が通じないので、毎回スマホで翻訳して伝える必要がある。

最先端に触れるというテーマなので現金は使わない縛りにしていたのだが、いきなりこれでは所持金が0のようなもの。本当に困った。

クレカも使えないと門前払いされて途方に暮れ、歩くことも検討。ダメ元でもう一回と思い、別のカウンターでクレカが使えないか聞いてみる。

すると今度の駅員さんは誰かに無線で連絡をとってくれた。若い男性スタッフがきて、なにやらしばらく相談中。それが終わると、どうにかクレカでチケットを決済してくれた!

幸先は最悪だが、とりあえずホテルまでの交通手段は確保できた。よかった、、、

電車のチケットはコインのような形。
タイで乗ったエアポートレイルもこんな感じだった記憶。
ホテルの部屋はきれい!
Googleマップが使えないためレビューが見れず不安だった。
とりあえず街を歩いてみることに。
バイクがガンガン歩道を走っていて驚いた。
どうやら中国では電動バイクが自転車扱いなのだそう。
近くの大きな公園へ到着。めちゃくちゃ広い。
特別何かあるわけではないが、緑は多い。
木の種類も南国っぽい感じのものが目立つ。
公園で屋外卓球してる人がたくさんいた。
この辺は中国みを感じるポイント。
道にはシェアサイクルがたくさん。
けど乗っている人はあまり見かけず、圧倒的にバイクが多い。
車も多い。緑ナンバーは電気自動車という意味。
体感的には6割くらいがEVかなと思った。
しばらく歩いて深圳博物館へ到着。ここは無料らしい。
中に入ると野生動物のレプリカがたくさん展示されていた。
こういうのは結構好きなので楽しかった!
他にも中国や深圳にまつわる歴史的な展示などがあった。
博物館を出て再び街を歩く。緑の多い丸の内みたいな雰囲気?
こんな感じできれいな公園も多い。
近代的な計画に基づいて街全体が作られてる感がすごい。
クレカが使える店もあるのでは?と思い巨大なモールへ。
例の如く翻訳を駆使して何軒かあたり、ようやく発見!
メニューも頼み方もわからず、気づいたら白飯と辛い鍋がきた。
この鍋、想像の何倍も辛くて中国の洗礼をあびた。
ホテルでエレベーターではロボが一緒に乗ってきた。
なんとアメニティの配送をロボが自動で行っている!
目的の階で勝手に降りて部屋まで届けに行った。すごい!
翌朝はホテルでバイキング形式の朝食。
特に焼き芋が甘くて美味しかった。
今日は世界の名所が観れるという世界之窓へ。
無理とは思うがダメ元でQR決済を試してみる。
するとなんと入れてしまった!!めっちゃラッキー!
これは入ってすぐのところにあるエッフェル塔。でかい。
多くはサイズを縮小しているが、造りはリアルな気がする。
日本の法隆寺も。日本エリアはかなり広かった。
世界的に見ても、国土の割に名所が多い国なのかなと感じた。
富士山のアトラクションがあったので乗ってみた。
3Dメガネをかけ座席が揺れる系だった。少し酔った。。
こちらはニューヨークのマンハッタン。
後ろにはブラジルのコルコバードのキリスト像が見える。
世界中の観光名所が満遍なく作られている感じがする。
先日ネパールで見てきたスワヤンブナートも!
謎の恐竜エリアもあった。なんだったんだろう。
こんな感じでひと通り見て回ったので、外へ出る。
園内はかなり広く、全部見るのに3時間ほどはかかった。
次の目的地は歩く。信号には大量の監視カメラが。
街並みはこんな感じ。高層ビル、広い道路、緑の木々。
次はここ、錦繡中華。さっきのコンセプトの中国バージョン。
パークも中国の形をしており、名所を見たり文化体験ができる。
まずは北京。とても精巧に作られている。
写真の撮り方によっては本物にすら見えそう?
万里の長城もある。めっちゃ長い。
台湾は中国の中でも最大の島、と書かれていた。
このあたりには中国としての歴史認識が見て取れる。
こういう岩だらけの名所もたくさんあった。
広い中国の中にはこんな場所が多くあるのだなあと。
石窟寺院もいつか見てみたいな。。
キングダムの山の民的なエリアもあった。
たぶん台湾のほう?の太鼓の踊り。迫力あった!
このあたりで少しおやつ。焼餅という。10元≒200円。
プレーンなパンの味がした。焼きたてで温かい。
こちらは煎餅果子という。18元≒360円。
外側はクレープ系で、中に野菜や肉が入ってる。
アフター5的なやつ?で人が増えたので、人流に従って動く。
中国っぽいショーを見ることができた。
20時ごろからこのパークのメインのショーも見れた!
龍が登場して迫力満点。何言ってるかは分からないが楽しめた。
そして最終日の朝。いろんな料理にチャレンジしてみる。
そういえばホテルのエレベーターは三菱製だった。
様々な国で乗ったが、エレベーターは日本製がいい気がする。
この日は華強北という電気屋が大量にあるエリアへ。
このような電気屋だけのデカい建物がいくつもある。
やはり目を引くのはドローンのお店。至る所にある。
DJIはもちろん色々なメーカーを見ることができた。
1万円を切るものも普通にあった。こんなに進んでいるとは!
外は少しずつ旧正月モード?
見たいところをひととおり見れたので、地下鉄で空港へ。
地下鉄の駅では毎回必ず荷物検査を通す必要がある。
中国っぽいお店を見かけた。北京ダックだらけ。
イミグレのある羅湖は大混雑。警察も多い。
物価が安いので香港からの日帰り買い物客も多いのだそう。
香港ではバスに乗って空港へ。
ネパールから始まった旅もいよいよ終わり。


