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noteの新機能が凄すぎた。
少しまえ、「note8周年事業発表会」が行われました。その様子は、noteの公式YouTubeチャンネルで見ることができます。今回は、そこで発表されたnoteの新機能やnoteのクリエイターの取り組みについてまとめていきます。
noteの街の住人が500万人を突破
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noteの会員登録数が500万人を突破しました。もちろんnoteは会員登録をしていなくても、検索やSNSなどを通して閲覧することができます。
しかし、CEOの加藤さんは会員登録をしている人の数を重要な指標として見ているそうです。というのも、会員登録者はnoteをネットの活動拠点として利用している人のことを指すからです。要するに、noteのヘビーユーザーです。
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加藤さんは、大切にしているもうひとつの指標として、スキの数をあげていました。そして、なんと、累計の総スキ数が2.6億回を記録しました。実際、スキの数が創作のモチベーションにつながりますよね。
またnoteでは、記事を投稿したりする以外でも、読み手としてスキを押しに来る人もクリエイターと呼んでいます。まさに、noteは、「誰もが住める、創作の街」なのです。
noteコンテストから書籍化、映像化へ
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noteでは企業とタイアップして、noteコンテストが催されています。今回の事業発表会では、漫画家のかっぴーさんの『左ききのエレン』や松本千秋さんの『38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記』が紹介されておりました。お二方とも書籍化、ドラマ化が決まりました。すごいです。
クリエイターの収益について
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noteではこれまでクリエイターの収益についてあまり発信していませんでした。今回の事業発表会ではじめての公開となります。
実際、noteを書いて収益を得ている人は10万人を突破しています。さらに、2021年における年間売り上げTOP1000に入るクリエイターの年間の平均売り上げは、667万円だそうです。
2019年と比べると、2倍以上に増加しています。noteの街が活性化するにつれて、収益も伸びているわけです。
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また、累計売り上げで1億円以上を出しているクリエイターは、28人もいるそうです。これは、夢がありますね。ホント凄すぎ。
新サービス「noteメンバーシップ」
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さて、本題に入りましょう。今回の事業発表会で新たに「noteメンバーシップ」が紹介されました。これについて、CXOの深津さんの説明が分かりやすかったので、引用させて頂きます。
noteには、今までもサブスクリプションとして「マガジン」という機能がありました。こちらは、毎週、毎月など定期的な期限を決めてユーザーに読み物のコンテンツを配信するという、そういったコンテンツです。今回新しく始まるのは、このマガジンをより多くの人たちに拡張したような機能として「noteメンバーシップ」という、色々な使い方で月額サブスクリプションができるサービスを開始させて頂きます。
先ほどお話したように、今ままでnoteのマガジンの機能というは、比較的長い文章を書けるクリエイターさん、あるいは、定期的に文章を書けるクリエイターさんに大きくフォーカスされていました。けれども、私たちnoteのミッション「誰もが創作をはじめ、続けられるようにする」というように、もっともっと広い方にも色々なサブスクリプションの手段、あるいは収入の手段が使えるようになることが必要だと考えていますので、定期的に文章を発信しなければならないという縛りをなくして、より広い使い方で使えるもの。会員になってくれれば大丈夫とか、イベントで使えるであるだとか、ファイルの配信、ゲームの配信といったことにも使えるという風に、より広く誰もが継続収入を得られるようなクリエイターになるための手段として、今回のサービスが位置付けられています。
つまり、これまでは文章を投稿することで対価を得るという縛りがあったけれど、その縛りをなくして、例えば、自分たちのメインの活動(ファンとの交流、講義、セミナー、リアル店舗での販売など…)の対価として収入を得たいという人の要望にも応えているわけです。
次に、メンバーシップ活用の5つのケースが紹介されていたので、シェアします。(もちろん、あくまで例なので、規約さえ守っていれば、使い方は自由です)
ケース1. ファンクラブとして活用
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ケース2. 作品データを配布する
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ケース3. セミナーを公開
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ケース4. リピーター向け特典
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ケース5. コンテンツの収益化
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また、メンバーシップの特徴は、他にも、まだまだあります。掲示板で交流ができたり、料金プランを複数作ることもできたりもします。詳しくは、note公式のページをご覧ください。
2022年夏にリリース!!
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そして、なんと、「noteメンバーシップ」は、2022年夏にリリースします。もうすぐですね。楽しみです!!
今日はnoteの新機能についてお話しました。それでは、また明日!!
次に読むなら
次に読むなら、この記事がオススメです。去年に行われた「note7周年事業発表会」での内容を記事にまとめています。ぜひ、今年と比べてみてください。
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