もう恋で頑張りたくないとき

2021年2月15日 15:39

頑張りすぎて、キレた私

彼のために、彼女のために。もう何も頑張りたくない！と思うこと、ありませんか？特に、愛が空回りしてしまうようなとき。

私は、ありました。それは、大好きだった人から、返信が来なくなってしばらくしたときのことです。

ものすごい怒りが上がって来たんです。

そんな気持ちになり。そして、しばらく気持ち的に引きこもりました。もう絶対に期待なんてしない。愛したくない。と。

私は心理学を学んで長くなっていたので、会っているときも、知っている心理学テクニックを無意識に取り入れていました。「忙しい彼は放って置く」、「してほしいことはオーダーする」、「してもらったら、とにかく喜ぶ」...。

これらはセオリーとして間違っていないと思うのですが、私の問題は、セオリーを守ろうとするあまり、自分の気持ちがお留守になっていたことでした。気負いすぎていたし、頑張りすぎていたのだと思います。

魅力的でいなきゃ。負担にならないようにしなきゃ。笑わなきゃ。興味を引かなきゃ。と、本当になきゃだらけでした笑

その結果が音信不通だったので、プツンと切れてしまったのです。

☆

そう。私。反動でブチ切れてしまうくらい、頑張っていたんですよね。いまは、我ながらなんて可愛いんだろうって思います笑。大好きだったんだなぁと。

もう何も頑張りたくない！というときは、

彼、彼女のために、めちゃくちゃ頑張ってたあなたはいませんでしたか？これは、恋愛に限らず当てはまることかもしれません。家族に対しても、仕事に対しても。です。

昨今、ネットや本などでいろいろなテクニックが紹介されています。でも、こういうテクニックを自分を押し殺してまで駆使すると、やっぱりどこか苦しくなってしまうのだと、身を以て感じました。

やっぱり、恋愛をうまく行かせる基本のキは、そのままの自分を出すこと、なのかも知れません。テクニックはあくまで、オプションなんですよね。

頑張りすぎは、実は相手にも影響を及ぼします。特に男性は、「好きな女性に喜んで欲しい」、「喜ばせられる自分でいたい」と思う優しい生き物なので、好きな人が無理をしたり、我慢している姿を見ると、「自分が彼女を苦しめている」なんて思ってしまうことがあります。これが、罪悪感です。

この罪悪感を意識できていないことも往々にしてありますが、罪悪感を感じた男性は自分を悪いものだと感じ、半ば無意識的に罪悪感を感じる対象から離れたくなってしまうことがあるのです。

全ての男性に当てはまるわけではないかも知れませんが、突然音信不通になる男性。特に自立して、一人で頑張って来たような男性には、こういうタイプも少なくないようです。

仕事が忙しくなると、彼女を喜ばせてあげられないのが苦しいんですよね。苦しいなか、彼女が無理して笑ってくれたりした日には、申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまうのかも知れません。

そもそも仕事をバリバリ頑張る人は、裏に「頑張らないとお役に立てない」なんていう、これまた優しい気持ちを抱えてたりするんですよね。

男も女も、頑張っている。その結果がすれ違いになってしまうのは、何とも切ない話だと思うのです。

そうならないためにも、まず自分が一番幸せでいられる方向で努力する。

これが一番大切なのかも知れないですね。