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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

ヘブンバーンズレッドの考察(5章前編まで)



注意

ヘブバンの5章前編までのネタバレを含みます。

キャンサーとは

キャンサーは、どこから発生したかは分からないが、知的生命体を捕食する地球外生命体。
知能レベルは、地球上では下等生物並とされているが、人間には感知できない高次元からエネルギーの供給を受けていると言われている。理由は定かではないが、その影響で銃火器を用いても倒すことは出来ず、セラフを用いる必要がある。
また、水を苦手としている。
地球以外にも、ナービィ星にも現れている。

セラフとは

人類が開発した対キャンサー用人類決戦兵器で、キャンサーに唯一攻撃することが出来る武器である。
セラフ部隊員は、それぞれ特有の「セラフィムコード」を唱えることで、セラフを呼び出すことが出来る。

2つの情報からセラフは、
「セラフ部隊員が、キャンサーが供給を受けている高次元のエネルギーに接続することが出来る武器」
であることが推察される。

司令官の言葉より(1章day01 午前01)
「サンプルを収集したが、どのようなレーザーや爆弾をもってしても、傷つけることはできなかった。いえ、傷つけてもすぐ再生してしまう。それについては、我々の感知できない高次元からエネルギーの供給を行っている説が有力とされているわ。」
「セラフだけはその次元にまで到達し、供給源ごと絶つことのできる唯一の武器なの。」
ここでは武器としての扱いというよりも、アクセス権といった方が近い気もします。(後述の仮説を説明するために)

キャンサーの考察

知的生命体を捕食する目的

次に、キャンサーが「なぜ知的生命体を捕食するか」について考えていきましょう。
キャンサーは、知的生命体のみに対して攻撃するとされており、無機物(例えば建造物など)に対しては攻撃しないとされています。
つまり、キャンサーには知的生命体を食べる理由があるのではないでしょうか。

まず、生物が食事をする理由を考えましょう。大きな理由としては、活動に必要なエネルギーを摂取する必要があることが挙げられます。
これをキャンサーに置き換えた際に、矛盾が生じてきませんか?

ゲーム内で、キャンサーは高次元のエネルギーの供給を受けていると説明されています。
この説明が間違ってなければ、キャンサーは摂取した高次元のエネルギーを利用して活動することができると考えることができます。

つまり、活動のためには食事をする必要が無いんじゃないですか??
(簡単にいうと、培養液プールにずっと浸りながら生活してるような感じ)

しかし、知的生命体を捕食する。

このことから、仮説として
知的生命体を捕食することで、高次元のエネルギーを摂取することが可能
を立てることができるでしょう。

ここでは、この仮説が真であるとしてお話を進めていきます。

高次元のエネルギーについて

今度は、高次元のエネルギーとは何かという問いについて考えていきます。
これは、星単位で持っている何かしらのエネルギーであると私は考えています。その根拠として、
・キャンサーは「地球にやってきた」ということ
・ナービィ星にもキャンサーが存在したということ
が示しています。
まず、時系列的には、ナービィ星→地球にキャンサーは移動していると容易に想像できます。
仮に、高次元のエネルギーが現実の宇宙に存在するダークマターのようなもので宇宙空間に無数にあるとしたときに、「地球にやってくる」必要はあるのかを考えます。
その場合は支配したナービィ星で勝手に繁殖しておけばいいと思いませんか?

つまり、キャンサーにはナービィ星から地球に移動してきた理由があり、
それは
ナービィ星の持つエネルギーが枯渇したことから、
キャンサーは別の星のエネルギーを探しに行ったから」
だと私は考えます。
(もしかしたら、運悪く隕石が地球に落ちて、そこにキャンサーがいて、そのキャンサーがなんとなく地球を侵略している。こともあるかもしれないが…)
また、ナービィ星の描写では、星全体が荒野となっていてエネルギーが枯渇したことを表していたのではないかと想像もできます。

