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旅行のおもいで

最近ひとりになることが少なくなった。
それは仕事をほぼ毎日していることと、仕事をひとりでしていないからだ。
仕事を誰かにお願いできるようになったことは、わたしの中でも成長なのだけど、わたしにはひとりで考える時間も必要だとわかった。

そこで思い切ってやすみを取り、関西にきた。
全日程ひとりは寂しいので少し友人も誘って、久しぶりの場所。
大学生以来なので10年以上来ていない。
電車から降りた風景に見覚えはあるのだけど、懐かしさを通り越してなんだかパラレルワールドに来たようだ。
美しい建物と当時の記憶はそのままに
街には新しいあれこれが追加されている。
一方で友人達は何も変わらないように見えた。でも当時のような掛け合いに少し違和感を覚えた。

変わったのはわたしかもしれない。

変わらない部分もあるだろうけど、日々関わる人で人は多少なりとも変わっていく。
そう考えるとわたしは住むところも移動し、習慣を変えて、一緒にいる人も変えて今がある。人間関係も2年前とでも変わっているし、日々グラデーションのように変化している。

御堂筋のイルミネーションはすごくギラギラしていて派手だった。わたしのタイプではないのだけど、いかにも大阪!浪速!な雰囲気に「これでなくっちゃ」と拍手した。
変わったようで変わらない。
面影はあるけどどこか違う。それは街もまた人も。
わたしは、らしくいる人が好きだ。それはそこから滲みでる自信や楽しそうな雰囲気を感じて、わたしも嬉しくなるからだと思う。
そしてわたし自身も"らしさ"を常に更新できる人でありたいなぁ。
と思った旅でした。

学生時代の友達に会うと当時のわたしをブックマークしてくれていて、変化に驚く。楽しかった。


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