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移住は、覚悟を決めることから始めよう【移住、そのとき。-1-】

「そうだ、南の島に移住しよう」

と、思い立ったものの、どこからどう始めれば良いのやら。

そんなスタートから移住するまでに、なにがあったのか。今思えば、どうすれば良かったのか。

そんなことを振り返るnoteをシリーズでのんびり書いていきたいと思います。まず今回は「移住する前に整理・確認しておいた方が良いこと(良かったこと)」についてまとめます。

これから地方や離島に移住したいと考えている方に、なにかの参考になれば幸いです。

移住先のイメージを明確にする

「なんとなく地方に行きたい」

みたいなイメージだと、次のアクションの難易度が高すぎます。情報収集しないといけない量が膨大になるし、計画立てられないし。

なので、まずは移住先とか、地方に移住してどんな生活したいのかとか、そのイメージを明確にすることがオススメです。

山奥がいいのか海辺がいいのか。一定規模の都会までどれくらいの距離がいいのか。農業や林業や漁業など、取り組みたい仕事がなにかあるのか…などなど、イメージが具体的であればあるほど、移住先の候補を絞り込めます。

そんなこと言われてもなあ…と思う人は、まずWebでざっくりとした情報を集めて考えてみるとか、とりあえずイベント行ってみるとか、がオススメです。

ちなみに我が家の場合は「一定規模(市があるレベル)の南の島」というのが条件でした。医療や教育をはじめとする住環境が整っていて、僕の仕事(インターネットの高速回線が使える)と奥さんの仕事(美容師)が成り立つこと。

もうこれだけで候補一気に絞り込めます。っていう感じ。詳しくはまた別の機会に…。

先立つモノはあるか確認する

引っ越しやなんやかんやと、お金はかかります。車が必要になったりもしますし…。

ただこれは、移住先をどこにするかによっても大きく変わります。残念ながら僕たちの場合は離島への移住なので、引っ越し代(コンテナ輸送)だけで50万円くらいかかりました…。

もちろん、家具家電を現地調達するとかすれば、もっと引っ越し代はおさえられますし、離島じゃなければもっと安く済みます。

一方で、引っ越してから仕事を見つけたりする場合だと、その間の生活費とかも見込んでおかないといけません。

移住して何が起こるか分からないので、ちょっと余裕を持った金額を準備しておくことも必要です。

それらを踏まえて、自分がイメージする移住先に移住するために金銭面で問題がなさそうか、確認しておくことがオススメです。

とにかくスケジュールを立ててみる

スケジュールを立てるというか、「いつ移住する」というイメージを自分の中で明確にし、そこから逆算して計画を立てていくのがオススメです。

主なステップは以下のようなところでしょう。

・情報収集&現地調査
・移住先の選定
・移住に必要な調整(仕事・現在の住居…etc.)
・移住先での生活準備(住居の確保・仕事探し…etc)
・移住実行

そして、計画を立てるときにあわせて、移住前に調整しないといけないことを洗い出して、「いつまでに何をしないといけないか」整理しておくと後が楽です。

ちなみに我が家の場合は、最速の場合4ヶ月くらい情報収集し移住先を決め、そこから2ヶ月くらいで引っ越し等もろもろを片付ける…予定だったのですが、実際には情報収集は4ヶ月くらいですが、その後の引っ越しまわりのもろもろに6ヶ月くらいかかりました。

ゴールを明確にしておかないと、モチベーションが続かなかったり、情報収集しているうちに状況が変わって移住できなくなってしまったり、中途半端な状況が続いて負担がかかる…なんてことも。

まあ、これも大体想定どおりには進まないという前提で、にはなりますが…。

譲れるモノを決める

いろいろと調査していくと、理想通りの場所や生活というのはなかなか手に入らないという厳しい現実だけが突きつけられる…ということもままある話です。

なので、移住によって「本当に手に入れたいモノ」が何なのか、自分の理想から「譲れるモノ」は何なのか。

そのことを整理しておくと、その後の情報収集や、移住先の選定などをスムーズに進めやすくなります。

逆にそこが整理されていないと、いちいち「ここ悪くないんだけど…」と考え込んでしまい、時間を浪費してしまう原因になっちゃうような。気がします。

僕の場合は「南の島で暮らす」ということ以外はだいたい譲れるモノだったので楽でしたけど。

覚悟を決める

あとは、自分また家族がいる場合には家族を含めて、どれくらい移住したいという意思があるのか。移住によって失うものも当然多く出てきます。それらを飲み込んで、それでも前に進む覚悟はあるのか。

いちばん大事なのは、ここじゃないかと思います。

移住する意思や覚悟が決まっていない、あるいは揃っていない状況であれば、べつに無理にするもんじゃないですからね、移住なんて。

逆に覚悟が決まっているのであれば「善は急げ」です。覚悟をもって動き始めれば、あとのことは大体なんとでもなるもの。

覚悟が決まったその時こそ、移住のスタートラインに立ったといえるのかもしれませんね。


この度は私のnoteをご覧いただき、本当にありがとうございます! これからも移住や働き方、南の島ってぶっちゃけどうなの?といった話をのんびりレポートしてまいります。 スキや感想のコメント投稿、サポートなどいただけると、とってもうれしいです。今後ともよろしくお願いします!