「必勝しゃもじ」。批判するのは簡単だけど、ちょっと待って。

2023年3月24日(金)。ずっと外にいたいほど爽やかな晴れ。
3月21日に岸田首相が、戦時下のウクライナを電撃訪問し、ゼレンスキー大統領に、広島県名産の「必勝しゃもじ」を贈ったことが物議を醸している。僕のタイムラインには、批判の声ばかりが届く。もう国民全員が、「ありえない」「センスなさすぎ」「日本の恥」「器じゃない」と声をあげているように思えてくる。でも、本当にそうか。どれだけの人が、この話題に関心を持っていて、どれだけの人が批判しているのだろう。こちらから情報を取りにいかないと、冷静な分析も、肯定派の意見も見えてこない。こんな時はひと呼吸おこう。極端な思想に染まらないように。同じ意見しか届かないのはおそろしい。それが総意だと勘違いしてしまう。そうではなく、自分が心地よい情報しか入ってこない環境に身を置いてしまっていることに気付こう。この問題に限って言えば、僕はほとんど当事者ではないということ。だけど、全く無関係ではないということだ。今僕にできることをやるしかない。

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