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苦手は可能性の宝庫!慣れていないだけ。できるようになる!好きになれる!〜パスワーク『4・皇帝』『5・法王』『6・恋人』と過去の学びから〜

2024年の終わり〜2025年のはじまりにかけても、
毎日パスワークに取り組んでいました。

『4・皇帝』、『5・法王』、『6・恋人』のパスワークです。

いずれも私が苦手なパスでした。

瞑想に入っても、全くビジョンに集中できず!
気づくとクリックアウトしていました。
そして、はっとして、また意識を集中させたり。
それでもビジョンに集中できず、ビジョンがなかなかやってこない、意識も保てないという状態だったので、何回も繰り返してパスに入り直したり、しつこく長い時間ねばってみたりもしていたのですが、それでも断片的にしかビジョンを見れませんでした。

以前、初めてのパスワークをしたときも、すっとばしてしまうくらい苦手だったパスだったり、時間がかかったパスだったなあと思い出しました。

でも、苦手、というのは、できない、ということとは違うよねということを、ここ数年の間に知りました。

できないのではなく、慣れていないだけ、なんだなと。

そのエネルギーの動かし方に慣れていない。
あまり使っていない。
やったことがない。

それゆえに苦手なんだなと。

そして、苦手ってことは、悪いことではないんだなとも思います。

ここ2年半の間、お子さんの幼稚園という環境をメインにして生きていました。
お子さんが通っていた園は創造性を発揮する力が必要な園で、保護者さんが手作りで何かをするというイベントがたくさんありました。
初めはそれが苦手で、嫌で、もう絶対に無理!嫌!大変!と思い、感情は大騒ぎしていました。

入園時にもお子さんのクレヨンケースやお弁当袋など、いろいろと手作りの必要があったのですが、転園だったため、入園までの期間が短いこともあり、ミシンもお裁縫セットも充実しておらず、とてもじゃないけど自分では作れないと思い、母やお友達にお願いして作ってもらいました。

それでも、子どもが外遊びの際に使うケースだけは、頑張って作りました。それは、牛乳パックを何個か使い、切ったり貼ったりして貼り付けて、そこに布やフェルトを貼って作った箱でした。
そんな工作、とても久しぶりでしたし、牛乳パックすら我が家にはなかったので、お友達にお願いして何個かいただいたり、布やフェルトを買いに行ったり、そんなところからのスタートでした。

子どもの頃も立体的な工作はそんなにしたことがなかったよなあと。でも、段ボールで自動販売機とかは作って遊んでいたことがあったよねと、さまざまも思い出しながら。
ボンドを使うなんて何年振り?!とか思いながら、塗り塗りしながら、箱を作りました。

そこが久しぶりのものづくりのスタートでした。
そこから入園し、早速、保護者さんが手作りで品物をつくり子どもが買うというお店やさんイベントがあって、お裁縫の機会がやってきました。
保護者さんたちのものづくりスキルのレベルの高さに衝撃!目からウロコ!というか目が飛び出てしまうほどの衝撃の連続!!でしたが、
無理しなくていいんだよ〜、できるところをしたらいいから〜と先輩方が優しくしてくださり。
それでも何かしたいという思いで、手縫いでのお手伝いをしました。
それは、手縫いでもできるんだ!という自信を私につけてくれることになりました。

すごい方たちばかりの中で、皆さんすごいな!と思いながら、たくさんの方に助けてもらいながら、少しずつそんな世界に慣れ、歩いてきた2年半でした。

そうして、その後も時々に手作りイベントが続きます。冬になると、お子さんには内緒のクリスマスプレゼント制作というものがありました。
初めの年は軍手でつくるハンドパペットでした。

そんなの無理!できない!というところからのいつものスタートで(笑)
でも、他のお母さん方と一緒に作る機会もちゃんと用意されていて、その中で、教えてもらったり助けてもらったりしながら、少しずつを作りはじめていきました。

この年は、その後、お子さんの肩に原因不明のできものができ、痛みとともにどんどん膨らみ、肩もあげられなくなる、痛みで眠れなくなる、かかりつけの小児科でもよく分からないと言われ、不安と恐怖にのまれそうになりつつも、のまれながらも、途方にくれつつも、夫婦で衝突しつつも、解決するために東奔西走するという大きな出来事があり。
そちらへの対処にかかりきりになっていたため、パペット制作は途中でお休みの状態になってしまったのですが。 
後で少しずつを作り。今だにまだお顔がない状態ではありますが、なんとか途中まで制作できました。

冬になると、スキーや雪遊び用の手袋やスパッツの準備!などもあり。
雪用手袋に、雪が入らない用に、更に囲い的なものを縫いつけるという作業だったり。
スキーウェアから雪が入らないように、ブーツの上に履くスパッツにゴムや名前を縫いつけるという作業だったり。
細かなことがいくつかあり、慣れてないために、初めの年は、大騒ぎしながら、なんとか準備をしていました。

そうしてその後は、卒園するお母さんたちへのプレゼントの制作!がありましたが、この頃もまだお子さんのことを引きずっていたこともあり、この年は参加せず。翌年にリベンジしたのでした。

そうしてまた翌年。
やってきたお店屋さんイベントでは、バードフィーダー作りをメインで受け持ちました。
牛乳パックで作るバードフィーダー(鳥さんの餌入れ)です!

