「なにもしない」のが一番良いの?
舛添知事の一連の騒動で、「政治資金規正法」なるものがザル法だ、改正すべきという声があちこちから聞こえてきますが・・・
この問題ってまんま日本のサラリーマン思考が原因やんけと思いました。
別に最近になって可決された法でもあるまいに。これまで、「この法律めっちゃおかしくない?」と考えた議員さんは沢山いたはず。
でも、今回の舛添さんセコい問題が取り沙汰されるまでは、この法律が変わらず存在し続けてたってのが本当にコワイ。
守られた立場にいる人は、特に自分の居心地が良い環境を壊されることを嫌いますね。
「変えよう」という人が出てくると、
「お前の考える仕事じゃない。」「後々大変だからやめておいたほうがいい。」「新しい仕事が増えると皆んな困る」
とかいわれて火を消しにかかる。
立場が弱いから、何も変えられないんだ。変えるためには偉くならないと!と思って、頑張って偉くなった頃には、自分の仕事がしやすい環境が整ってきていて、結局「いっそなにもしない」のが一番メリット高いことを悟ってしまう。
「変える」ための活動を続けるのにはほんとに体力と精神力が必要ですね・・・。
わたしは、自分がなにもしない星人になることが一番コワイし、絶対にやだ。