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Lofree Flow Liteを買ってみた。所感とソフトの使い方を添えて

 もともと購入を迷っていたキーボードだったのですが、ついにamazonで購入できるようになっていたことを知って衝動買いしてしまいました。
 ロープロファイルを使用することは初めて、US配列を使用することも初めて、無線のキーボードを使用することも初めてという私なので様々な方の参考になるかと思います。
 購入を検討している方の参考になれば幸いです。


なぜ買ってしまったのか…

 これまではFILCO Majestouch 2 赤軸・フルサイズ を使用していました。つまりフルサイズキーボードで日本語配列で優先というごく普通のキーボードです。(これはこれでなかなかいいキーボードでしたが)

 今回のキーボードも以前から購入を検討していたとはいえ、使用感が相当変わることは覚悟しなくてはならず、完全に移行できるのか、使用感に満足することができるのか不安であり購入を控えている状態でした。

 ところがつかれた状態でamazonを除いてしまったのが悪かった。いままでは先代に当たる「Lofree Flow」しか取り扱いがなかったはずなのですが、「Lofree Flow Lite」を発見してしまいました。要するに衝動買いですね。

 しかし今では、当時の私よくやってくれたと感じています。   そんな風に感じさせてくれた様々な長所について、そして若干気になる点についても紹介しようと思います。



Lofree Flow Liteのスペック

今回購入したLofree Flow Liteのスペックは以下の通りです。

商品名:Flow Lite 84
価格:¥17,600(公式ストア、amazon)
カラー:ビンテージグレー
キー数: 100キー
マルチファンクションキーの数: 15
キースイッチ: Spector
寸法:374.5mm x 138mm x 23.5mm
重量:665g
バッテリー容量: 3,000mAh
充電端子: USB-C
最大動作時間: 約100 時間(ライトオフ時)
フレーム: ABS
キーキャップ: PBT+PC Double Shot
傾斜角度: 3°/6°
構造:ガスケット
ホットスワップ対応: はい
接続モード: Bluetooth & 有線& 2.4Ghz
動作OS: Windows, Android, macOS, iOS
キーの再マッピング: Windows
バックライト: ホワイトライト
充電時間: 3時間
Bluetooth作動距離: 15メートル
ポートレート: 1000Hz
技適認証: はい

パッケージ内容
1 × Lofree Flow Lite 100 Keyboard
1 × USB-C Cable
1 × User Guide

Lofee公式HP


ソフトウェアについて

Windows環境のみですが、専用ソフトでキーマップの変更やマクロの設定を行うことができます。

 ソフトのDLについては以下のリンク先から行うことができます。 


操作画面

左からKeyboard  Combo Key  Multimedia  Macro  Disableです。一つずつ紹介していこうと思います。

Keyboard

 最初見たときなんじゃこりゃと思いましたが、これこそがリマップの機能のようです。

 使い方は簡単で、上のキーボードの画面で、置き換えたいキーを右クリック、その後にあてはめたいキーを下の画面で選択すればよいだけです。また、上の画面でキーにマウスポインターを置くことで見た目のキーと実際に入力されるキーを確認することができます。初見だとどのようになっているのかわかりずらく不思議な挙動をするかもしれませんが、すぐになれることができると思います。 

 元に戻したい場合は、右上のResetを押す、またはキーマップを変更した際の作業を同じキーに対して行うことによって対応できます。
 また、Fnでは使用することができないようです。

スペースをEcsに置き換えた様子(戻し方を知らないと終わりです)

Combo Key

 こちらは名前からその通り、一つのキーを押すと複数のキー入力をしてくれる機能です。後述しますが、私はこの機能で日本語の入力と英語入力を切り替えるようにしています。 

 使い方もおおよそ先ほどと変わりません。変更したいキーを上の画面で選択、下の画面で変更先のキーを入力することによって使用できます。また、Ctrl、Alt、Shift、Winについてはチェックボックスをにチェックを入れることによって対応できます。

 また、先ほどと同じようにFnでは使用することができないようです。

右AltにShift+CapsLockを入れています

Multimedia

 PCの画面の明るさ変更、音量変更、マウス操作など様々な操作をキーボードに割り振ることができます。

 使用方法については先ほどと変わりませんが、リセットについては右上のResetボタンのみで対応しているようです。(Resetボタンはキー一つずつ対応してくれているのでミスっても全部やり直しなどという心配はありません)

