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ワイルド・スピード/スーパーコンボ『ワイルド・スピードというよりもはやワイルド・マッスル』映画感想

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作品名:ワイルド・スピード/スーパーコンボ
評価:4/5
放映日:2019/08/02
監督:デヴィッド・リーチ
主演:ドウェイン・ジョンソン/ジェイソン・ステイサム

というわけで、ワイルド・スピードシリーズ9作目にしてスピンオフ作品。
初見はずっと前なんですが、最近また見直したので感想を書いていきたいと思います。
シリーズキャラが殆ど出てこなかったり、カーアクションが殆どないので、シリーズファンやカーアクションがみたい人は注意が必要。
逆に過去のワイルドスピードシリーズを見てなくても楽しめる作品になってます。
じゃあ何があるかというと筋肉アクションとコメディ。
もはやワイルドスピードというよりもワイルドマッスル。
筋肉&筋肉&筋肉、そしてハゲ&ハゲ&ハゲ。
メイン二人が見れば一目瞭然な良質アクションに加えて、コメディのやり取りと間が絶妙。
本編見終わるまでに複数回声出して笑うくらいには面白かったです。
あと字幕よりも吹き替えの方がニュアンスにコメディ色が強く感じたので、個人的には吹き替えの方がオススメ。
脚本が一部シチュエーションとアクションを優先させるために無理があると感じる部分があるのは残念。
ただアクションメイン映画だからそこまで気にはならないけど。
あとテーマの一つに家族の絆を描いてるのはとても好き。
筋肉アクション目的で見れば十分に満足できる良作映画なので、オススメの作品です。




以下本編感想、ネタバレ注意。





テロリストからウイルスを強奪する作戦でスタート。
強奪成功したところを、今度は別の集団に襲撃される。
手のひらで銃弾受け止めるのやべーな!

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分割画面で主役二人のご機嫌な目覚め。
ワイルドとスタイリッシュで対象的な演出。

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情報収集に拠点襲撃。最初からご機嫌なアクションだなあ。

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タイトルコール。
娘と家族団らんのホブス、母親に面会するデッカード。
からの仕事の依頼。

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二人の喧嘩に巻き込まれて椅子投げられる職員さんかわいそう。
ハッティの自宅のギミックが秘密基地みたいでかっこいい。
ホブス対ハッティ、デッカード対襲撃者で格闘アクション。
力のホブス、技のデッカードって感じでどっちも見応えあっていいよね。
「思考より肉体に、多くの知恵が宿っている」
「その言葉、ブルース・リー?」
「違う、ニーチェだ」

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捏造っぽいセリフだけど一応似たようなこと言ってるのねニーチェ。
娘と電話してる裏で職員がボコられてるのがシュール。

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なにこのイケメンリボルバー……。

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エティオン襲撃。
空中ジャンプからの壁走りアクションが凄え。
騙して飛び降りさせるデッカードとか、ホブスが車に落下してるあとでエレベーターから降りてくるデッカードとか、ちょいちょい挟まるギャグが面白い。
カーレースシーンもだけど作中全体で流れるご機嫌なBGMが最高。

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順番に割れてくサイドガラスが綺麗。
「腕力使ったら?(煽り)」
「っ!(対面バイクドライバーキャッチ、からのポイ捨て)」
「……やるじゃない」
情報操作で指名手配される二人。
二人を勧誘しろと無茶振りされるブリクストン。
飛行機でロシアに行くことに。
「みんなに好かれるんだ。友達がいないお前とは違う」って言われてめっちゃ傷ついてるデッカードかわいい。
唐突に登場する航空保安官。とても優秀に見えないけど優秀で笑う。
火炎放射器で脅迫される博士かわいそう。

