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秋じゃなくて、冬なのだが。
最近急に寒くなった。つい最近まで夏のような猛暑だったのに、秋を通り越して冬になった。昨晩、さすがに凍え死ぬかと思って、押し入れから毛布を取り出したほどだ。
天気予報を見た。僕が住んでいる地域では、週末には最低気温が10度を切るらしい。そうなれば、本当に冬である。ちなみに、気になって北海道の予報を調べてみると、週末の最低気温が3℃になっていた。正真正銘冬だ。
急に寒くなるのは勘弁だが、個人的には、冬はわりと好きな方だ。重ね着できるので、おしゃれな着こなしがラクだし、僕の大好物の鍋が美味しい季節だし、なんといっても温かいコーヒーが美味しい。いつもはアイスコーヒーしか飲まない僕も冬になると、さすがにホットで飲む頻度が増す。
僕は以前、スタバ店員をしていた。約3年間、レジ打ちをしたり、仕込みをしたり、ドリンクを作ったりした。コーヒーに詳しいわけではないけれど、コーヒーの勉強もさせてもらった。コーヒーの美味しさや楽しみ方も知った。
正直に言うと、入るまでコーヒーの知識なんて何一つ知らなかった。豆を挽いてコーヒーを淹れるくらいは知っていたが、豆の挽き方で味が変わることやコーヒーの淹れ方にも多種多様な器具があり、それによって味や香りが変わることを知ったのは、店員になってからだ。
それから、このコーヒーはドーナツと相性が良いとか、シナモンロールと合わせるとマッチみたいな「フードペアリング」という楽しみ方も知った。みんなで案を出し合って楽しんだり、それをお客さんにオススメしたりした。なつかしい。
そしてなにより幸運だったのは、僕が働いていたお店はリザーブ店だったことだ。リザーブというのは、正確に言うと、スターバックス リザーブの略で、スタバの特別なブランドの名前だ。リザーブ店では、他の普通のお店と違い、希少な豆やドリンクを提供している。だから、僕のスタバでの3年間は、つねに美味しいコーヒーに囲まれていた。
お店に入ると、おしゃれなBGMが店内を響きわたり、新鮮なコーヒーの香りに包まれる。それから、バックヤードに入り、スタバ店員になる準備に取り掛かる。緑のエプロンを着て、その日のコーヒーのテイスティング。そこから、スタバでの一日が始まる。
僕のスタバでの楽しいひと時は、一人ひとりのお客さんとコーヒーの話をしたことだった。お客さんの好きなコーヒーを聞いて、自分なりにオススメしたり、逆にコーヒーについて詳しいお客さんには聞き手に回り、コーヒーの魅力を伺ったこともある。
今でも、コーヒーは僕の身近にある。毎日必ず口にすし、コーヒー豆を選ぶ時間も楽しい。コーヒーの香りに癒されるし、寒い日々のお供になる。
最近急に寒くなった。つい最近まで夏のような猛暑だったのに、秋を通り越して冬みたいだ。でも、温かいコーヒーが手元にあれば、身も心もあたたまるだろう。
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今年の noteフェスというお祭りに参加して、「noteに来て本当によかった。つづけてきて本当に良かった。」と思えました。より一層noteのことが好きになりました。そのことを記事にしています。ご覧あれ!!
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