 また、先ほどと同じようにFnは(ry

計算機を入れることもできます。人によっては結構ありがたい機能かも

Macro

 後述するマクロ機能を、この項目でキーに割り当てることがで来ます。
 また、先ほどと(ry

Disable

 わかりやすくキーを無効化することができる機能です。
 使い方は簡単、上の画面で無効化したいキーを選んで、したの画面でDisableを選択するだけです。一番下に、Enable all keyというボタンがあるのが大変良心的。 

スペースキーを無効化、気づけなければ終わりです

 キーボードのライティングと明るさを変更することができます。8種類のライティングと消灯をすることができますが、あまり難しくない&使用しないので使い方については省略。

 明るさの変更は消灯と明るさ変更で計5段階です。また明るさについてはソフトウェアだけではなく、キーボード側でも変更することができます。

 マクロを作成することができます。使い方は簡単で、新しいマクロを作成後、Start Macroを押して自分でキーを打つだけです。正直私は使用しませんが、使用方法については絶大な力を持ちそう。

 入力の間隔もちゃんと表示してくれるのが当然ながらありがたいです。作成後は右下のSaveを押すことをお忘れなく。

こんなかんじです

 見て通り設定です。画像の通りです。

残念ながら言語は英語と中国語二種のみのようです。

その他

 いままで全く触れていませんでしたが、FefaultからFn1を選択してきーのりマップ等を行うことでFnと同時押しでの動作にすることができます。 

 また画面の右上で本体の充電残量を確認することができます。5%刻みですが十分かな(ただどの程度信頼できるかは微妙な気がする)  


キーボードへの対応とその他所感

日本語配列からUS配列への移行

 正直自分が困っていたのは、日本語入力と英語入力の切り替え(日本語配列ではCapsLockを使用)、無変換キーを使用してカタカナなどに変えていたのでその対応です。 

 特にUS配列では、入力の切り替えはCapsLock+Shiftの同時押しです。またWindows側の設定でCtrl+スペースにもできますが、いかんせん押しにくい。ということで右AltにソフトのCombokeyでCapsLock+Shiftをわりあてています。右Altが消えてしまいますが、私の場合主に使うのは左Altのみだったので特に問題にはなりませんでした。 

 また、カタカナへの変換ではF7、F8を使用することにしました。少し遠いことは否めなですが、一般的なキーボードよりも隙間がない分近くはあるので比較的使いやすいかなと思います。ここで右Altに割り当てるとAltが使えない困ったキーボードになってしまうのでしょうがない。

 その他文字の配列については特に大きく困ることなく対応できました。まぁ一部の記号が配置変わるくらいですからね。 

フルキーボードから75%キーボード

 大きな違いはテンキーがないことですね。特にデータ入力の際にはテンキーが欠かせないのでおそらく後ほど独立型のテンキーを購入するのではないかと予想しています。

 その他キーについてはむしろ使用しやすくなりました。というのも使うキーについてはEnterのすぐ右隣りの列に縦に並べられているので指の移動距離が短くなったからですね。

ロープロファイルなのに、一般的なメカニカルと押し心地が変わらない…?

 とはどう考えても言えません。

 やっぱりロープロファイルはロープロファイルです。キーストロークは一般的なものと比べても短いし、キーの上面がすべて平面になっているので多くのキーボードとは押し心地が変わると思います。

 ただそれを踏まえても圧倒的な打鍵感の良さをもっています。特にコトコトとした優しい音は二度と忘れることはできないと感じさせてくれる圧倒的な良さを感じています。

 また比較的軽量なものにもかかわらずスイッチがぐらつくことも少なく、多くの方がすぐになれることができるのではないかと感じました。

音量ダイヤルも便利

 音量の変更ダイヤルが右上についているのはやっぱり便利でした。手元で直感的に音量を変えることができることは特にタブレットなどで使用している際に恩恵を受けることになるのかなと思います。

ケースはABSだけど

 ケースはABSとはいえ十分高品質なものであると感じました。正直タッチタイピングができるのであれば持ち運ぶ際に気になるぐらいなので、使用感に大きな影響はないのかなと感じました。
(私が今まで金属ケースを使用したことがないということも大きな原因かもしれませんが)

キーキャップはちゃんとPBT

 逆にキーキャップは指が必ず当たる場所なのでPBTになっているということはとても良いと感じました。肌触りがサラサラとしていてストレスなくタイピングをすることができました。

 また、ダブルショットなので文字の部分を光がしっかりと透過してくれるというのも小さな点ですが影響は大きいと感じました。普段はライトをオンにしていませんが、少し暗い環境のなかではバックライトをオンにすることによって透過した光で文字を認識できるよいうのは視認性にかなり影響があると思います。

