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移住最大の難敵は、離島への引っ越し…?【移住、そのとき。-8-】

住居が決まったら、いよいよ引っ越しです。

が。住居が決まったとて油断はできません。なんにしてもお金がかかる離島への引っ越しは、そのことが移住自体の最大の問題となる場合も少なくありません。

そこで今回は、離島への引っ越しが普通にイメージされる引っ越しとどう違うのか、横浜→奄美大島の引っ越しと東京界隈で近距離の引っ越しを経験した立場からご紹介します!

離島への引っ越し方法、主な選択肢は2つ

離島といってもその島によるとは思いますが、基本的に選択肢は以下の2つになると想定されます。

1. 移住先の島への引っ越しに対応してくれる会社に依頼する
2. 身の回りの荷物だけ宅急便などで運び、家具・家電等は現地で調達

1.の場合には移住先の島によって変わるので、どの会社がどれくらいの費用で対応してくれるのかを調べることが必要です。意外と対応してくれる会社が少ないことに絶望することもあり得ます…。

2.の場合には引っ越し自体は身軽に行えますが、その後の家具・家電の調達をどうするかは事前に計画を立てる必要があります。また、その調達の費用が結局引っ越し代の代わりにかかってくるカタチとなります。

どちらがいいかは1人で引っ越すか家族で引っ越すかによっても変わってくるかと思いますが、基本的にはどちらかを選ぶことになるのではないかと思います。

対応してくれる会社に依頼して引っ越す場合

結論、我が家は奥様の「冷蔵庫はこれがいい(今使っているものを使いたい)!」という鶴の一声で、横浜の家(2LDK)にあった家具家電はすべてコンテナ輸送することにしました。

基本的には以下の3ステップを踏むので、引っ越し3回分の費用がかかると思うとだいたいつじつまが合います。

①家→港
②港→港(船便)
③港→家

ちなみに、我が家の場合は荷物が多かったのでざっくり50万円くらいかかった記憶があります。夫婦2人でも持っていけるものをまるっと持っていこうとした結果それくらいかかってしまったわけなのですが、金額を下げたければ、結局荷物の量を減らすのが一番です。

②のコンテナサイズで料金が決まる他、①③のトラックの台数&人数が減らせるかがポイントになります。あとその他でいうと③を港まで自分で荷物を引き取りに行くという方法もあったような…。

いちばんの注意点は、引っ越しに日数がかかるということ。①~③のステップに我が家の場合は1週間以上かかりました。荷物を出して、人間は奄美大島の新居に翌日には到着したのですが、荷物は全然到着しないという…(しかも、船便なのでそもそも港に入る日の都合や、天候による遅延が起こる可能性も考慮に入れる必要があります)。

生活用品や家具家電などが1週間手元にない状態で生活しなければならなくなりますので、その間どうするか、事前に計画を立てておくことが必要です。

身の回りの荷物だけ運び、家具・家電などは現地で調達する場合

引っ越しにどうせ費用がかかるのであれば、引っ越し業者に頼まないといけないようなサイズのものは潔く買い直すというのも手です。

ひとり暮らしの場合は特にこういう手が取りやすいようですし、家電などはそもそも家が変わると使えないケースもあるので(設置できない、家のドアを通過できない、など)、そういうものが多そうな場合は思い切ってしまうのも手です。

ちなみに、奄美大島の場合はヤマダ電機があるので、知り合いはもともと住んでいた地域のヤマダ電機で発注し、受け取りを奄美大島に設定していました。

自分でなんとでもなるものはAmazonでも楽天でもいいとして、冷蔵庫とか洗濯機とかのような大物で設置まで依頼しちゃいたい場合は、そういう手も賢いと思います。

また、家具や一部の家電などは、地元のリサイクルショップで調達してコストをおさえているケースもあります。

離島への引っ越しは計画的に

別に離島への引っ越しではなくても、引っ越しは基本、計画性が必要な気はしますが。

ただ、離島への引っ越しの場合、やり始めてからなんとかするのがさらに難しく、リカバリーしづらいという特性があり、費用も高くなりがちです。

引っ越しについては思ったよりお金がかかるし、予想より不便なことが起こり得るということを予め理解した上で、移住への挑戦は計画的に。

この度は私のnoteをご覧いただき、本当にありがとうございます! これからも移住や働き方、南の島ってぶっちゃけどうなの?といった話をのんびりレポートしてまいります。 スキや感想のコメント投稿、サポートなどいただけると、とってもうれしいです。今後ともよろしくお願いします!