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【分割版】ボカロとかいうクソデカい物語の主人公『初音ミク』【その5】

※本noteは、7.4万字も書いたせいでnoteがクラッシュしてスマホで読むことができなかった以下のnoteの分割版その5です。内容は同一ですが、有料部分は元noteにのみ付属しています。

■前回


kz

 kzの力は絶大である。ボカロ黎明期から活動を続け、ついにはGoogleとコラボするにまで至った彼のことを知らないボカロ厨はまずありえない。ボカロに明るくないオタクでも「livetune」というサークル名、そして曲を聴けば「あぁこの人かぁ~」と理解することだろう。

 kzを語るなら、やはりこの曲から語り始めなければならないだろう。

 『Packaged』はkzのデビュー曲であり、VOCALOIDの可能性を大きく広げた一曲である。
 「初音ミクがオリジナル曲を歌ってくれました」とあるようにテンプレート的なタイトルや、初音ミクの立ち絵が貼り付けられた簡素なサムネと、ボカロ黎明期の流儀を完璧に踏襲したこの曲は、しかし早くも「初音ミクの想い」を歌った歌詞となっており、また聴き触りの良いサウンドと調教も相まって「ただの人工音声」としてしかボーカロイド(初音ミク)をみていなかった彼らの認識を一気にアップデートした。

 特に語ることはないが『ストロボナイツ』と『ファインダー』も聴きな。

■ストロボナイツ

■ファインダー

 ボカロ黎明期といえばまだカバー曲や素人レベルの楽曲が多く、個人製作であるという事情を加味してもなお「ボカロ楽曲」は「曲として低レベル」であるというように考えられていた時代だ。そんな中で、一般音楽と比較しても遜色ないこれだけのクオリティの楽曲を作ってきた事実にkz氏の底知れなさを感じる。

 kz氏といえばProject DIVAにも数多くの楽曲が収録されている。『Yellow』は「初音ミク -Project DIVA- 2nd」の発売に合わせて書き下ろされた楽曲である。

 ポップな曲調の中で"君"のために"歌を止めない"と初音ミクの信念の強さが描かれている。ここまで45000字以上にわたってこのnoteを読んでくれている読者ならもうおわかりかもしれないが、マジでこういう曲が好き。『Packaged』では"わたしの歌声 届いているかな"と模索していた彼女から一歩前進し、大切な"君"、つまりボーカロイドを愛する人たちに宛てて、歌を歌うということに使命を見出した初音ミクの曲であるところの『Yellow』、なんか聴いててたまに泣く。

 『Weekender Girl』も「初音ミク -Project DIVA- f」のタイアップソングであり、実力派ボカロPである八王子Pとのコラボ楽曲である。

 サビの爆発力が凄まじく、DIVA fの中でもとりわけキャッチーな曲となった。DIVA fって曲数少ないけどマジで曲は良いんだよな。曲数少ないけど。

 そして冒頭に記したGoogleとのコラボである。『Tell Your World』はGoogle ChromeのCMムービーのために書き下ろされた一曲だ。
 CMソングなので、当然お茶の間に流れる。当時はボカロ全盛でありながら、ボカロ全盛であるがゆえに非-ボカロ厨にまでVOCALOIDの存在が知れ渡り、理解の示され無かった時代である。"お茶の間ブレイカー"などと揶揄され、一部のボカロ厨たちからすらもお気持ちを買った経緯もある。しかし、そんな恥知らずの事はもう言うな!

■CM本編

■MV

 このCMに込められた数多のクリエイターの想いを、Googleの想いを、曲を作ったkzの、そして初音ミクの想いを"お茶の間ブレイカー"だなんだといって冷笑する恥知らずは口を紡げ!
 "ボカロはニコニコ動画とかいうアンダーグラウンドの片隅でひっそりやってたからいいんであってわざわざ地上に広めるようなことを云々"などといった講釈はもう垂れるな!

