30代未婚、退職しました
仕事を辞めました。
理由は本当にたくさんあるけれど、1番は体調不良でもう続ける力が本当になくなってしまったこと。30代未婚で無職になる恐怖で躊躇ってしまったのだけれど、それを軽く超えてしまうくらいの心身の不調で…治療もしたけど、まあ環境が同じなら悪化か平行線だなというのはあっての決断でした。
今は有給期間中で無職ってわけではないのだけれど、転職活動がうまくいくのかな?という不安しかありません。それでも「今より若い未来は存在しない」というのと「健康を犠牲にして世間体をとった結果が今なのならば、これ以上悪化して最悪の決断に至る可能性すら否定できない」ということでした。
まあそれが病院に行った理由でもあるんだけれど…結局、根本的には自分の人生の責任は医師には取れないし、心の病を説明して理解してもらうことは難しいと感じちゃいました。
そんなこんなで辞める決断を後押ししてくれた存在はひらいめぐみさんの『転職ばっかりうまくなる』って本の影響もあって、かなり元気をもらいました。支えてくれるパートナーがいない不安は消し去れなかったけど人生何とかなるなと思えたし、病院に行こうとも思えた本です。
転職やキャリアに悩んでる方には読んでほしいな。
退職の意を告げてからは上司が色々気を回してくれて最高速度くらいで辞めさせてもらえたんだけど、正直かなりきつかった。退職するって決めて引き継ぎをやりつつ、業務も進めつつみたいなことなことのしんどさだったのか、体調不良がピークを迎えていたからなのか、メンタルが崩壊しかけてたからなのか、はたまた全てなのか…(おいおい)
いちにさんし組み合わせ〜(byニトリ)くらい全てが原因だし、最後が決まったから頑張れると自分を過信して無理し続けてしまったことも理由かなと今になってみて思います。
出社最終日に挨拶と書類提出なんかに会社に行って、長年働いている同僚に期せずしてたくさん会えて励ましてもらえたこと、おつかれさまと言ってもらえたやさしい言葉。全てがありがたくて涙が出そうなのを堪えました。
だって残された引き継ぎをされた側の大変さだって理解してるのにこの短期間での引き継ぎを快く引き受けてくれた方に申し訳なかったから。あと普通に職場で泣きたくないしという意地かな?
その後、会社の人を1人だけ誘ってごはんに行く約束をしてたから時間になるまで待ちつつ、メイクを直しながら泣きました。もし、金曜の18時ごろに渋谷の某ビルのトイレで泣きながらメイク直しをしてた人がいたら私です。
会社の人のやさしさや、家族からの言葉のあたたかさに泣けてきてしまって…電車内から泣いてたかも。ほんと不審者でごめんだけど、今までも転職する前後って電車内で涙止まらなくなってるなと今書きながら思い出した。そうなったら限界ってサインだよって知ってほしいです。
今日から本格的に人生の夏休み(という名の有休消化)があるので羽を伸ばしたいなと思うし、やりたいと思っててできてなかったことや、行きたかった場所に行きたいし、会いたい人にきちんと会いに行く時間にしたいな。もちろんもう少し体調が回復したら転職活動もしていく予定です。
プレゼントにもらった花束が可愛かったんだけど、昔バイトしてた時に提携してたお店のだったからなんとなくアップするのは憚られてイメージ画像にしてるけど花束も送別の品も寄せ書きも全部嬉しかったです。会社の人には誰にもこの文章が届いてほしくないけど、まあ自己満としてやってるしこれはフィクションみたいなものだから読んだとしても脚色すごいと思ってくれたらありがたいな。
転職を悩んでる人に私から言えることは少ないけれど、「逃げるは恥だが役に立つ」というのと「生きてる限りこの選択を正解にすることはできる」ということ。私はこれを信じて今生きようとしてます。だから同じ人には次が決まってようがなかろうが、年齢がいくつかとか関係なく、逃げてもいいんだよって言いたい。
失った健康を取り戻すのは本当に時間がかかるから。私は前職でも心身の限界を超えていて、健康を取り戻すのに1年くらいかかったかな?
今回はどのくらいになるのか、ちゃんと医療に頼ってるのでもう少し短いといいなあとは思ってます。けど、それも未知数ででもそれさえももう面白いかもしれない、私の人生と思っています。
この人生の夏休みに今までやってこなかったこともうやったよっていうのも少しあるから、今週中には書きたいな。
それでは、夏の暑さに負けても夏の宵闇の美しさは大切にしたい満身創痍なno_nameより
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