プロクリエイトペン職人の制作備忘録。
こんにちは。
よにです。
突然ですが、今までデジタルイラストに関して敬遠していた部分があり、
以前まではipadはもっていても全く使っていませんでした。
今までのイラスト
別にベタ塗りが悪いわけではないです。
デジタル特有の「ぬめり」みたいなものが苦手で
単色でベタ塗りしていました。
そのせいで奥行きがうまく表現できていなかったです。
線の馴染ませ方もわからない。
既存のペンも配布されているペンもなんだかしっくりこない。
そこで、自作を決意しました。
これがつくりたい!
私が求めていたものとしては
描き心地は3B、4B程度の鉛筆くらい
柔らかめでのばしやすい線も色塗りもぼかしも全部一緒がいい
透明度さえいじればある程度グラデーションもできるといい
デジタル特有のぬめりのあるツルッとした厚塗り感はできればいらない
(テクスチャがある感じがいい、もこもこ感)
そんなかんじでした。
わがままです。
ブラシ制作はこちらの記事を参考に作成させていただきました。
そして作ったのがこちら
ブラシのシェイプも1から作成し、
書き味の調整も全て自分好みに調整して作成しました。
シェイプ作成時にはイラレ&フォトショを使用しました。
クレヨンや鉛筆のもこもこ感を意識しながら作成してみました。
かなりいい感じで自分でも大満足です。
大量に作ったのでそちらはご支援いただいた方へのおまけとして
配布することにしました。
自作して気づいたこと
手間がかかる
とにかく手間がかかります。
作っては描いて修正して読み込んで。
無配してる方はすごいなとおもいました。自分の手癖にあったものが作れる
手間はかかりますが、その分のリターンは大きかったです。
手癖に合わせて調整して
自分の弱い部分を補えるものが作れたと思います。
実際に使ってみたらこんなに変わった!
今まではパキッとしか塗れなかったですが、
もこもこ&やわからめテクスチャのペンを作ることで
奥行きのある、ほんわかした雰囲気を表現することができました。
また、こちらの絵の装飾に使用している
ハートのラインのようなものも全て自作して配布してみました。
己で道具をつくるのも一つの手
イラスト描くときに面倒な表現をブラシで先に作っちゃうのもありです。
私は面倒なフリルやキラキラも作成してデッキに組み込んでます。笑
なんとな〜〜くしっくりこなかったりするなら、
自分自身でブラシを作るのもありだなと思いました。