 『Tell Your World』この曲が作られ、そして世界的大企業であるGoogleがプロモーションに懸けたこの経緯が意味するところを、想いのアツさを感じられないオタクの言うことはもう知らん!俺はもうこの10年間ずっとこの曲で泣いてるよ。『私の時間』のところでも言ったけど、これも一つの"祈り"なんですよ。有名になった、だからこそバッシングを食らい、逆境に立たされた初音ミクに、それでもなおクリエイターの、そしてボーカロイドを愛する私たちの想いを載せて羽ばたいてほしいという"祈り"。
 再三になるが今では世間からボーカロイドに対する嫌悪などすっかり薄れて、当たり前の一音楽ジャンルとなった。それ自体は喜ばしいことだが、『Tell Your World』の、まだ初音ミクに対する風当たりの強かった時代にこのCMが作られ、そしてテレビを通じて世界に発信されたこのアツさだけは知っておいてほしい。ボカロ吟遊詩人として。


wowaka

 12曲と決して多いとは言えない曲数だが、それにしてもこんな全曲良曲なことってあるんだ。wawoka氏の曲はほんとうに良い曲しかない。

 もはや聴いたことがない人この世にいないんじゃないか、そう錯覚するほどに『裏表ラバーズ』は完全な完成度を誇る楽曲だった。

 再生回数は2023年3月9日現在で956万回再生。驚くべき数字だが、曲の完成度の前では投稿から13年経った今でもまだ神話入りしてなかったんだと少なく感じるほどだ。
 『裏表ラバーズ』でwawoka氏を知ったボカロ厨は多く、私もそんな遍く当時のオタクの中の一人だ。シンプルなモノトーンのサムネイルからは想像することのできなかったハイペースかつ高密度なサウンドは抜群の中毒性を持っている。
 当時はそれこそ一日に30回は聴いていた。まだポータブルプレイヤーなんて持っていなかった時代、デスクトップPCの前に座して、イヤホンを取り付け、そのハイテンポに酔いしれる。まさしく中毒状態であった。
 音ゲーで叩くことができたら楽しいことはもはや言うまでもなく、そして言うまでもなくDIVAに収録されており、加えて言うまでもなく楽しい。

 EXTREMEの難易度はDIVA最高難易度の10を誇る。wawoka氏特有のモノトーンなサムネイルによる世界観は初音ミクのモジュールと文字と幾何学的な模様を多用したMVによって見事に表現されている。筆者は『裏表ラバーズ』に恋しているのでどうしてもDIVA Arcadeでこの曲をクリアしたくて一日に50連コ以上したことがある。努力の甲斐あって今では問題なくクリアすることができるようになった。代わりに練習用に使っていたPSPのボタンは死んだ。

 『裏表ラバーズ』を語るうえでこちらの動画も外すことはできない。

 『ロストワンラバーズ』と銘打たれたこの動画はNeru氏の楽曲『ロストワンの号哭』と『裏表ラバーズ』のマッシュアップ動画である。2013年当時、筆者はこの動画で「マッシュアップ」の存在を知った。誤解を恐れずに言ってしまうと、まさか異なる二つの楽曲を合わせるだけでここまであらたな魅力を引き出すとは。学校に行くと高校のオタク連中は『ロストワンラバーズ』の話で持ちきりだった。そんなミーハーなオタクも今ではSound Cloudで日夜REMIXやマッシュアップをdigり続けるコアなオタクへと成長してしまいました。

 一生『裏表ラバーズ』の話してしまうのでそろそろ次に行こう。『ローリンガール』も『裏表ラバーズ』に負けず劣らずハイテンポな楽曲であり、そしてこちらも劣らずDIVAで叩くと難しい。というかwawokaの曲は全部ムズイ。
 ボカロは機械の甲高い音が苦手で聴くことができないという人も少なくないなかで、ボカロ・高音・ハイテンポと三拍子揃った本楽曲がここまで聴きやすく耳に馴染むのはなぜだろう。私が聴きすぎているだけでなく、wawoka氏の手腕によるところが絶大である。

