【勝手にインタビュー#001】あるのはセルフラブだけ。~『MUSUBI』ロミさんに聞く~
『MUSUBI』とは、ロミさんが今年1月28日に開業したスピリチュアルサービスだ。
オラクルカード(*)を用いたZoomセッションや、ヒーリングをメインとして「本来の自分とつながる〈結ぶ〉」ことをサポートしている。
『セルフラブ』がすべて
初心者ライターのあるあるかもしれないが、ここだけの話、インタビュー中にふと、「撮れ高」が気になった。
ロミさんは、こちらが投げる質問がどんな球でも、答えが全くブレない。たとえば、
Q:新卒のとき出会った理不尽な上司に、今の自分ならどう対応しますか?
Q:旦那さんとのケンカがパタリとなくなった理由はありますか?
Q:イヤイヤ期の子どもの育児で、どんなことに気をつけていますか?
ロミさんの言葉を借りれば、それはすなわち『セルフラブ』だ。
人が生きていくうえで、何よりいちばん、たいせつなこと。
夜明け前の話
とは言え、ロミさんも生まれたときからずっと、セルフラブに目覚めていたわけではない。
ヨガの先生をしていた父の口ぐせは、「ちゃんとしなさい、人に迷惑をかけるな」だった。常に周囲を優先し思いやり、自分の気持ちは抑えこむ。それが当たり前になった頃には、自分が本当に何を望んでいるのかさっぱり分からなくなり、偏差値を気にしながら大学を選んだ。
大学卒業後は、「人前で話すのが苦手だから」という理由で営業職を志望した。気持ちを表現しようとすると、顔が赤くなり黙ってしまう自分をなんとかしたかった。
しかし、理不尽な上司のターゲットになり、指示通りに業務をこなしてもなぜか叱られて、ついには体を壊した。
家では、夫へのイライラが募る。いつしか離婚の2文字にもためらいを感じなくなっていた。いつももっと自分を大切にしてほしくて、なぜかよくわからないけれどすごく悲しかった。
忘れられないターニングポイント
そんなロミさんを変えたのは、2つのターニングポイントだった。
1つ目は、大学時代の友人に勧められ、スピリチュアル全開のセッションを受けたこと。
「印象的だったのは、『自分の内側と繋がり、自分の声を聞くワーク』をしたときのこと。私はそれまで人を優先してばかりだったと気づいた。人のことは大切にするのに、自分の気持ちはいつもないがしろにしていた。セッションを通して、これまで自分に何をしてきたのか、どんなふうに自分のことを傷つけてきたかに気づかされて、そら悲しいわな、と号泣した。」
モヤモヤの中では存在すら気づくことがなかった、自分の深くてやわらかい部分。
そこに出会わせてくれたセッションを境に、夫との関係性ががらりと変わった。それまではなんで私を大切にしてくれないの?と夫をいつも責めてきたが、
「問題の根本は、誰よりも自分自身が、自分のことを大切に扱っていなかったことだって気づいた。相手は写し鏡で、ただ私が夫の言動に反応していただけ。それがストンと腹に落ちてからは、あんなにしていたケンカもぱたりとなくなった。自分の声をちゃんと聞く、そのきっかけをくれた女性をメンターだと思っている。」
*
2つ目は、昨年12月、会員1万人を誇るオンラインサロン「ワンネスプラネット」のマルシェイベントに、出店側として参加したことだ。
愛があふれる幹事の女性のもと、55ブースの仲間たちと励まし合い、ゼロからサービスを立ち上げた。SNSを使った宣伝にも取り組み、対面スピリチュアルセッションに挑戦した。初めてづくしの経験だったが、どんな自分でも受けいれてもらえる安心感を感じながら当日を迎え、たくさんの笑顔に囲まれた。行動を起こすことができた達成感と、そこで得た自分への信頼は、何物にも代えがたいものだった。
変化のつぼみはそこ、ここに
ターニングポイントを経て、日々のジャーナリング(日記)や瞑想などの内省が日課になっていった。
自分の声にちゃんと耳を傾けるようになるにつれて、まず変わったのは夫婦関係だった。