とはいえ、バックライトについては最近はやりのゲーミングデバイスのように虹色に光るわけではなく白単色、またあまり光量が大きいわけでもないので明るい環境だとつけていてもあまり見えないかなと思います。 

有線&2.4GHz&Bluetooth

 特に2.4GHzに対応しているということがよかった。遅延は特に感じませんでした。ドングルが収納できる場所があるというのもとてもよい。ゲームについてもライト層であれば使用できるのではないかなと感じました。

 また、BluetoothがあることによってiPadなどでも気軽に使用することができます。しかも3台まで登録しておけるというのは素直に便利だなと感じました。iPadでの入力外部キーボードナイトめんどくさいですからね、とてもありがたい。 

 有線はまぁ特に言及することもありません。2.4GHz使用時からバッテリーの残量の心配がなくなった程度

電池の持ち、電池餅

 Logicoolのキーボードなどと比べると、ライトなし100時間というのは見劣りします。ただ私の場合はそこまで問題になる時間ではなさそうです。また、この記事もすべてLofree Flow Liteで行っていますが、充電の減りはは5%以下でした。

 ガスケットマウントを採用することによって間違いなくバッテリーに使用できる体積は減っているはずなので、電池持ちと打鍵感はトレードオフなのかなと思います。 


まとめ

メリット

・ロープロファイルとは思えない打鍵感
 文章を作成することが楽しくなる。素晴らしい

・2.4GHzが使用できる
 おそらくBluetoothが使用できないようにされているような職場のPCだったりしても使用することができると思われます。
 
・比較的軽い
 持ち運ぶ場合影響大きいと思います。

・キーリマップが公式のソフトでできる
 日本語入力と英語入力を切り替えるのに使用しているのでとても大事。置き換えることができる機能についても少ないわけではないので工夫次第で使いやすさが大きく変わりそう。

・ 角度の調節機能を持っている
 多くのロープロファイルキーボードは角度を変更することができないので大きな差別化ポイントでした。打ちやすさが大きく変わるので、特に今まで高さのある一般的なキーボードを使用していた方は軽視するべきではないと思います。

・ロープロファイル
 リストレストがなくてもとても楽にタイピングを行えます。卓上のスペースも増えるので、個人的に素晴らしい革命でした。

デメリット

・値段
 ちと高いかも。機能からしても、ロープロファイルの中でも安いですが。

・色
 今回はビンテージグレーを購入しましたが、ブラックがあったらそっちがよかったかもしれない。Lofreeさん期待してます。

・ケーブルをつなぐのが右上
 有線、充電で使用するUSBーCは右上、音量ダイヤルのすぐ左隣にあります。個人的にはぜひ左上にしていただきたかった。まぁ大きな問題ではないですが

・キーリマップのソフトがMac非対応
 そのうち対応してくれると信じましょう。ただし、Mac、Windowsの切り替えなど最低限の設定はキーボード側でできます。ほかのソフトを使用してPC側で調整することもできると思いますが、やっぱり使い心地は変わると思います。

迷ってるなら購入していいと思う

 デメリットも上げましたが、個人的には購入してとてもよかったと感じています。特にロープロファイルでこの打鍵感でタイピングができるということはとても驚きのものでした。

 もちろんその場の気持ちだけで購入するにはいささか高いことは否めないですが、酔っぱらった夜に手を滑らせても全く公開することはないかなと思います。

 また、私はLofree Flowを購入していないので比較することはできませんでしたが、機能性などについてはこちらのほうが優れている点が多いと思います。ほかにも様々なロープロファイルキーボードがありますが、そのなかでは比較的安価ではあるので挑戦として購入してみることもいいかなと思います。


最後に

 長々と読んでいただきありがとうございました。実はnoteを今まで投稿したことがなく、当然今回も登校するつもりなどありませんでした。しかしながら、このキーボードを使用してとても感動して、これは様々な方に良さを伝えなければ、と感じ投稿した次第です。初めてなので不備などもあるかと思いますがご了承ください。

 この投稿で満足いく情報を得る方が一人でもいらっしゃったら幸いです。

 今後も書きたくなったら衝動で書こうと思っています。よろしくお願いいたします。また、もしよろしければ「スキ」、チップをよろしくお願いします。


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追記:慣れたら以前のキーボードとタイピングのスピードは完全に変わらなくなりました。 

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