Vketでの体験とメタバースの可能性、と今後の課題
はいどうもー!
あまーい私の虜になぁれ、モデリングから、イラストに、お歌まで、何でもやっちゃうVTuberの甘野氷です。
さて、私はVket1からずっと一般参加をして、過去何回かはサークル出展としての参加経験もあります。そんな私の体験から、メタバースを考えていきたいと思います。
でも、メタバースって何なの?ってことを考えると難しいので、メタバース=VRSNS くらいの認識で。正確にはメタバースの定義ってもっと広いとは思うけど、簡単に考えるためにそういうことにしておきましょう。ひとまずこんな感じで、Vketはどうメタバースと関わって、どんな影響を与えているのかを語っていきたいと思います。そのために、まずは私がVketでどんなことを体験したのかをお伝えします。
1.お友達と一緒に会場めぐり
これは多くの方がやってそうですね。一人で行くのもいいですが、複数でワイワイ楽しむのがとても面白いと私は思います。色んなギミックを体験して、楽しい思い出を共有する。それこそがメタバースの醍醐味ではないでしょうか?
2.出展側としての参加
数多くあるブース1つ1つには壮大な物語があります。初めてのモデル販売。試行錯誤の末に完成したモデル、そして商品を展示するブース作り、ライトベイク、ライトプローブがわからないまま、公式の資料を読み漁りなんとか完成。しかし出展の際に発生する数多くのエラー!公式Discord鯖の助けを借りてなんとか完成!!そして開場して真っ先に自分のブースへ、しっかりと展示されている自分にブースに思わず涙が……。
初めての出展は大体こんな感じでした。メタバースという新たなステージで、自分の創作物を発表して多くの人に見てもらう。これってすごく感動できるし大切な思い出になります。メタバースでクリエイターを目指す方には是非とも参加してほしいです。
3.Vketの配信
私自信がVTuberなので、やはり配信も欠かせない要素となってきます。
特に私は公認配信をさせていただいて、Vketやメタバースをまだ知らない人にその魅力を伝えることができました。出展者としては、どんな風に自分のブースを紹介してくれるんだろうっていうドキドキもありますね。
4.Vket期間に開催されるユーザー企画に参加
https://www.youtube.com/watch?v=IqFUa0Rkips
Vketって、別に主催の方だけで作られているわけではなく、多くのサークル、一般参加者がいるから成り立つわけで。そしてvketを盛り上げようとしてるユーザーもいるわけです。私は餃子フォースに所属しているのですが、そこではバーチャル大宴会ということで、大丸・松坂屋さんのブースにみんなで集まり、宴会をしたりしました。
また、一般ユーザーなら公式では考えられようなふざけた企画ができるのも大きいですね。こういった馬鹿騒ぎみんな大好きなんです。これは突発的に始まってこれだけの人数が集まりました。
5.メタバースでのバイト
かなプロマーケット様のブースでバーチャルバイトをさせてもらったことがります。
商品やサービスの宣伝、説明をしたり、お客さんの質問に答えたり、時には一緒に写真をとって思い出を作ったり。もちろんお給料が発生するので真面目にお仕事させていただきましたが、これもとても楽しい経験となりました。メタバースでお仕事ができるというのも、これからの大きな可能性につながる1要素ですね。
6.公式のキャンペーンに応募する
Vketでは様々なキャンペーンを行っていて、例えば所定の場所で写真を撮ってツイートだったり、ゲームをしてその結果をツイートだったり。報酬として、抽選で豪華賞品が当たったりもします。出展企業の宣伝という趣旨がメインではありますが、これっていわゆる「ゲームのクエスト」に似てませんか?私自身、Vketのキャンペーンに応募して当選した経験もあるのですがやっぱりそうなると嬉しいし、それが思い出となるわけです。
大きく分けるとこんなところでしょうかね。
メタバースが新たな経済圏を生み出したり、企業が参入することでより盛り上がったりというのをVketは実現しているわけですが、ただ私個人としてはそれよりも「いかにメタバースを楽しめるか」が重要で、今回の私の体験も「こんな風に楽しんでるよ」という紹介のようなものとなっています。5はちょっと別だけど。
例えば「メタバース」という言葉を知って、VRCHATを新しく始めたという人に、「ここならメタバースの面白さが味わえるよ」という場所としてVketを紹介します。Vket2021のパラリアルシティなどは、初めての人が感動する要素が存分に詰まっているので、楽しんでもらえるでしょう。企業ワールド以外ももちろん楽しんでもらえるし、こんなに多くの人がメタバースで創作活動をしている、といった衝撃もあるでしょう。
こうやってメタバースの魅力を実感してもらって、その人もまたメタバースの住人となっていけば、人口も増え、どんどんメタバースも盛り上がっていくと考えています。
今後の課題
「楽しい体験」の障害になりものがVketにあると私は感じています。それが「ワールドの負荷」です。
私は現在それなりに良いPCを使っているのですが、それでもたくさん人が集まった時のパラリアルシティは重かったです。企業ワールドなので、ワールド容量が大きく高負荷なのは避けられないのかもしれませんが、できるだけ多くの人が楽しめるよう、負荷の対策も磨いていってほしいです。とはいえ負荷軽減にばかりこだわって派手な演出が導入できないと上質な体験が失われてしまいそうなので、このバランスは本当に難しいところではありますが……。
もう1つ、Vketで商品を展示したとしてもそれを買うにはブラウザから販売サイトに飛んで購入しなければならない。
これってすごく面倒なことで、あとから購入意欲が下がって結局買わなかったり、なんてこともよくあります。
私はclusterのアバターマーケットに参加した経験があり、ここではcluster内で展示から商品購入まで完結していて、とても便利に感じました。
vketがここを解決するためにはVRCHATというプラットフォームを使ってる以上、VRCHAT自体がそういったシステムを導入してくれないと難しそうです。VRCHATの今後のアップデート情報にはそういったシステムも含まれていたので、これは今後のvketと、VRCHATに期待ですね。
いかがだったでしょうか?
とにかく色んな楽しみ方、色んな可能性に満ち溢れたメタバースです。Vketもそんなメタバースでとても注目されているコンテンツなので、これからもみんなで盛り上げていければと思っております。
最後に
Vketに出展している玄人志向さんのテーマソングができたということで、早速歌わせていただきました!良かったら聞いてね!そして高評価、チャンネル登録もよろしくです!
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