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ドキュメンタリー オブ 蓮ノ空応援note【蓮ノ空ラブライブ!大会】

上記の記事の制作過程とかまとめたnoteです。おふざけ無しです。


はじめに

書こうと思った理由

って思ってるから


コスト

なにもかも(企画・執筆・撮影・出演・小物作成・買い出し)を1人でやったのでめちゃくちゃ時間かかりました。

かかった時間はだいたい実働で80時間くらいです。2週間くらい余暇時間の全てをこのnote作成に宛ててました。普通に社会人なんで平日は退勤後4,5時間、土日は10時間稼働くらいしてたんでだいたいそんくらいだと思います。

小物制作・・・・・50時間
撮影・・・・・・・10時間
編集・・・・・・・10時間
買い物・・・・・・3時間
プロット立案・・・3時間
note執筆・・・・・3時間

覚えてないけどたぶんこんくらいです。


かかった金額はだいたい2.5万円でした。ディストハーモニアのマントとGB(グリーンバック)と撮影用の脚立以外は全て100均で買ったもので作ってます。

GB・・・・・・・・・・・・1万円くらい
マント・・・・・・・・・・1000円くらい
工具や用具・・・・・・・・総額3000円くらい
絵具とか布とかの材料・・・総額1万円くらい
CD・・・・・・・・・・・・4000円くらい

覚えてないけどたぶんこんくらいです。



プロット立案

全体

まず初めにシナリオを考えました。

そもそものnoteの趣旨的にはラブライブ!に出場する蓮ノ空を応援しよう!というものだったので、それに準じる形でなんかおもろいことできないかなと考えていきました。

はじめはnoteのタイトルにもあるように色んな奇抜な方法で応援してる様子を収めてオシマイにしようとしてたのですが、それだけだと弱いし前回の蓮noteを超えられないなと感じたので画が強い戦闘シーンを挿れることを検討しました。

一見意味がわからない戦闘シーンが実は蓮ノ空を応援することに繋がっていたというどんでん返しを用意したかったので、「ラブライブ!大会を破壊しようと目論んでいる怪人とラブライブ!を護ろうとしているヒーローの戦い」を軸にしました。遍くアニメがそうであるように、ただ正義と悪が戦うだけだとおもんないので、悪(ヴィラン)のサイドに情状酌量の余地をもうけたいと思いました。そういう時は往々にして、ヴィランもヴィランなりの正義に根差して悪事を為していることにすればキャラクターに深みが生まれます。そこで、「ラブライブ!を破壊することが(実態はどうあれ)蓮ノ空を守ることにつながる(と思っている)」モチベーションを用意することにしました。

ここまで決まればあとは前座で何種か応援しといてヒーローと怪人の戦わせて終わりです。


前座

前座の応援パートはオモコロのこれらの記事を参考にしました。

はじめてこの記事読んだときにめちゃくちゃ感動したのでオマージュ的なことがしたいな~という想いがありました。「み」「ん」「な~!」とかビラ配りとかはそのまんまです。

ビラ配りだけして戦いパートに移ると「いったいなんだったんだ…」感が出てしまっておもろくなくなるのでもう一つくらい何か前座がほしいと思いました。「応援」といえば「旗」、そこで「ラブライブ!の優勝旗を横断幕にする」ことができればラブライブシナジーあるし画も強くていいんじゃないかと思い、横断幕を振るシークエンスを挿れることにしました。

公式サイトの画像読み込めなかったのでAmazonのリンク貼ってます

本当はもっとわかりやすくしたかったので、お世話になった先生が電車で出立するときに学童たちが横断幕を掲げている感じを再現しようと思い、「横断幕を掲げて走っている俺を電車の中から撮影」したかったのですが、一人だとどうしてもできないので諦めました。


キャラクターデザイン

ヒーローと怪人の設定をそれぞれ考えていきます。

蓮ノ空でヒーローといえば「ノンフィクション・ヒーローショー」なので「ヒーローさまのお出まし」で変身するというアイデアはすぐに浮かびました。そこでCDを使って変身することにすればいいのでは、せっかくCDを使うのであればCDに応じた力を使えるようにすれば…と連鎖的に設定を練っていきました。それぞれのアイドルの歌う歌詞を力にするので容姿も能力がわかりやすいものにしたいと考えて各アイドルのアイコンを身体に纏うというビジュアルに落ち着きました。

ほんといえば最終的に各アイコンが1つに融合して巨大な力を使えるようにしたかったんですけど時間がなくて諦めました。

怪人はマジでChat GPTに訊いたまんまです。

前述したラブライブ!をめちゃくちゃにするモチベーションを作るために「未来から来た自分」というキャラクターにすることにしました。

自分と自分が戦うということで当然お互いがお互いの行動を取りうるので、なんとなく「逆だったかもしれねェ・・・」のカット挿れたけど蛇足だったかもしれねェ・・・


小物制作

横断幕

作るのに最も時間がかかった小物です。

「フェルト」「絵具と筆」「絵柄と文字が印刷された型紙」「デザインナイフ」「突っ張り棒」「布テープ」があれば作れます。

1 フェルトを張り合わせる

だいたい2mx1mくらいのサイズにしたかったのでセリアで買った60cmx60cmのフェルトを6枚買って布テープで張り合わせました。

2 型紙を用意する

型紙用意用のアプリで画像を5x6に分割してセブンイレブンで30枚印刷しました。

元画像だと優勝旗に「LoveLive!」「VICTORY」の文字が被っていてデザインが隠れているので、そこは自分で描きました。

3 型紙を張り合わせて絵柄と文字を切り抜く

CanDoで買ったデザインナイフで絵柄と文字を型紙から切り抜きます。ものすごく神経を使う作業です。丸1日使いました。

4 切り抜いた型紙をフェルトに貼って着色する

型紙に両面テープを張ってフェルトに張り付けて着色します。写真は水彩絵の具で塗ったせいで全然色が載ってません。アクリルガッシュか油絵具じゃないとフェルトに色載らないっぽかったんで途中から急いで買いにいったら油絵具って数日間乾かないってしらなくて撮影時点でも全然渇いてませんでした。