 初音ミクがまるで不安を誤魔化すかのように全てを破壊し、乱れるように踊り歌うDIVAのMVも好き。ただ最後の落下するとこは画面ブレ過ぎてマジでノーツ見えなくなる。

 信じられないほどクオリティが高すぎてなにも言えない曲というのがある。「VOCALOID神話入り」している楽曲は一つとしてその例に漏れないが、全てのボカロ楽曲の中で4番目という驚異の再生回数をたたき出した『ワールズエンド・ダンスホール』をはじめて聴いたときはなにも手につかなかった。

 もはや言葉を尽くす必要はないだろう、クオリティが高すぎる。ボカロが低レベルとセットで語られていた時代の面影はもはや残っていない。
 全体を通してセリフと状況説明で構成されている、まるで小説のような楽曲である。しかしなんたらプロジェクトの名を冠したボカロ曲とは違い説明臭くない。冒頭から最後まで実に爽やかに歌いきる。そこには、"ホップ・ステップで踊ろうか"と歌詞にもあるように、踊った後の爽快感のようなものすら感じられる。

 そしてDIVAでは実際に踊っている。

(超どうでもいいけどバスが突っ込むところ『ダンガンロンパ』の〇〇〇〇〇〇・〇〇〇〇〇〇さん(ネタバレ配慮)のおしおきっぽいなってずっと思ってる。ほんとにどうでもいい。)

 『ワールズエンド・ダンスホール』から1年経ち、11曲目の楽曲投稿となった『アンハッピーリフレイン』も絶大な人気を集め、再生回数は2023年3月9日現在、633万回再生を記録している。

 そして以降6年間、wawoka氏は楽曲投稿を辞めてしまう。

 「wawokaが新曲を投稿した」その知らせは既にボカロ厨を引退していた私のもとへまで届いた。

 マジで暴走族神が還ってきた時の気持ちだった。「"幻想(ユメ)"じゃねえよな・・・!?」と涙を流し、すぐにニコニコ動画へと"帰国"した。
 もはや淫夢動画プレイヤーと化していたニコニコ動画を開く、100億年ぶりに選択する。日時ランキング、「VOCALOID」の項目。そして聴く。

 マジで還って来てた、オレ達の"黄金時代(オウゴン)"が。

 2019年4月5日、突然の訃報により、wawoka氏が31歳の若さで亡くなったことを知った。ニコニコ動画は悲しみに包まれ、『アンノウン・マザーグース』は事実上、wawoka氏の遺作となってしまった。しかしwawoka楽曲が色あせることはない。抜群の音楽センスと世界観の構築の成功によって、多くのボカロ厨にとってwawoka楽曲はまるでボーカロイドにおける実家のような居場所になっていた。
 「そういえば最近聴いてないな」そう思い出してふと、wawoka楽曲を視聴し、その才能に脱帽する。その経験が私の中にwawoka氏の存在を鮮明によみがえらせるのだ。


cosMo(暴走P)

 機械音声であることを批判されがちなボーカロイドであるが、機械音声ならではの利点というものもある。例えば「人間には出すことが困難なほどの高音」や「歌うことが不可能なほどの高速な歌唱、スキャット」などであろうか。
 そんな機械音声の強みをこれでもかと活かし、一躍ボカロ界隈の大御所となったのがcosMo(暴走P)だ。

■原曲

■LONG VERSION

 cosMo(暴走P)といえば今でも「消失ストーリー」の印象が強いのではないだろうか。説明するまでもなく『涼宮ハルヒシリーズ』をオマージュ元とした一連の楽曲群である「消失ストーリー」は共通して歌唱が凄まじく早い。
 2曲目の楽曲投稿となった『初音ミクの暴走』も、タイトルに「喋ってもらった」とあるように既に一般人には歌うことが困難なテンポをしているが、今聴くと「あれ?こんなもん?」と思わずにはいられない。こんなん安全運転やで。

