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10年ぶりの女子旅。

※コロナ禍前のお話ですシリーズその1




1人の時間がすきで、というかリセットするために1日のどこかですきに過ごすことを日常としている。


それに気づいたのは大学生のとき。

同時期に旅行が趣味になり始めていた。


ひとり旅はもちろんすき。

じゃあ複数だとどうかというと、グループならよいが、女2人旅だと大変だ。旅行から帰ってくると、しばらくその友達と距離を置きたくなるレベルだ。


そのことにうっすら気づいてたけど、蓋をし続け、なんでも話せる間柄なら大丈夫だろうと思っていた。


24歳の頃、当時勤めていた会社の同期から旅行に誘われた。

3泊4日でリゾート地へ(今考えても長い笑)。


仲がよかったので、大丈夫であろうと軽くOKした。のが間違いだった。



詳細は割愛するが、いろんなものが重なってしまい、わたしは爆発した。爆発するしかなかった。全部彼女が悪いとは思ってない。でもなんのために高いお金を払ってこの旅行をしようと思ったんだろう、行かなければよかった。こんな思いをするなら女子旅は無理だと、トラウマ級の思い出になってしまった。


それから会社を辞め、この同期ともそもそも合わなかったんだと気づくことがあって、自然と疎遠になり、転職してしばらく経った。


その間もひとり旅はたくさんしたし、遠方にいる人に会いに行く旅もよくしていた。


友達や同期のなかで、この子となら一緒に旅行に行けるかも←行ってみたいではないってところが傷の深さを感じる…


そう思えたのは、トラウマから10年経つ頃だった。


そして、ついにわたしは10年ぶりに女子旅に行くことになった。


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彼女には全て話した。それはたいそうな旅行だったねー爆発するのも無理ないよーでも久しぶりの女子旅がわたしとっていうのは嬉しいなーゆっくりしようねー。

優しすぎるやろ。

プランはあまり決めず、温泉にゆっくり入ったり美味しいもの食べたり、アクティビティしようと、ゆるゆる2人旅だった。


楽しかったのは言うまでもない。


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宿も温泉も料理も最高やった。たまたま行ったところでロングすべり台をやったんだけど、このときは本当に嬉しすぎて、そうそうこれこれこういうの最高!つきあってくれた同期に感謝した。


楽しさを共有できるって、いいね。そして帰ってきてからも距離を置かずに普通に仲良くさせてもらっている。



旅行もどこに行くかより、誰と行くか、がとっても大事なのかもしれない。