深圳旅を通じて感じたことを。

  • イメージしてたほど異常に街全体が先進的、というわけではなかった。ただEV・QR決済・ドローンあたりでは明らかに違いを感じる。QR決済は2015年くらいから一気に浸透したらしい。今回はQR以外の決済をしているところを(自分以外)一度も見なかった。クレカを飛ばして現金→QRなので、クレカは全然使えない。

  • 今回の旅では国内のsimを海外ローミングして使った。そのためIPを確認すると日本のアドレスになっている。昨日決済エラーになったのは、海外からのIPを弾いているからと思われる。しかし深圳地下鉄での決済エラー画面をよく見ると、ドメインはWeChatPayではなく深圳地下鉄のシステム管理者だった。そのためWeChat自体は海外IPを弾いておらず、事業者側で引っかかった可能性が高い。そのため国際ローミングを使う場合は事業者によって使えたり使えなかったりしそう。

  • なので今回の旅ではレストランのように事後決済の店は避け、テイクアウトやテーマパークなどの事前決済のところに行くことを決めた。事後決済はエラーが出たときに決済手段がなく詰むため。

  • 先述のとおり日本のIPアドレスを使っていたため、使えないと聞いていたGoogle系のサービスやLINEなどは全て問題なく使えた。その代わり中国系のアプリで不具合が出るものが少しあった。

  • 基本的に英語が全然通じない。驚くほど。こちらは中国語を話せない、とわかってもなお中国語で話してくる人も多く、かなり困った。Google翻訳の会話モードは大変役立った!

  • 中国語は外来語がとても少なく感じた。大概の国なら「トイレ」とか「レストラン」とかは通じるが、それらもあまり伝わらないことがあった。日本語のように外来語の音に国内の文字を当てるのではなく、外来語の意味から新たな単語を作って対応している感じがする。人が多く文化の蓄積がすごい国だとこうなるのかな。

  • もともと村だったところに計画的に都市を作ったからか、高いビルと広い道路と木々、みたいな「近代都市」がずっと広がっている感じだった。日本でいう豊海とかお台場みたいな最近開発された埋立地に近い雰囲気を感じる。

  • 全体的には想像していたよりずっときれいで過ごしやすい。特に困ることもない。あるとすれば歩道のバイクが怖いくらい。

  • 地下鉄が50円くらいととても安いことに驚いた。国営なこともあり安くできているのだろうか。駅や設備も整っており路線や運行本数も多い。とても便利。

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