真ん中が油絵具、右上がアクリルガッシュ、右が水彩です。水彩世界ではなく、アクリルガッシュ世界でやっていきましょう。

5 淵を整える

両面テープの残骸を使って線の淵を綺麗にしていきました。

完成形がこれです。よくみなくても全然元絵と違うんですが雰囲気一緒ならええかおもって投げました。

6 突っ張り棒を取りつける

布の端巻いて布テープで突っ張り棒取り付けました。マジで適当。


アイコンとラブライブレード

各アイコンの艤装です。

1 デザイン作成

身体のどこにどの艤装を取り付けるか決めてめちゃくちゃ簡単にデザインを考えました。花帆と綴理も立体にしたかったけどうさぎとぺんぎんを立体にするの難しすぎて辞めました。慈と小鈴も終ぞ最後まで納得いかなかった。

2 段ボールで立体形成

段ボールを切り貼りして立体化していきます。後になって思ったけど前面に布テープを張るべきじゃない。絵具べりべりはがれるし、不格好だし。もっと内側にのりしろをつくって接着したりして作るべきだった。ディストハーモニアの頭は反省を生かして内側で接着しています。

瑠璃乃はただの直方体の段ボール使った。

ラブライブレードもといAmazon剣

3 着色

ひたすらに塗っていきます。さやかとか瑠璃乃にはカラースプレー使ってます。

完成形がこれ。BB素材の墓場みたいになってる。


ディストハーモニアの装備

いうて頭部だけです。ChatGPTが壊れたメトロノームのようにしろっていうのでメトロノームの被り物を作りました。針の部分は竹串、おもりは粘土で作ってます。

マントはAmazonで1000円。なんか彼岸花のイキってる服と靴は私物です。


ベルト

ベルトをどのようにして作るかは難問でした。なんとなく光りながら回転してほしかったのでLEDが搭載されたハンドスピナーを買ったは良いものの、「ハンドスピナーとCDケースを接着させつつ回転させる」方法が長らく思いつかず撮影の直前まで悩んでました。

そこで、ハンドスピナーの片側にペットボトルのキャップを接着し、ペットボトルの蓋の平面にCDケースを接着しました。そしてもう片面をベルトに固定することで、CDケースを回すことができるようにしました。

CDケースの中央がペットボトル蓋の平面と接着されています。


ビラ

20分くらいでibisPaintで作りました。ダサい方がわかりやすいと思ったのでダサくした。

ディストハーモニアによって変化させられたビラは「優勝」の反対で「敗退」にしちゃったけどディストハーモニアは別に敗退させたいわけでないのでnote公開した後にやってしまったなぁ…って思った。



撮影

そもそもの話、全部1人でやんないといけない以上、撮影に2人以上必要な画は撮れないのでその制約の下で画を考えていきました。

撮影場所に清州城を選んだのは家から近くて華があるからです。あとディストハーモニアが実は未来からきた自分であることの伏線を張りたかったので清州城に魅入るディストハーモニアの画が必要だったから。

一人だと写真1枚撮るだけでも上手く撮れてるかどうか全然わからないので無限にトライアンドエラーする必要があります。

カメラロールこんなんなってます。

奇抜な格好して屋外で奇行しないといけないので当然親子連れや散歩してる老人にじろじろ見られるハメになりますが慣れるしかないです。

奇行の度合いが強いほどみんな遠巻きになるので撮影自体はやりやすくなります。


動画像を合成する必要があるのでグリーンバックを部屋に展開して屋内撮影を行いました。2mx3mのグリーンバック買ったけどこれだと全然サイズ足りてませんでした。高さ3mは必要。

真後ろがゲームの壁なのでぶつかって倒壊しないか怖かった。



編集

画像の編集には「ibisPaint」「iPhoneのデフォルトの写真編集機能」、動画の編集には「Aviutl」、動画のGIF化にはiPhoneのアプリを使ってます。

時間かければ終わる作業はいいけどエフェクトとかそもそも動画素材がないと成立しない画がいくつかあったので素材の収集にかなり時間を使いました。

そもそもの動画編集技術が未熟なので一番妥協したところでもある。


総評

及第点レベルのものはできたけど妥協に次ぐ妥協を余儀なくされた。ほんとはもっとパースが効いた撮影をしたかったし、ブーケストラぱーくやディストハーモニアの技にも迫力を出したかった。一つ一つの構成要素を妥協すると結局全体としておもんないものができてしまうのでもっとちゃんとやりたかった。



感想

完走した感想ですが、応援noteを作る決心をした時期がだいぶ遅かったのとプレーオフの開催が1/26に決まったせいで実質的に締め切りが早まってキツかった。時間かけたからといってクオリティが上がる保証もないのですが・・・

作り終わったあと毎回2度とこんなもの作りたくねえって気持ちになるけど時が経つと忘れてまた作ってしまう。

驚き桃の木山椒のキックの呪いをみんなにかけたい。

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