「宗教をやるつもりなら、子どもを連れて家を出る」とスピリチュアルにアレルギーのあったはずの夫が、今では『MUSUBI』のインスタグラムを「めっちゃいいね」と褒めてくれる。いつも応援してくれて、頼んでいなくても集客アイディアまで練ってくれるようになった。
*
子どもとの関係性も、以前とはまったく違う。
通っているリトミックで、ほかのお友達がきちんと座っている中で、ひたすら床に寝転がる我が子に小さなストレスを感じていた。「皆に迷惑がかかる」と無理やり立たせて参加させようとすることもあった。
しかし、“完璧じゃなくてもいい、どんな私でもいい”と自分に許可が出せるようになった今は、「ほんほん、寝転んでたいんやな。ほな、そうしとき。したいようにしてたらいいんだよ」と驚くほど自然に受け止め、遠くから見守るようになった。どっしりと肝が据わった母にありのままの自分を受け入れられ、子は心が満たされたようだった。しばらく寝転がることを楽しんだあと、自分からリトミックの輪の中に入っていった。
*
そして、自分を表現することにも抵抗がなくなった。
今、インスタグラムには、スピリチュアル全開で素直な思いを綴るし、顔出しもする。学生時代に友人から「自分のこと可愛いって思ってるでしょ?」と聞かれて、自分の顔を好きだと言ってはいけないんだ、とどこかで蓋をして生きてきたが、勇気を出して顔を出すと「めっちゃ楽しそう!」「自然体でかわいい」と沢山のポジティブな声をもらった。
オンラインサロンで公式選抜メンバーが発表されたときには、投稿で「選ばれなくて悔しい」と嫉妬してしまう本音をそのまま自己開示し、多くの共感や応援のコメントがついた。そして大切な友人がメンバーに選ばれたときには、お祝いしつつも「集客ズルイわ」と本人にあっけらかんと伝えた。
感情を抑えこみ、自分の本音を無視して他人を優先してばかりのロミさんはもういなかった。
『MUSUBI』に咲く、笑顔たち
顔をくしゃくしゃにして笑う、すっぴんの美しさが際立つひとだ。
自身のスピリチュアルサービスである『MUSUBI』のインスタグラムには、子どもと街を歩く日常の一コマや、自然を背景に笑顔で飛び跳ねる写真が並ぶ。スピリチュアルサービスの案内としてはちょっぴり珍しい部類の、ラフで自然体な笑顔が眩しい。
「そのままでいいんだよ」って言われてる気がした
実際にセッションを受けてみたひとにインタビューすると、
「ロミちゃんは、変に作り込んだりしないのがいい。オーバーなリアクションもしないし、ただフラットにそこにいて、静かに真っ直ぐ話を聞いてくれる感じ。基本明るく振る舞いがちな私だけど、そんなことしなくても、ただそのままのあなたでいいんだよって言われてる気がして、本当になんでも話せた。」
「瞑想への誘導がイメージしやすくて心地いい。不安の原因を探ろうと一緒に自分の内側に入っていったら、さみしさだけじゃなくて怒りの感情に出会って本当に驚いた。自分ひとりでは、あの領域には到達できなかったと思う。」
「風みたいに軽くて透明な空気感がとても好き。ヒーリングも受けてみたい。」
たったひとつの、大切なこと
ロミさんがMUSUBIで体現したいことはシンプルだ。『セルフラブ』。それだけ。
本来の自分につながる安心感、幸福感を知ってほしい。
その場所さえ自分で掴めたら、いつでも自分の声を聞くことで、そこへ戻ることができる。愛を循環させていくことができる。
セルフラブには、弱点がひとつだけある。
「人からいくら言われても、本で読んでも、自分で体感しないと分からない。自分自身で、自分の本当の声に気づくことがなにより大切。」
ブレない思いを胸に、自然の中で自分を整え、自身のサービスに磨きをかけている。
自然体のロミさんのセッションで、そのままの飾らない自分に会いに行こう。MUSUBIで本当のセルフラブに触れたなら、きっと人生が変わるから。
\オンライン・オフラインの瞑想会も企画予定!/
↓↓↓詳細は、『MUSUBI』 Instagramから↓↓↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?