自律神経失調症がつらい
自律神経失調症の話をします。けど、別に改善方法とか書いてるわけじゃなくてただただ「こんなにつらいんだ〜〜!」と言いたいだけの記事です。悪しからず。
自律神経失調症とは何かというと、簡単に言えば興奮・緊張を司る「交感神経」と、安静・リラックスの「副交感神経」のバランスが崩れることにより身体に不調が現れるというもの。調べてみると本当に様々な症状が出るようで、その多さにびっくりします。
昔からそのへんが弱かった自覚はなんとなくあるので、体質的なものかもしれません。中学の頃は部活での人間関係や受験のストレスで下痢三昧。大学時代は就活がうまくいかなかったり、4年にもなると休みが多すぎるせいで生活リズムが崩れて不眠症に。
社会人になった今はというと、フワフワとするめまい、耳の詰まり感、血の気が引いて失神しそうになるなどの症状に悩まされています。歩いていたり座っているときに一瞬ぐらっと頭が揺れる感覚が気持ち悪い!突然片耳がこもって聞こえなくなる!嫌だー!
働けないほどではないけれど、慢性的に不調、みたいな。調子がいいかと思うと急に違和感が襲ってきたりするので常に不安感があります。
今年の6月の終わり頃、不眠が悪化して3時間ちょっとしか眠れなくなり、日中もドキドキと動悸がしてきてしまったので心療内科にかかりました。
心療内科で診察・検査をしてもらった結果、精神的な病気ではなく自律神経失調による身体の問題でしょうとのこと。軽めの抗不安剤を処方してもらい、寝る前に飲むことで睡眠は確保できるようになりました。
自律神経失調症でなによりつらいのが、いくら検査をしても結果は「異常なし」なこと。わたしは血液検査、心電図、脳血管MRI、耳鼻科で聴力や鼓膜の検査などをしましたが特に何も見つからず。でも、実際にめまいや耳鳴りは起きている。適切な治療法がわからず対症療法で凌いでいくしかない。
「実は難病なのに見逃されているのでは…」と考えてネット検索ばかりしてしまうこともありました。(危険!)きっと、このごちゃごちゃと考えすぎる性格がより悪化させてるのだと思います。
自律神経に関する書籍を何冊も買ったけれど、結論はいつも「規則正しい睡眠・食事・適度な運動、そしてストレスを溜めないこと」。それはそう。
本に言われたとおり、朝は日光を浴びて水を一杯飲み、週に3回は運動をして、睡眠も平均7時間ほど取っている。しかし良くならない。
ストレスと言われてもそんなに心当たりもなく…むしろ、この体調不良自体がめちゃくちゃストレスになっている気がします。
そんな日々が続くと、「こんなことなら、ちゃんと名前のある病気にでもなって手術や薬で一気に治しておしまい!のほうが楽じゃん!」思ってしまうことがある。これはいけない。
病気を患って闘病していくことと、原因不明の不定愁訴に悩まされるのはきっと別物の絶望感。同じなのは、いつ治るのか?そもそも治るのか?という不安。
だから逆に、自律神経失調症で悩んでる人に対しても「身体は健康なんだからいいじゃん!」とは言わないでほしいよね。
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今は、近所のかかりつけの内科で漢方薬をもらっています。主な症状に低血圧が関わっているみたいなので、今度は紹介状をもらって大学病院の神経内科に行く予定です。どうなるかな。
あ〜〜あ。元気になりたいなあ。つらい。