明日に架ける橋~Bridge Over Troubled Water~
“Bridge Over Troubled Water”
そう、それはまるでかつてのサイモン&ガーファンクルのように
“Knocking a stone bridge before crossing it”
そう、それは人々の心をそっと紡ぐ魔法の赤い糸
その昔、人々は強く願った
〝この川の向こう岸に辿り着きたい〟と
そうして架けられた橋はやがて人々のコミュニケーションの場となり、詩歌や絵画や映画などの芸術の題材となり、また幾多の伝説や伝承を生んできた
「木」は果たしていつから「橋」に変わるのだろう
向こう岸まで繋がった時?
初めて人がその上の道を渡った時?
…いやきっと人々がそれを“橋”と呼んだ時
この橋は一体どこからきてどこへと続いていくのか
その答えは何人たりとも知らない
ただ一つたしかなことがあるとすれば
この見果てぬ道の向こうにはそう、きっと
溢れんばかりの笑顔と喜びが待っているのかもしれない
たかが橋、されど橋
きっと天ヶ瀬温泉街を繋ぐ朱き橋はこの先も皆の姿をそっと見守り続けることでしょう
…
Like a bridge over troubled water
I will lay me down
…
今日も明日も明後日も
心に一本の橋を━━━
桶の旅人
…
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