考案は先輩保護者さんでしたが、牛乳パック集めから始まって、みんなで材料を集めたり、線を書く、切る、布やフェルトを切る、貼る、などなどさまざまな準備をし。個人でできるところは持ち帰って、個人でも製作を進めていきました。
そういえば、この時もお友達に牛乳パックをたくさんいただいたことを思い出します。

このバードフィーダーを作りきった時の達成感と満足感はすごかったです!
やりきった!やったぞ!!と。
大きな満足感がやってきました。

しかもこれはほんの一部で。
他の保護者さんたちと力を合わせて50個以上のものを作ったので、すべてが集まった時のカラフルさとパワーは圧巻!でした。

一人一人が力を発揮して、更にみんなの力が集まって。すごく素敵な作品、お店やさんができた夏でした。

そうして冬になり、クリスマス製作の時期がやってきます。その年はお子さん用のミニクッションだったのですが。
それが私のすべての力を注ぎきった集大成となりました!
やりきった!頑張った!作品になりました。

お子さんには、サンタさんからのプレゼントという魔法がかかっているので。
この記事をお子さんが読まない限り、永遠に母が作ったことは内緒です♪

今回も材料は用意していただいてあって、布の大きな裁断もして下さってありました。
あとは自分で布を縫い合わせ、布に何かしらの模様をつける!というのが今回のミッションでした。

模様のテーマは、その年のオペレッタ&お子さんの役柄の絵ということ。
あとは、布用のクレヨンで絵を描いてもよし、刺繍してもよし、フェルトを貼り付けてもよし、ビーズつけてもよし、全部混ぜてもよし、自由です!ということでした。

刺繍は絶対無理だしなあ…と思い、初めはフェルトにしようかと思っていたのですが、やってみるとフェルトでアップリケをする方が更に難しい!ということが発覚!
思うように絵柄を形にできないし、思うようにフェルトを扱えないし、糸で縫うにしてもきれいに縫えないから見栄えが悪すぎてしまう…という衝撃。
これなら、刺繍のほうが、描いた絵をイメージ通りに表現することができるかなと、土壇場で刺繍にすることに決定しました。
このあたりの土壇場での変更具合は、私らしいです(笑)

刺繍といっても初心者さんですから、いろいろな技は使えません。一番簡単な、バックステッチのみで押し通すことにしました!

どんな構図にしようかとイメージして、絵柄を描く時間は、とても幸せでした。
楽しかった〜

そうして早速、刺繍糸を調達し、針も調達し、糸の色を選び、実行に移りました。

お子さんには内緒ですから、家にいないときや寝ている時にやらねばなりません。園をお休みしてしまうこともあったので、昼間はなかなかできず。
冬の寒い中、朝の3時頃に起き出し。ストーブで背中をあぶりながら、携帯の灯りを点けて、ちくちくちくちく。ちくちくちくちく。
ひたすらちくちくを繰り返す日々でした。

でも、朝方の時間が一番集中できたし、一人静かに何かに向かえる、本当に幸せな時間でした。
一針一針想いを込めて、縫いました。

そうした一針一針のちくちくの先に、完成した!という日が遂に訪れます。
この時の達成感!やりきった!という満足感もとても大きいものでした。
苦手なものを、それも一人で決めて実行し、やりきったわけですから、満足感は大きかったです。

絵柄も自分のイメージ通りに刺繍することができ、大満足でした!ものすごい集中力を発揮していた日々でした。
私って、時にこんなミラクル起こすよねと、自分をまたひとつ大好きになった瞬間でもありました。


そののち、サンタさんからプレゼントを受け取り、わあ〜!と、お子さんが気に入ってくれたということも、またまたとても嬉しいおまけでした(о´∀`о)

そうして私のものづくり道は集大成を迎え、いったんお休みになりました。
でも、あんなに苦手だった刺繍も、お裁縫も、
やればできる!やれば楽しい!ということを知ったのです。

そうです。苦手なことはやればできるようになる!!好きになれる!!ということです。

苦手は、できない、ということではないんだ!ということです。

苦手は、慣れていないだけ、やっていないだけ。
だから、やっていったら好きになるし、できるようにもなるんだよ!ってことです(о´∀`о)

それを身を持って、体験させていただいた、学ばせてもらった、2年半の幼稚園での日々でした!!
そんなことを気づかせてくれた幼稚園での保護者活動の日々に感謝!!ありがとうございました。


というわけで、お話を冒頭に戻しますと、
今は、苦手なパスワークのパスも、継続していくうちにできるようになるよ!!好きになるよ! 
ということです(о´∀`о)

その日を目指して、今度は、パスワークの道を頑張っていきたい!生きます!やります!と思います。  


2025年は、パスワークをより自分のものにしていく年にしようと思います。