モラハラだったのね①
2年間お付き合いしていた方と別れました。
これ以上ないってくらい、苦しんだし、モメたし、いろいろありすぎて
心身ともに疲弊の極致でしたが、ようやく離れることが出来て、自分を取り戻しました。
冷静になった今、何かとても納得いかない、モヤモヤしたものが残り
いったい何だろう、という思いがあったのですが、最近
「あれは、モラハラだった」
という事に気が付き、すべてにおいて納得がいきました。
2年間、それに気が付かず、ずいぶん悩んでいました。
ストレスで体調を壊し、威圧され、恐怖で委縮し、支配されマインドコントロールをされかかっていました。
幸いにもそれに気づいて抜け出せたのは、ひとえに周りの友達や親の助言でした。
誰に相談しても、
「それはおかしいよ、そんなんじゃ幸せじゃないよ。ずっとそれ続けるの?」
と言われてきました。
それでも、もちろん好きという気持ちがあるので、良い部分はあるし、正論ではあるし、私のことを思っていってくれてるんだし。良くなるかも。という思いがあり、なかなか自分から断ち切ることができませんでした。
もうこの時点で、精神的に病んでいたと思います。
反抗するのに疲れた、言う事を聞いてさえいれば、一緒にいられる。
でもそれに染まらなかったのは、私が自分のことを大事にしていて、自分のやりたいこと、好きなことに対する情熱を捨てきることまでできなかったからです。
それらすべてから切り離されそうになり、それはどう考えても無理だ、できない、と悟りました。
彼は私を変えようとしました。まるで教師と出来の悪い生徒のようでした。100かゼロ思考の人だったので、やるか、やらないか、の選択を再三、迫られました、出来なけれは最初からするな、できない奴は社会から外れた落伍者だ。そんな奴、だれも必要としない。
ただ、捨てられるのが怖くて、この先ずっと独りぼっちで生きていくのは嫌だ、これをやめたらもう後がない、と刷り込まれていました。
ほんとに自分のことを大事に想ってくれていたら、相手を傷付けるようなことをするだろうか。ずっと傷付いて、苦しんで、体調も壊し。
今から思えば、一緒にいて楽しくなかったし、ただ神経をすり減らしていただけだったと思います。ひどくなる前に別れられられなかったのは、やっぱり未練もあり。いや、何度も別れる場面はありましたが、私が依存してしまっていたのも原因だったと思います。
今までのことを、冷静に振り返り、分析し、心の整理をつけて、
ネガティブなことを笑い飛ばして、私らしく、私の人生を生きるために、この体験談を綴っていきたいと思います。