月歌のセラフ

そして、高次元のエネルギーが星単位が持つエネルギーと考えた場合、月歌のセラフが2刀であることを説明することができます。
まず、5章前編にて、月歌のセラフが2刀である以前に、月歌の元であるナービィ(ぽむぽむ)の時点で既に2刀のセラフを召喚していることが明らかとなっています。
つまり、月歌だから2刀であるのではなく、ぽむぽむだから2刀であると言えます。
そのため、比較する対象は「月歌とその他のセラフ部隊員」ではなく、「ぽむぽむとその他のナービィ」であると言えます。

では、何が違うのか。

それは、ナービィ星を旅立つ際に知性を持ったまま旅立ったか、失って旅立ったかの違いであると考えられます。

つまり、月歌の片方の刀はナービィ星の、もう片方は地球のエネルギーへのセラフであると言えるのではないでしょうか。(それぞれの星のエネルギーへのアクセス権を持っていると言えるのではないでしょうか?)

ここで、クイズです。
実は、月歌の他にも2刀のセラフ使いが実装されていますが、それは誰でしょう?

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答えは、AB!コラボの立華かなでです!
また、ゆりっぺも銃が2つに分かれたりします。

このクイズの答えから何か気づくことはありませんか?

それは、AB!の世界はヘブバンの世界とは別世界(別の星)であるため、2刀であると考えられませんか?
そして、この考えは、ぽむぽむが2刀であることと非常に似た理論で説明されているように感じませんか??

このことから、高次元のエネルギーとは、星(世界)単位が持つエネルギーであると考えられるのではないでしょうか。

蛇足

次に問題です。高次元のエネルギーにアクセスできるのは、セラフ部隊員だけではないと考えています。それは誰でしょう。

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答えは、逢川めぐみ、サイキッカー集団です!
根拠は、めぐみんがセラフ無しでキャンサーを倒したことと、フラットハンドの足止めが成功していたということですが、まあこの仮説をどう活かすかは「???」です。

しかし、めぐみんが今後のストーリーに大きく関わると私は予想しています。
これは、今後の予想に書いておきます。

セラフの考察

次に、セラフについて考えていくことにしましょう。
ここでは、まず「キャンサーは知的生命体を捕食することで、高次元のエネルギーを摂取することが可能であるということ」と、司令官の「セラフだけはその次元にまで到達し、キャンサーのエネルギー供給源ごと絶つことのできる唯一の武器」という言葉について考えていきましょう。

つまり、「知的生命体の持つ何かが、高次元のエネルギーを利用するための鍵」と捉えられます。
その鍵とはなんでしょうか…

もちろん単純に「知性」が鍵になっている可能性があります。
しかし、知性が鍵だとすると月歌が一刀になった理由が説明できるでしょうか。
そのため、私は知性を持つものが持つ、ある感情が鍵になっているのではないかと考えています。
では、それは何か。

なんでしょう…
しかし、月歌のセラフが一刀になった状況が最も鍵に近いヒントだと考えています。
(私が考える説は「戦う理由」です。これは、セラフィムコードが「士気をもっとも高揚させる文章や言葉」であることと繋がっていることと、月歌のセラフが一刀となった状況などから考えられる要素ではないでしょうか?)

月歌が一刀になる直前の状況を説明していきましょう。

まず、ビャッコが無理な突撃をしましたが、失敗に終わり、敵キャンサーの反撃からビャッコを庇うために、月歌がダメージを受けます。
その状況を見たユキが不安になり、大きな声で「月歌ーー!!」と叫びます。
その声を聞いた月歌は、精神世界で見たオリジナルの月歌が亡くなった(捜索が打ち切りになった)ときの悲痛な叫びがフラッシュバックし、その次でセラフを呼び出した時には一刀となっていました。

このことから原因は、母の悲痛な叫びがフラッシュバックしてしまったことだと考えられます。そして、このときに月歌は「とある何か」を失い(感情であれば蓋をする)、地球(もしくはナービィ星)のアクセス権を失い、一刀となってしまったと考えられます。
その「とある何か」が、必要な鍵だと私は考えています。
(それが戦う理由?)

