「日本の医療は遅れてる」連呼に思うこと
最近いろいろコロナとかコロナとかコロナとか、なんだかいろいろありますねぇと思ったり。ちょっぴり他人事的な感じですが、一応我が家も心不全のごりっぱなハイリスクパパがいるので、テレワークしながらコーヒー飲んでる毎日です。
そんな最近、なんだかやたらに「日本の医療の遅れ」とか、よく考えたら医療の事だけじゃなくても「だから日本は」って話が多い気がするんですが、それって前提が違うだけの話じゃないのかな?と思ったりするのです。
医療崩壊が起こっていないと言われるフランスの話の記事を見かけたのですが、
内容としては結局フランスは救えない命に対してごめんなさい、つまり医療側の「トリアージ」の選択を国民が受け入れている、というお話で。
Facebookでお医者さんがおすすめしてたのが、この方のブログ。パリで医療通訳やってる方だそうです。
もうひとつ経済でもフランスは・・という話も見かけたんですが、フランスは西アフリカで使用される通貨・セーファーフラン(CFA)を発行していて、レートを決めるのもフランス。
つまり植民地は無くなったけど、お金を吸い上げる国を持ってるから日本よりも大丈夫、という話だよね、と思うのです。
結局その辺ってどこに不満を持つか、逆の立場だったらそれでいいのか?って話になるので、少なくとも日本はダメだトークが連呼されてると、本当にそっちに延々空気が引っ張られてしまうので、そんなことも考えてみたいよね、と思うこの頃なのです。
これは日本のお医者さんが書いた記事なんですけど、実際に遅れてる部分自体はきっとあるでしょうし、薬とか添加物とか、欧米ですでに時代遅れのものを押し付けられてる感も大きいので、なんかもうどうなってんの?って私も思うところ無いわけではないんですが、
それでも世界一遅れてるなんて言ったら、本当に医療を受けられない、その教育も難しい人達から「ふざけんな」と言われるくらいには、日本の医療は整ってることも大きいと思うんです。あ、昔近所にいた「何の症状でもはいバファリン」というお医者さんは置いといて。
ワクチンだけでなくイベルメクチン、マラリヤ薬の効果もとっくに言われてるのに、医療関係者さん達が結構いろいろ頭を抱えてる話見るんです。
すでに世界で6000人の医師がその効果を確認しているにも関わらず、数百しか臨床例が無いワクチンの方が優先されてる不自然さとか、は台湾人のお医者さんのお話しで。
そもそも今まで風邪ひいただけで病院通えてた日本と他の国を同じ対比でみる事も、どこか違うかなと思うのと、
フランスは国民が「この状況でトリアージが起こるのは仕方ない」と受け入れてる、フランス人医師から見て日本が遅れてるという話は聞かない、というのはフランスで医療現場に関わってる方の記事からですが、そもそもどちらも考える前提が異なってるのが気になってます。
だったら日本人も欧米同様トリアージを受け入れるのであれば、その優れた基準に追いつく事が可能って事になるけど、その辺どう考えたらいいんだろうね?
・・・というのは、ご紹介したブログからの引用ですが、特にここのところお医者さんのお話しを見てて思う事ざっくり書くと、こんな感じです。
でもその前に入国制限どうした?ですけどね。
遅れてるといえば、逆にこれから注目した方がいいと思う国は、やっぱり台湾です。守らなければどうなるかを、50年という世界最長の戒厳令の中で体験してきた国の言葉、やっぱり大切にしたいです。
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