【前日談】自転車のオートライトを黙らせたくなった男
アマミンどんはなぜオートライトを黙らせたくなったのか
おやっとさあです。おいはアマミンどん。
自転車のオートライト、うざくないか?
自転車のオートライトはうざい!!
\うるさい!/
本当だからだ!!!!
──数ヶ月前、徒歩で飲みから帰る彼女が心配になり、迎えに行こうかと提案するも「あたし酔っ払ってるから、バイクにタンデムだと落ちる」と遠慮されてしまったことがある。
今思うと、彼女なりの優しさだったり面倒な気持ちもあったのだろうが。 彼女の事が大好きで、「あなたの事がこんなことをしてしまうくらい好きなのです」ということをアピールするため、バイクがダメならば隣を歩いてやろうと自転車で彼女の元へと赴いた。 我ながらアホである。
そして自転車をかっ飛ばし彼女と合流。
「なんで自転車で来たのww」そりゃあバイクはダメって言われたからです。
そうして、ぼくは彼女をキャリアに乗せて2人乗りを……
とは行かないんだな、これが。
というのも、我々の住んでるところは山のてっぺんにある町。
電動アシストの無い自転車ではまず一番下からてっぺんまで漕ぎ続けるのはほぼ不可能で、ましてや2人乗りなんかしたら一漕ぎ目で2人同時に負傷は免れない。
ていうか、クロスバイクなのでキャリアが付いていない。
自転車は必然的に押していくしかないのである。
あ、ちなみに彼女の家はぼくの家から徒歩1分の距離にある。 帰る場所はだいたい同じ。 ええやろ。( ¯﹀¯ )
……と、ここまで読んで、タイトルを見てこのnoteに来た人は「何こいつ、自転車のオートライトをオンオフするための知識を授けてくれるんじゃあないのか? 惚気話ばっかしやがって、このスカタンが」と思うかもしれないが、全くその通りで、否定できない。 ぼくはいま非常に惚気けている。
だが、落ち着いて欲しい。
ここからが本題なのだ。 いやまあ、彼女との会話がオートライトのオンオフに関わってくるので、惚気話が終わるわけではないがもう少し聞いて欲しい。
というわけで、自転車を押しながら彼女の隣を歩いていたそのとき。
オートライトのオンオフをしようと決心したセリフが、ぼくの耳に移住した。
「ライトチカチカして酔うんだけど……消せないの?」
スイッチを探した。なかった。
ぼくの自転車についているのは、ママチャリとかについてるオンオフできるやつ(ライトをオンにすると発電機がホイールをかすめて発電してペダルが重くなるやつ)ではなく、ホイールの中に発電機が入ってて発電し、ペダルも重くならない、いわゆるオートライトと呼ばれるものをつけていた。
夜になるとつくやつとか色々種類はあるけれど、ぼくの自転車についていたのは昼夜問わず常にライトをつけてくれるやさしいやつ。
このライトが自転車を押して歩くとそれはもう鬱陶しい。
どのくらい鬱陶しいかと言うと、ちょっとでも気を許すとめっちゃ喋ってくるオタクに気に入られてしまったくらい鬱陶しい。
というのも、発電量が回転数に直結するので押して歩くレベルだとずーっとチカチカチカチカするのだ。
ママチャリのライトなら消せるが、こいつはオートライトなので消せない。
いや消せない方が消し忘れとかライトつけないマン←バカアホゴミカス
の対策になるからいいんだけどね。
本編(組み立て開始)はこちら。