シーシャ、タクシー、花火の3連単
最終出社日に2軒目に行ったあとどうするか聞かれて、人生で初めをしたくてシーシャバーに行きたいと伝えたら「行こう」と言ってくれて終電もないしってことで2人で初めてのシーシャを吸った。
私セレクトのパッションフルーツとグァバ味が夏らしくておいしかったし、店員さんと3人しかいなくて心理的に安心感が強かった。しかし、煙草を吸ったことがない私はシーシャを吸うのもうまくなくて3人で笑い合った。たわいもない話の合間に悲喜交々の今回の話も店員さんにした気がする。
シーシャは美味しいし、ゆっくりできるからカフェみたいな感じでこれからもたまに吸いに行きたいなと思った。そして、オードリー春日さんがストレス過多になると吸いに行く気持ちもわかって嬉しかった。
2人とも眠気がひどくなり、シーシャバーを後にしてタクシーを呼び止めた。引っ越してから都心からタクシーで帰るのが初めてでその値段の高さに驚いた。そして長距離割引がされているのに領収書で気づいた。ごはん奢ってもらってたからトントンだよねって感じの値段で笑ってしまった。
眠気がすごかったけれど運転手さんと「高いですね」と会話しながらしっかりきっかり支払った。
そこからは眠気との闘いで、家までの道をまっすぐ目を開けて歩けず、途中で電柱に右頬をぶつけてものすごく痛かった。でもあまりにも帰巣本能が素晴らしい私なので、きちんと帰って荷物も欠けることなく持って帰っているいつもの自分で笑ってしまった。
今回は慢性不眠に飲酒をしたから久しぶりにタクシーに揺られながら深く眠くなってしまったんだと思う。迷惑かけずにバイバイまではできてよかったな。
タクシー降りてからの帰り道は真夜中すぎて人がいるような時間と場所ではないから誰にも会わなかったはず。というかそうであってほしい。
でも眠い時はどうせ初期費用払ってタクシーに乗っているのだから、家の近くまでちゃんとタクシーで送ってもらおうと心に決めた(遅い決意)
その夜、今までは面倒だなと行ってこなかった近所の花火大会を見に行った。音を頼りに自転車を漕いで地元民が無料で見る穴場にたどり着いたとき、あまりの迫力に感動した。轟音の中でさまざまな種類の花火が織りなす彩りや重ねの美しさ。最後に見たのはいつだったろうか?と思いながら今日見に来られてよかったなあとしみじみとした。
そして今朝、電柱に顔をぶつけた私が今花火を見上げて感動していることが面白くてなんだか複雑にもなった。ちなみに顔は腫れてないしちゃんと冷やしたから無事にかわいく生きてますよ。
人混みの中を夜風を切りさきながら自転車を漕いでスーパーに寄って帰る自分の勇ましさになんだか励まされた。その日はお腹がちゃんと空いてパスタを0.5人前くらい食べられた。
最終出社日まで吐き気がひどくてほとんど絶食の日か、1食食べられたらいいほうのどちらかが多かったから、それに比べたら食欲は回復してきていて体は素直だなあという気もしている。
そういう週末を過ごせて少し気持ちが上向いた。まだ本格的な人生の夏休み(という名の有休消化)は始まってないけれど、楽しいことに目が向いて行動できたことがよかったなというのを記録に残したくなった。
いつかこれを読んだ未来の私が救われたらいいな。
満身創痍は続くけど食欲が戻り始めたnomame
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