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2023年10月21日「ZINE(ジン)を作ってみよう!」に参加した

私はいま、世界中を旅してきたような気分である。
まるでドボルザークの新世界を聴いているようであり、ベートーヴェンの喜びの歌が頭の中でずっと鳴り響いているかのようでもあり、とても興奮している……。

というのも今日、八戸ブックセンターにて「ZINE(ジン)を作ってみよう!(第1回)」というワークショップに参加したからなのだ。

ZINEとは、MAGAZINE(雑誌)やFANZINE(同人誌)を省略した呼び名。
どんな紙で作ってもいいし、年齢も問わず誰もが作れる雑誌である。

かわいい。作ってみようとあるが、今日は見るだけだった。

今日は、ワークショップの第1回
さまざまなZINEに触れ、見て、アイディアを膨らませる回となった。

写真掲載の許可をいただいたので、実際のZINEを撮影した画像をはさみながらレポートしたい。

大きさも形もページ数も異なるZINEたち。

ワークショップ会場に着くと、すでに10冊以上のZINEがテーブルに並べられていた。
どれを見ても、(どんな内容なんだろう?)と思わせる個性的な表紙ばかり。

S・M・L。

これはS・M・Lの3冊で、ひとつのZINEだ。
ページをめくるとソフトクリームの写真と、その形状をシンプルに線画で描かれた見開きのページが続く。

ソフトクリームの大きさをS・M・Lに分け、作者が大好きなソフトクリームをただひたすら掲載した、というZINE。

公園遊具。

ワークショップでは今年、札幌で開催されたZINEのフェスティバルの様子をスライドで見せてもらう時間もあった。

「公園遊具」のZINEは、夜中、誰もいない公園でプロカメラマンが遊具を撮影したものがまとめられている。

暗闇に佇む、無機質な公園遊具しか載っていないZINEだった。

レタリングのZINE。

ガシャポンでZINEを販売している作者もいたそう。
これは、個性的なレタリングをZINEにしている。

このあたりから、私のワクワクが止まらなくなってきた。
そう。ZINEは、はちゃめちゃにクリエイティブな媒体なのだ。

カセットテープケースにZINE。

これはずるいと思った。
CDケースや、フロッピーディスクのケースでZINEをまとめている方もいるらしく、驚きと笑いが起こった。


「ZINE(ジン)を作ってみよう!(第1回)」ワークショップには、自分も含め13人が参加。
八戸市以外からは、青森市、弘前市、盛岡市から参加したメンバーもいる。

2回め以降、印刷屋に紙を見学させてもらうなど、ワクワクするイベントが待っている。
今日の段階で、2024年5月にZINEのお披露目会を開催することが決定した。

私はまだ、どんなZINEにしようか迷っている。

正解なんてない。

私はクリエイティブすぎる沼に、すっかりハマってしまった。
本を出したいと思っている私だが、あっさり願いは叶いそうだ。

今日はZINE作家になる第一歩を踏み出した、記念日となった━━。


▼八戸ブックセンターは、八戸市が運営する本屋▼

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雨音さん41歳|フレンドリーなカウンセラー
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