 しかし、『初音ミクの暴走』(消失ストーリー)にはcosMo(暴走P)別ベクトルの「楽曲のストーリー性」という特徴が既に多分に表れている。cosMo(暴走P)はしばしばストーリーのある楽曲を制作することでも知られる。例えば「少女の空想庭園」シリーズなどにその特徴は顕著であるが、正直筆者はあまり聴いてこなかったので語る言葉を持たない。
 『初音ミクの暴走』や、本人によるスピンオフ楽曲『鏡音レンの暴走』など、VOCALOIDのキャラクター性をふんだんに用いてストーリーを構築しているものが多い。

 正直、"痛い"曲であると言わざるを得ないが、意図的に痛い楽曲を作っているということも明らかであり、若い頃はこの痛さに身を委ねてクラスのみんなでよろしくやっていた。内輪ノリの極地みたいな曲だ。

 さて、「消失ストーリー」と名を冠しているほどなので、当然『初音ミクの消失』なる楽曲が存在する。

 「あれ?なんか微妙に違うくない?」と感じたあなたの感想は正しい。普通「初音ミクの消失」というと『初音ミクの消失 -DEAD END-』の方を指す。上記動画は、『初音ミクの消失 -DEAD END-』の元となった曲なのだ。

 「初音ミクの消失」には様々なバージョンが存在する。これはなぜか。「消失ストーリー」は、先ほど述べたように、VOCALOIDのキャラクター性からストーリーが構築されており、『初音ミクの消失』から"深刻なエラー"が発生した彼女の運命がそれぞれ分岐しているからだ。
 再生回数は文字通り"桁違い"で、「消失」の原曲が2023年3月9日現在で52万回に対して、「DEAD END」はなんと1058万回再生。「VOCALOID神話入り」を果たしている。
 「初音ミク -Project DIVA-」にも収録されており、当時はそのBPMの高さからボス曲として機能した。

 その他、「太鼓の達人」用に書き下ろされた『初音ミクの消失-劇場版-』、これまでとは違った空気感を有する『リアル初音ミクの消失』と異なるバージョンが存在する。

■初音ミクの消失-劇場版-

■リアル初音ミクの消失

 歌詞を検索してもらえればわかるが『初音ミクの消失-劇場版-』はもはや人に歌わせる気がなくなっている。
 「太鼓の達人」に収録された際は★9とcosMo(暴走P)にしては穏やかな難易度となっていた。しかし譜面の最後の方はcosMo(暴走P)楽曲であることを超高速で流れるノーツで表しており、いつもここでフルコンを逃します(怒)。

 『リアル初音ミクの消失』に関してはこれを『初音ミクの消失』の別バージョンとして紹介するのは間違っているかもしれない。2011~2015年あたりにかけて最盛を迎えたボカロ文化も次第に下火となっていき、世間ではまことしやかに「オワコン」だと囁かれだした。まさしく"初音ミク"が、世界から"消失"する事態となった。『リアル初音ミクの消失』は、そんな無責任にカルチャーを使い捨てるオタクたちに向けたアンサーソングとなっている。

 それでは話を「消失ストーリー」に戻そう。
 「消失ストーリー」を全部説明していると余白も時間も足りないので私の独断で的を絞っていく。

 『∞』は同じくcosMo(暴走P)の楽曲『0』から始まる物語の終着点だと言われている。叩きつけるようなピアノのガチャガチャしたサウンドとハイテンポなドラムが心地よい。僕は曲は早ければ早いほどいいと思っている音ゲーマー脳なので、cosMo(暴走P)楽曲の中では『∞』が一番好きです(そうですか)。

