楽園地球人の歌い方🎵第九とメサイアに寄せて
今年もまた、日本中でベートーヴェンの『第九』が演奏される季節になりました。
私は東京藝大の声楽科卒なので、年末のチャリティー・コンサートでは、ヘンデルの『メサイア』を歌ったものでしたが、
『1万人の第九コンサート』のテレビ放送は、初回の1983年から、ずっと視聴し続けてきました。
第九の『歓喜の歌』大合唱といえば、1998年2月の長野オリンピック開会式で、世界的な指揮者の小澤征爾さんが、五大陸の合唱団を中継で結び、地球規模での同時演奏が実現した感動も思い出します。
さて、1978年のことですが、私は全日本学生音楽コンクール東日本大会の本選会で、オペラのアリアを独唱中、とてもスピリチュアルでコズミックな体験をしました。
詳しくは、
・『光の宇宙樹の歌』第2話:
銀河系は「歓喜の大合唱」をしている!!
を、お読みいただければと思いますが、
その体験の大感動が、やがて私の歌い方、生き方を変え、32歳の時から、
「地球まるごとの幸せ」を祈り歌う「光の宇宙樹の歌」(ひかりのうちゅうじゅのうた)💞🌏💞
という歌い方を始めました。
その具体的な歌い方については、
・『光の宇宙樹の歌』第11話、第12話、第13話
あたりをお読みいただければと思いますが、
ここでは、小学校1年生の女の子に説明した時の表現を、ご紹介しようと思います。
それは1997年、東京都渋谷区の某所で、医療関係者の方に発声法をレッスンしていた時のことでした。
レッスンを終え、廊下に出てきたところで、小さな女の子から声をかけられました。
「あの……、今このお部屋で歌っていたのは、あなたですか?」
「ええ、そうだけど……。どうしたの?」
「あの…私…、お母さんに言われて、『声楽』の個人レッスンに通っているんですけど、あの歌い方は、なんか…苦しいんです。私は、『あなたみたいな歌い方』で歌いたいんですけど……。私にも歌えますか?」
7歳になったばかりだという、その女の子の感性や、大人びた話し方から、私は真剣に向き合う必要性を感じ、ロビーのソファーに座って説明しました。
「声は、喉にある声帯を息で震わせて、口から出すものよね。
だけど、声楽の先生のほとんどは、多分、教えてくれないことだと思うけれど、
『声の本当の力』は、『胸の中心』から出てくるものなの。
あなたも、楽しいこと💓や嬉しいこと💓があると、胸がワクワク💓するでしょう?
それに、好きな人のことを想う💖と、なんだか胸が温かくなるでしょう?
その『胸の中心』から、『太陽🌞が輝くように歌う』と、さっきの私みたいな声が出てくるのよ。
別の言い方をするとね、
『胸の中心』に、『美しい花🌹が咲くように声を出す』の。
胸の中心にはね、大好き💓嬉しい💓楽しい💓っていう気持ち、愛💖が、植物の種みたいに埋まっているの。
だから、『低い声』を出す時は、
『胸の中心の愛の種』から、足の方へ、大地へ、そして地球の中心へ向かって、『愛の根っこ』を伸ばしていくイメージで歌ってみて。
そして、『高い声』を出す時は、
頭のずっと上のほうに、『太陽』が輝いていて、その『美しく暖かい光』を、息といっしょに吸い込んで、
『胸の中心の愛の種』から、太陽へ向かって、『愛の芽』を出し、『愛の茎、幹』を、どんどん伸ばしていくイメージで歌ってみて。
そうして、『愛の大樹』に成長できた!と感じたら、
『胸の中心に愛の花が咲く』イメージで、
または、
『胸の中心から太陽の光が放射状に輝き出る』イメージで、
その日、その時、あなたが歌いたい歌を歌う。
それが、私が歌い教えている、『光の宇宙樹の歌(ひかりのうちゅうじゅのうた)』の、第一段階なのよ」
ここまで話して、少女の保護者のことが気になり、尋ねてみました。
「ここへは一人で来たの?」
「いいえ、お母さんと来ました」
「お母さんは今、どこにいるの?」
「お隣の鍼灸治療院で、鍼を打ってもらっています」
ああ、そういうことなら!と、私はさらに説明を続けました。
「今、説明した声の出し方で、『大きな大きな光の樹木』になって歌うとね、
私たち人間は、地球さんにとっての『光の鍼(はり)』みたいな存在になれるの。
どんどん成長していって、『宇宙から惑星地球を眺められるくらい巨大な樹木』になった人たちが、
つまり、
『光の宇宙樹(うちゅうじゅ)』になった人たちが、
地球さんのツボ、パワー・スポットで、『輪になって合唱』するとね、
鍼治療で人間の体の不調が改善されるように、
私たちみんなのお母さん、地球さんの不調も改善されていくのよ!」
「………」
後半の説明は、7歳の子どもにはさすがに難しかったようでした。
でも、この時7歳だった少女も、今では30代半ば。母親の言うままに声楽を習い続け、かつての私のように、音大の声楽科へ行ったのでしょうか?
それとも、私の「光の宇宙樹の歌」の説明が、少しは心に残ってくれて、
「胸の中心から愛の光が太陽のように輝き出る愛燦燦(さんさん)の歌い方」を、彼女なりにしてくれているでしょうか?
第九の『歓喜の歌』が日本中に響く、この季節になると、ついそんなことを想ってしまう私です。
先述したように、私は東京藝大の声楽科卒なので、年末のチャリティー・コンサートでは、ヘンデルの『メサイア』のほうを歌ってきました。
メサイアとはメシア、つまり「救世主」のことです。
キリストのような人が再び生まれてくるよりも、
母なる地球と音楽を愛する私たち一人ひとりが、
「光の宇宙樹」=「光の鍼」となって、「愛の声」で歌い、
人体のツボさながらに、地球上に点在しているパワー・スポットで、輪になって合唱する!
その「愛の声」「光の声」の波動が、世界中に広がり、この惑星を満たす時、私たちみんなの母なる地球は、息を吹き返し、立ち直って、「楽園惑星」へと進化していくことができる!!
そう確信している私は、64歳になった今も毎日、「光の宇宙樹の歌」を歌っています。✴🌏✴
❇未来の「楽園地球」の様子についてご興味がある方は、
・『光の宇宙樹の歌』第22話:「未来地球の進化した劇場芸術!」
・『光の宇宙樹の歌』第23話:「未来の楽園地球を創造する大合唱!!」
あたりを、どうぞご覧ください。
愛燦燦ア~イオ~~ン~💞🌏💞