感性とは

感性とは選べるものではないから実際には感覚的に良いと思えるかそうでないかというところにしか宿らない。無意識に自らの感性を選ぼうとしてしまっている人が多いように感じる。経験値やプライドが偏見を生み、自らの感性も蝕んでいくというふうに感じる。そういう状態は非常に不健全だと感じる。だって、自らが在るべきところではないところを在るべきところだと思い込み、当然のようにそこに在ろうとしているのだから。それはとてつもない向かい風を身体全体で受けながら平均台に片足で立っているようなものだと思う。しかし、無意識の内での出来事である為、当人は原因不明のただただ何故だかわからない苦しみを味わい続けることになる。何が言いたいかというと「なるべく純粋で居ようや皆の衆」ということである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?