 豆だが、『0→∞への跳動』という明らかに『0』および『∞』を意識した楽曲も存在する。

 こちらは「初音ミクの消失-小説版-」のために書き下ろされた曲となっており、読みました。正直小説の出来は...面白いボカロ小説あったら教えてください(曲はね、良いよね)。

 聴き終わった後の充実感という評価基準から言えば『初音ミクの分裂→破壊』は一聴の価値がある。
 初音ミクには『初音ミク・アペンド(MIKU APPEND)』という追加音声ライブラリが存在する。甘く、囁くような声が特徴の「SWEET」や、緊張感のある張り詰めた感じの声色が特徴的な「SOLID」など、オリジナルの声を合わせると全7種類の歌声を持つが、『初音ミクの分裂→破壊』ではその全てのライブラリーが使われている。これにより、まるで合唱を聴き終わった後のような充実感をもたらすのだ。

 謎にもったいぶってここまでとりあげなかったが『初音ミクの激唱』が与えた衝撃といったらそれは凄まじいものだった。

 "最高速・最高圧縮の喜びの歌"と主コメにあるが、まさしく(『初音ミクの消失-劇場版-』など歌うことを想定していないものを除けば)最高圧縮の名にふさわしい、密度の高い楽曲である。
 やはりこの曲はDIVAなしでは語れない。「初音ミク -Project DIVA-」でボス曲を務めた『初音ミクの消失』を塗り替えたのもまた、cosMo(暴走P)であった。
 つべこべ言わずにDIVAの譜面を見るのが早いだろう。

 家中にあった全てのPSPのボタンがぶっ壊れた上に腱鞘炎になった。僕も完走までは頑張ったけどこれ以上PSPを調達できないのでクリアは諦めました...
 筆者はDIVAをfおよびFまでしかやってないがクリアできなかった譜面は「激唱」だけなので桁違いに難しかったことがお分かりいただけるだろう。
 ちなみに『初音ミクの激唱』は太鼓の達人にも実装されている。裏譜面までご丁寧に用意されており、ご想像の通り密度がすごい(しかしこれでも太鼓の達人の中では簡単なほうだという...)。

 さて長く続いた「消失ストーリー」も一応の終点を迎える。文字通り、『終点』で。

 正直言って筆者はストーリーじたての楽曲の臭さが苦手で、あまりその類の曲は好みでないが、それでも6年近く続いた消失の軌跡がここに完結したという事実は感慨深い。ていうかなんなら泣きそうになる。こっちは『終点』まで5年近く聴いてきてんねん、ボーカロイドを。小説まで読んでんねん。

 初音ミクの誕生から消失、そして終点というとこれはもう一つの人生である。ボカロ黎明期から初音ミクと真摯に向き合い、彼女の人生を語ってきたcosMo(暴走P)は、ボカロPであると同時にテラーでもあると言えるだろう。


■COLUMN⑱

【早口の歌】

 「早口の歌」はオタクにとってお手軽な異常性の開陳方法である。テレビ局はボカロ特集を組むとなるとこぞって「cosMo(暴走P)」の曲をピックアップし、オタクが『初音ミクの消失』をカラオケで歌っているさまをまるで見世物かのようにお茶の間に披露した。しかしそれも仕方ない。人間社会で生きることの許されないオタクは、芸の一つでも身につけなければ存在を看過してはもらえないのだ。お手・お座り・『初音ミクの消失』、一般人が避けて通る超高速の歌をそれなりの完成度まで仕上げることで一芸を為し、彼らを喜ばせることでなんとかボカロ厨は存在の権利を有していたのだ。
 加えて、ボカロ厨の間においても「cosMo(暴走P)楽曲を歌うことができる」というスキルは一つのステータスだった。声も出ない『メルト』やあまりにも歌われ過ぎた『マトリョシカ』に満足していてはならないと危機感をもった歌い手志望のボカロ厨たちは一芸を為すために、『初音ミクの消失』に果敢に挑戦し、全員舌を噛んだ。

救済

■次回


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