虚無感 (2)
意味不明さ
無意味さ
無価値さ
わからないさ
これらは思考からしたら、
ほんとうに訳がわからない。
それになんの意味があるのか?
そんな茶々もいれてくる。
これらはシンプルな本質を指し示してる。
けれど思考からすれば、
どこにも寄りかかるところがないから
「 単なる不安定さ 」でしかない。
拠り所がない、見えない、わからない、アテがない。
だから、これらをネガティブなものと捉えたり、
毛嫌いするんだろうとおもう。
たとえば 無価値感 という感覚。
これの非常に惜しいところも、
「無価値感」ではなくて、
単なる 無価値さ/からっぽさ であること。
それと一体化しなければ、
それは単なる なんでもなさ 。
シンプルな本質そのもの。
虚無感の中にはまだ「希望」がある。
退屈ではない「なにか」を求めている。
そんな希望が残っているとき
虚無を「 虚無感という退屈さ 」として
捉えるようにおもう。
虚無なんだから、
そんな気力もないだろーともおもうのだけど、
「まだなにかあるんじゃないか」
そんな かすかな希望 だったり、
ひそかな期待感のようなもの。
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