(5章中編のキービジュアルに、山脇様が眼帯を取っているシーンがありますが、真実を知り、戦う理由のぶんちゃんについて悩み、セラフが呼び出せなくなるのでは?)

今後の予想

さて、ここまで長い文章でキャンサーとセラフについて述べてきましたが、今後の予想にはほとんど関係ありません。

さて、今後の予想として、まずめぐみんの「あなたは救世主」とサイキッカー集団のボスに言われたという事実が最も重要だと考えています。
(私の考えでは、サイキッカーの力の源は、キャンサーやセラフ部隊員が利用している高次元のエネルギーだと考えています。)
皆さんは、この救世主という言葉は4章後編のことだけを言っていると思いますか?(それが正しければ、今後のヘブバンの主人公はおたまさんでしょう)

私の予想では、「終わる世界」の救世主だと考えています。
「終わる世界?? 急に何ぶっ飛んだことを言ってるの?」と思うかもしれませんが、ヘブバンユーザーは必ずこの言葉を知っています。

それはプロローグのタイトル「終わる世界と入隊式」です。
このタイトル、不思議じゃないですか??

ヘブバンの章タイトルは、基本的に「AとB」というスタイルを取っていますが、ユーザーがその真実を知る時系列は、A→Bになっているように感じています。
1章:「世界征服と壊れた時計」(山脇様とぶんちゃんのごっこ遊び+ぶんちゃんの病気)
2章:「消せない記憶と蒼い夢」(ハイパーサイメシア+蒼井の過去?)
3章「作られた指と稲穂の海」(ナービィの真実(ユーザーが知ったのは2章)+蔵の走馬灯)
4章前編:「それぞれの選択と新しい朝」(31Aの選択+最終日)
4章後編:「凍てつく息吹と爆ぜる感情」(琵琶湖ビーム+贅沢な感情)
5章前編:「魂の仕組みと幾億光年の旅」(???+ナービィ星の事実)

つまり、入隊式の前に終わる世界があるのではないでしょうか。

その終わる世界とは何か…
私の考えでは、月歌を失った世界だと考えます。(ここまでは、基本的な考察ではないでしょうか)
そして、この終わる世界の救世主が、めぐみんだったのではないでしょうか。
5章前編でめぐみんは、対象者を過去に送る(ここではあえて過去に送ると言います)サイキックを手に入れています。そして、そのサイキックは習志野ドームにいたからと本人は言っています。

さて、めぐみんはなぜ習志野ドームに行ったのでしょう。
それは、めぐみん達がセラフ部隊員の真実を知り、そして戦う理由を失ったからです。つまり、セラフ部隊員の真実を知らなければ、めぐみんは習志野ドームに行くことはなく、その能力を「5章前編では」手に入れていないことになります。そして、5章前編に手に入れていなければ、過去に送るサイキックはもっと未来で発現したことでしょう。

次に、ヘブバン世界のタイムスリップについて考えましょう。
ヘブバン世界のタイムスリップは、過去に干渉し、過去の一部(過程)を変えることができるが、現実空間ではその変化を観測することはできない。しかし、干渉した事実は残る。(表現は、もっと適切に後でしたいです)
つまり、月歌のヘアピンやユイナ先輩の白百合は現実空間に残ります。

このことを踏まえて、私の仮説では
「終わる世界から、逢川めぐみが和泉ユキを過去に送り、ユキは過去(オリジナルのユキが生きていた時代)で、様々なメモを残していった。」
のではないかと考えています。
そして残したメモがやなぎなぎさんが歌うヘブバンのBGMではないのかなと考えています。
根拠はありません。


以上が私のヘブバンの考察でした。お見苦しい文章をここまで読んでくれた方に感謝しかありません!!
また、この考察をもとに、さらに考察を発展させるのもいいですし、
この考察に反対意見を述べてくれても構いません。

ただ、討論はいいですが口論はやめてください

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