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モスクワ到着。

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仕切ろうとするデッカードをポイ捨てするホブス。

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二手に分かれて侵入からの左右コント大好き。
まあそのあと即捕まるんだけど。
「電気ショックは三回与えると死ぬ、お前らでも四回が限界だ」(嘘)
そもそも電気ショックに耐える回数が増えるってどんな理屈だろう……。
金属製の椅子ブチ折るホブスは最強か?
助けてもらえない博士かわいそう……。
対ドローンカーレースアクション。

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ドリフトトレーラーアタック!
トレーラーの荷台で戦うのって男の子だよね。

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ウイルス抽出マシンを修理するためにサモアへ。
航空保安官の長話を中断するためにホブスのスマホポイ捨てするデッカードが酷いな!
実家に入るの躊躇うホブスを煽るデッカードの台詞がユニーク。
それはそれとして殴るられるか賭けるのはやめてあげなさいよ。

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「でも痩せたね、ガリガリじゃないか」で声出して笑った。
これでガリガリだったら人類の99.99%は骨と皮だけですよ。
背中が開かれてるブリクストンマジ痛そう。
「あたしがウイルスを自分に打って一つ良いことがあった」
「ああ、なんだ」
「あなたが故郷に帰れたこと」
ドヤッ。ってうっすらラブコメの波動を感じる。
銃が捨てられて、槍と棍棒だけになってるの無理すぎでは?
手袋あるからって逆ハックするのは無茶すぎだと思うけど、細かいことはまあいいか!
「衛星からのシグナルをブロックできるのは6分間だけ」
6分だけかー……。
「気が変わらないよう唇を封印した」←素直になれない女子か!
修理成功させるお兄ちゃんすげー。

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筋肉祭り開催のお知らせ。
兄弟&兄妹コンビネーションいいよね。
ところですっかり外が明るくなってるけど6分は…?

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ヘリコプター一本釣り!
ブリクストン「今日は休め」

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「頼むぞ兄貴!」「任せとけ!」
車四台連結が全部違い方法なのいいよね。
一台ずつ釣り上げられたカウンターに一台ずつニトロ発動してくの滅茶苦茶燃えるよね。
「武器が再起動しました!」
ずいぶん長い6分だったな!
車吹っ飛ばすドラム缶地雷やべー。

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ヘリと綱引きするのやばすぎる。
最強改造人間の倒し方が、「俺が殴られてる間にお前が死角から殴る」って脳筋すぎる。

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「クリプトナイトを喰らえ!」
後ろの岩が砕けてるのヤバい。
機械よりも人の心が大切っていい話をしているようなそうでもないような…?
知らないオッサンと話して露骨に次回へのヒキ。
最後の青空が綺麗だけど晴れ→雨→晴れで天気滅茶苦茶変わってるな!

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「ここを出ましょう」←それでいいのか?まあいいか!
2つの家族がどっちもまた一緒になってめでたしめでたしになる結末大好き。
ロック「ゲーム・オブ・スローンズ終わるって」
……?
この作品に限らないけどエンドロールにネタ仕込んであるの好き。
最後に空港の仕返しをしてめでたしめでたし。



最後に、
アクションとコメディ両方で満足できるこの映画。
スーパーコンボの邦題どおり、お前が殴られてる間に俺が殴るって頭の悪いラスボスの倒し方が大好き。
好きなシーンは「でも痩せたね、ガリガリじゃないか」と二部屋潜入コント、ドリフトトレーラーアタックと開戦の宣言、あと「クリプトナイトを喰らえ!」。
最後のふたつの家族が対面するシーンもかなり好き。
家族の絆いいよね。
あと全編通してBGMが素晴らしい。
一部流れと設定に無理があるように感じたり、露骨に次回へ続くって感じのオチだったり、サブキャラの語りが若干冗長に感じたりしたのがちょっと残念だけど、アクション映画だしまあいいよね。
素手で銃弾弾いたりするブリクストンがヘリ墜落後から肉体的に弱体化してる気がしたのは結構違和感あったけど。

色々書いたけど総評するとかなり好きなアクションコメディなので制作決定してるらしい次回作に今から期待です。

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