豆本製作②本文の製本

印刷できた本文の部分を製本していきます。

・本文の切り分け

2-01買った背

裏面(ボンドを塗る、背側になる方)、縦向き中央に、トンボを目印にカッターの背側で筋をつけます。折り目の筋をつけるだけです(切り離しはしません)。

2-02縦裁断

中央を縦向き、今度はカッターで切り離します。上下ちょっと残しておくとこの後がやりやすいです。

2-03切り離し

ページの下側をトンボを目印に切り離します。これで8枚の紙片ができました。

・頁の折り目付け

2-04おり

カッターの背側でつけた筋にそって二つ折り。筋がついてるのですぐ折れます。その上から、ヘラなどで押さえてしっかり折り目をつけてください。私はバターナイフ(ダイソー製)を使ってます。

・遊び紙の用意

2-05遊びが見

遊び紙を本文用紙よりもちょっと大きめにカットして、内側に二つ折りします。今回は柄入り折り紙(セリア)を使いました。表紙がシンプルだと、遊び紙を柄入りの可愛いものにしても楽しいですね。色無地なんかでもスタイリッシュでいいかも。お好みでどうぞ。

遊び紙については、折り紙くらいの薄さならなんでもいいですが、表紙くるみ紙を隠す関係で、あまり薄い色の無地とかだと下が透けてしまって、気になるかもしれませんね。

2-06遊びが見とあわせる

遊び紙と、本文の半分(4枚)を、下側の角を合わせて揃えてダブルクリップでまとめます。

・裁断

2-07裁断1

裁断機で、横側を裁断します。同じサイズの本を何度も裁断するなら、マステで裁断機に印をつけておくと後々楽です。

2-08裁断2

同じ要領で上側も裁断します。

2-09裁断3

更に同じ要領で、残りの本文あと4枚+遊び紙1枚も横側・上側それぞれを裁断します。

(本当は全ページ(8枚16ページ+遊び紙2枚4ページ)を一度に裁断してしまいたいところですが、私の手持ちの裁断機(ダイソー製600円商品)では一度に刃が通りませんでした。パワーのある裁断機をお持ちなら一度にやった方が絶対綺麗になります。)

・やすりがけ

2-10やすり

本文を合体させて、頁が順番になっていることをちゃんと確かめたら、ダブルクリップを腹側(ボンドを塗らない方)に移動させて、背側にやすりがけします。やすりはセリア製。こうすることでボンドがしみこみやすくなる…らしいです…?

・ボンドを塗布

2-11ボンド

やすりをかけた背側に、水溶きボンドを塗ります(セリアの「クラフト小町」を使いました)。濃度(水とボンドとの割合)を決めるのがなかなか難しくて、結局水を少し含ませた筆でパレットに出した原液のボンドをとって塗りました。

ボンドの種類や、紙の種類なんかによっても、ちょうどいい濃度があると思うので、様子を見て調節してみてください。

・ダブルクリップで圧着

2-12圧着

ボンドが塗れたら、ボンドを塗った側をダブルクリップで押さえて圧着します。これで本文部分の製本は終了。このまま半日以上置きます。

③表紙の製本 に続きます。

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