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アロマンティックアセクシャルによる、はじめてのnote

自己紹介

こんにちは、アマナです。
身体的な性別は女で、性自認もこだわりはないですが女だと思います。
性的指向/嗜好はアロマンティック・アセクシャルです。
他者に恋愛感情を抱いたり、性的欲求を向けることはありません。
このnoteは、そんな人間の考えをつらつらと記すものです。

自分がアロマンティック・アセクシャルだと自認したのは二十歳を超えてからだったと思います。
それまでは他者に恋愛感情を持ったり、性的魅力を感じないことに何の違和感も抱かずにずっと生きていました。
恋愛話で盛り上がるような人々とは話が合わなかったので付き合いがなかったからだと思います。
ふとした時にネットでアロマンティック・アセクシャルという定義を知り、ああ自分はこれなんだなと腑に落ちました。

アロマンティック・アセクシャルの自認と事故

私がAroace(アロマンティック・アセクシャルについて、以下このように表記)であることを開示したのは、親友とも呼べる人と、男性一人です。
男性は私に告白してきた方です。
私がAroaceであると伝えると告白はなかったことになりました。

勘違いされやすいと思うのですが、Aroaceにも愛情はあります。※私の場合
他者を大事だなと思ったり、好きだなという感情はあります。
ただそれは恋愛的な意味、性的な意味を持ちません。
私は告白してくれた男性のことを好きでした。
ただその意味はその男性とは違っていて、それは彼には受け入れられませんでした。

ショックだったのは、性的行為ができないなら告白はなかったことに、という断られ方をしたことです。
私は性的嫌悪の性質も持っていて、性的行為は受け入れられません。
性的対象として見られることにも嫌悪感を抱きます。
私にとって他者を好きということは、一緒にいて楽しい・嬉しい以上のラインを超えません。
好きな人と肉体的に接触したり、性的行為をしたいとは思いません。
性的行為ができないから好きではない、と言われたときに「性的対象としか見られていなかった」という気持ちになり、かなり落ち込みました。
その男性とはかなり仲が良かったですが、今は一切の接触がなくなりました。
彼は告白がなかったことになった後も友達でいてほしいと言ってくれましたが、私は「仲良し」だと思っていた方に性的対象として見られていたことが裏切りにも感じてしまい、関われなくなりました。

今後書いていきたいこと

私が今後noteに書きたいことは、ただの日記です。
Aroaceである人間の脳を通して見た世の中のこと、考えたことを書いていこうと思います。
Aroaceのことを理解してほしいとか、Aroace認知を広めたいとか、そういう意図はありません。
世界には色々な人がいて、いろんな「普通」があります。
とあるAroaceの「普通」をネットの海に流すことで、たまたま目にしてくれた方にこんな生き物もいるんだと思っていただければと思います。

それでは。

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